日々のblog  牛込伸幸FP事務所

群馬県高崎市のファイナンシャル・プランナーの暮らしとお金のblog

FP3級勉強法。復習はタイミングが大切

2011-05-06 | FP3級勉強法
こんにちは。群馬県高崎市のFP牛込伸幸です。

FP3級の勉強法の第3回目です。
今回で一区切りとしたいと思います。

ここまで、参考書&問題集の選び方とその活用法についてお伝えしました。
今回は復習はタイミングが大切というお話です。

前回、問題集を3回やると、全体像が見えてくるとお話しました。
でも、どのタイミングでやるかが大切です。

ご存知の方も多いと思いますが、
エビングハウスの忘却曲線というのがあります。
私もこの話を聞いて、なるほどそういえばと思ったものです。

暗記物をしたときの実験です。
英単語の単純な暗記をイメージするとわかりやすと思います。

20分後には、42%を忘却し、58%を覚えていた。
1時間後には、56%を忘却し、44%を覚えていた。
1日後には、74%を忘却し、26%を覚えていた。
1週間後には、77%を忘却し、23%を覚えていた。
1ヶ月後には、79%を忘却し、21%を覚えていた。
(心理学者へルマン・エビングハウスの実験より)

20分で42%も、1時間で56%も忘れてしまいます。

これを逆手に取って、
問題集の今日の分(または、この時間の分)をやったら、
最後にざっと復習しておくと記憶の定着度が違います。

1日後には、74%も忘れてしまいます。

これも逆手に取って、
翌日、勉強するときは、前日の分をざっと復習してから、
今日の分に入ります。

私が資格試験の勉強をしているときによくやったのは、
夜寝る前に勉強した分を、翌朝、ざっと見直すことです。

まだ、やったばかりで、よく覚えているので、
ふむふむと復習できます。

逆に、問題集を1回やって、1週間後にもう一度やっても、
かなり忘れてしまっているので、
また、理解し直すところからやり直しとなってしまいます。

ですから、問題集の1回には、
勉強後と翌日の軽い見直しをセットにしていただきたいと思います。

FP3級は、参考書をバッチリ覚えなくても合格します。
しっかり覚えた部分とカンで6割を超えればいいわけです。

2級、(チャレンジする方は)1級と進むにつれて、
知識が定着していきます。
3級はそのようなスタンスでいいと思います。

・・・

ここまでFP3級の勉強法についてお伝えしてきました。
ご質問などございましたら、お気軽にコメントしてください。

私も、みんさんがどんなところに疑問を感じるのか知りたいので、
ぜひ、よろしくお願いいたします。

牛込伸幸FP事務所
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
軽い復習って? (Unknown)
2011-05-07 15:14:45
はじめまして。
FP3級で検索して、おじゃましています。
復習はタイミングが大事だとよくわかりました。
勉強をした後、軽く復習するとありますが、
具体的にはどのくらい「軽く」ですか?
また問題を解くのでしょうか?
それとも、読むだけですか?
ぜひ教えてください。
返信する
軽い復習について (牛込伸幸)
2011-05-07 20:41:20
ご質問ありがとうございます。
そうですよね。軽く復習といっても、
いろいろですよね。

私は、問題を読んで、
そのまま答えと解説を読んで、
参考書の参照ページを読んでいました。

起きたらすぐに、コーヒーを飲みながら、
15分程度という感じです。

自信のある問題は確認程度、
自信のない問題と間違えた問題はじっくりと
強弱をつけていました。

解説を読んでもわからなかった問題は
飛ばしていました。
こんな問題はもう少し勉強が進むと、
わかってくるものなので、
今はさようならです(笑)

今後の復習のためにも、問題を解いたら、
今回は解けたけど、自信のない問題(△)
間違えた問題(×)
間違えて、解説を読んでもわからない問題(?)
とチェックしておくといいですね。
また、ご質問ください。
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