400mハードルメダリスト為末大選手の本です。昨日深夜、本屋で立ち読み中に見つけて購入しました。
前半は走ることの技術について。「日本人が」速く走るにはという視点に納得しました。
私が中学生のとき、陸上競技マガジンなどでも、カール・ルイスのように走るにはという視点で解説がなされていました。全国の中学・高校でもも上げが行なわれていたと思います。
私が大学に入った頃には、ももは上げてはいけない、地面を押す感覚で走るという理論が出てきました。この理論が私にはすごくあっていたようで、スプリント(走力)がアップして、専門の三段跳びの記録が飛躍的にのびました。いかに今までブレーキをかけて走っていたことかと。
この為末大選手の本は、日本人と欧米人の体の違いから、日本人はカール・ルイスの真似をしてもダメと結論付けています。
「コケそうになるのをこらえて足を前に出す感じで走る」
「腹筋を中心として自分が一本の棒のようになるイメージ」
※腹筋というより、下っ腹・丹田ですね
「まるで速く走ろうとしていないように走る」
走ることに試行錯誤を重ねてきたアスリートの表現ですね。すごく沁みました。安易に表現どおりに真似することなく、よく自分で噛み砕いてから取り入れるといいと思いました。
今や私は30代前半、でも、明日の練習(趣味の陸上競技)からまた意識して走ってみたいと思います。後半は心理面の話です。新潮新書から出ています。
前半は走ることの技術について。「日本人が」速く走るにはという視点に納得しました。
私が中学生のとき、陸上競技マガジンなどでも、カール・ルイスのように走るにはという視点で解説がなされていました。全国の中学・高校でもも上げが行なわれていたと思います。
私が大学に入った頃には、ももは上げてはいけない、地面を押す感覚で走るという理論が出てきました。この理論が私にはすごくあっていたようで、スプリント(走力)がアップして、専門の三段跳びの記録が飛躍的にのびました。いかに今までブレーキをかけて走っていたことかと。
この為末大選手の本は、日本人と欧米人の体の違いから、日本人はカール・ルイスの真似をしてもダメと結論付けています。
「コケそうになるのをこらえて足を前に出す感じで走る」
「腹筋を中心として自分が一本の棒のようになるイメージ」
※腹筋というより、下っ腹・丹田ですね
「まるで速く走ろうとしていないように走る」
走ることに試行錯誤を重ねてきたアスリートの表現ですね。すごく沁みました。安易に表現どおりに真似することなく、よく自分で噛み砕いてから取り入れるといいと思いました。
今や私は30代前半、でも、明日の練習(趣味の陸上競技)からまた意識して走ってみたいと思います。後半は心理面の話です。新潮新書から出ています。