おはようございます。FP牛込伸幸です。
昨日、ブックオフに本を売りに行きました。
本を置くスペースは限られているので、
たまに、本棚を眺めて整理しています。
気に入った本は時間をおいて2、3回は読むことが多いです。
そのときの状況でピンと来る場所が違うんです。
なかには10回以上読んでいる本もあります。
読むことで初心に帰れる本もあります。
こうした本は本棚に残し、
それ以外はどんどん売ってしまいます。
本棚に余裕ができると、また本を読もうという気持ちが生まれますね。
■住宅ローンの6月危機とは?
昨夜のテレ東、ワールドビジネスサテライトで特集していました。
住宅ローンのボーナス払いは6月と12月に設定する方が多いようです。
ボーナスが不安定な時代ですから、
6月のボーナス返済ができない家庭が多く出てくると予想されています。
だから6月危機なんでしょうね。
私が銀行で働いていた頃、ボーナス返済には注意を払っていました。
返せなくなる兆候はボーナス払いにまず現れるからです。
今回はボーナスが不安定なことに加えて、
旧住宅金融公庫の住宅ローンの金利がアップしていることも影響します。
借り入れてから10年後に金利がアップするのですが、
今、その10年後を迎えている方は、
当初2%の金利が4%にアップします。
例えば、3,000万円・35年でボーナス返済割合50%で組んだ場合、
2%なら、月々49,689円・ボーナス月348,681円(月々+ボーナス分)
これが4%にアップすると、月々66,416円・ボーナス月466,431円
にもなります。
このしくみ、どこかで見たような?
そう、アメリカのサブプライムローンです。
かつて、日本はバブル崩壊で、まったく同じしくみでローン破綻者を
多く出しました。でも、どうしてそれでもこうしたローンを続けたのでしょうか。
今、心配しているのが金利の上昇です。
変動金利や短期の固定で住宅ローンを組んだ場合、
家計に大きな影響を与えます。
日本は長らく超低金利が続いています。
でも、アメリカはすでに長期金利が急上昇しているので、
日本もいつ金利が上がるか(正常な状態に戻るか)わかりません。
今から住宅ローンを組むなら、
全期間や長期の固定金利を選ぶか、
金利が5%程度まで上がっても返せる程度に借入額を抑えるといいでしょう。
今、返済中の方で変動か短期の固定金利を利用している場合、
金利が5%程度まで上がっても返せるような家計を作るといいでしょう。
収入アップは難しい時代ですから、支出をコントロールする方が効果的です。
また、超低金利のうちに、長期固定の住宅ローンに借り換えることもです。
いつもはのんびり書いているのですが、
今日は少し必死になってしまいました。
まだ、対策が打てるうちに、安心できる体制ができるといいですね。
今日は保育園の授業参観。楽しみです。
牛込伸幸FP事務所
http://www.fpushi.com/
昨日、ブックオフに本を売りに行きました。
本を置くスペースは限られているので、
たまに、本棚を眺めて整理しています。
気に入った本は時間をおいて2、3回は読むことが多いです。
そのときの状況でピンと来る場所が違うんです。
なかには10回以上読んでいる本もあります。
読むことで初心に帰れる本もあります。
こうした本は本棚に残し、
それ以外はどんどん売ってしまいます。
本棚に余裕ができると、また本を読もうという気持ちが生まれますね。
■住宅ローンの6月危機とは?
昨夜のテレ東、ワールドビジネスサテライトで特集していました。
住宅ローンのボーナス払いは6月と12月に設定する方が多いようです。
ボーナスが不安定な時代ですから、
6月のボーナス返済ができない家庭が多く出てくると予想されています。
だから6月危機なんでしょうね。
私が銀行で働いていた頃、ボーナス返済には注意を払っていました。
返せなくなる兆候はボーナス払いにまず現れるからです。
今回はボーナスが不安定なことに加えて、
旧住宅金融公庫の住宅ローンの金利がアップしていることも影響します。
借り入れてから10年後に金利がアップするのですが、
今、その10年後を迎えている方は、
当初2%の金利が4%にアップします。
例えば、3,000万円・35年でボーナス返済割合50%で組んだ場合、
2%なら、月々49,689円・ボーナス月348,681円(月々+ボーナス分)
これが4%にアップすると、月々66,416円・ボーナス月466,431円
にもなります。
このしくみ、どこかで見たような?
そう、アメリカのサブプライムローンです。
かつて、日本はバブル崩壊で、まったく同じしくみでローン破綻者を
多く出しました。でも、どうしてそれでもこうしたローンを続けたのでしょうか。
今、心配しているのが金利の上昇です。
変動金利や短期の固定で住宅ローンを組んだ場合、
家計に大きな影響を与えます。
日本は長らく超低金利が続いています。
でも、アメリカはすでに長期金利が急上昇しているので、
日本もいつ金利が上がるか(正常な状態に戻るか)わかりません。
今から住宅ローンを組むなら、
全期間や長期の固定金利を選ぶか、
金利が5%程度まで上がっても返せる程度に借入額を抑えるといいでしょう。
今、返済中の方で変動か短期の固定金利を利用している場合、
金利が5%程度まで上がっても返せるような家計を作るといいでしょう。
収入アップは難しい時代ですから、支出をコントロールする方が効果的です。
また、超低金利のうちに、長期固定の住宅ローンに借り換えることもです。
いつもはのんびり書いているのですが、
今日は少し必死になってしまいました。
まだ、対策が打てるうちに、安心できる体制ができるといいですね。
今日は保育園の授業参観。楽しみです。
牛込伸幸FP事務所
http://www.fpushi.com/