そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

2月1日(土)地元校友会の新年会

2014年02月01日 | 校長は日々是口実

  重要会議だが、中断して処理すべき案件が生じたため、後事をすべて教頭先生に託して、事務長とタクシーで地元校友会の新年会へと向かう。寄付集めなどに繋がる、これまた大切な渉外事である。受付に行くと、校長おん自らおいでになるのでしたか!と驚かれた。出席の旨をちゃんと伝えてもらえてなかったらしい。先日の選挙で無投票当選となった市長閣下の隣に座る。校友会長殿に続いてスピーチをさせられた。

  2時間ほど酒を注ぎまくって、ご挨拶方にあい努める。来年は校友会の県大会が地元で行われるそうで、ちょうど400名超収容規模の高校の新ホールも竣工するから、よかったら使ってくださいと勝手に申し上げておいた。

  新幹線駅へたどり着いたら、高校の事務職員Kさんが来合わせる。重要会議はその後どうなった?と尋ねると、さきほどやっと始まったところです…とのこと。ありゃりゃ、それでは最終で帰宅できない教職員が出るんじゃないかと心配になったけれども、えい、ままよと新幹線に乗る。明日は日曜なれど、私も大学院の入試業務だ。教授と校長の併任は、結構きついのであ~る。


2月1日(土)がんぽんち

2014年02月01日 | 校長は日々是口実

  10:05から博士学位請求論文の構想発表会。これをやらないと博論が提出できない。高校の校務が入っているが、私が審査委員になりそうな2人が最初にセッティングされていたので、拝聴する。結局、どうしてそういうことを研究するのか? それはどのようなところに研究する意味があるのか…という位置付けも結構大切なのだと思う。そういう質問をした。発表者はいささか困惑の体だった。

  さて、東京駅へ移動して、駅弁を買って新幹線に乗る。もちろん、つきじ喜代村の「深川めし」に決まりである。

  14:00から結構重要な会議を主催する。埒はあかない…。

  待機時間に、素白先生の「がんぽんち」を読む。こういうことは、ままあるべし。


2月1日(土)お気に障りしか?

2014年02月01日 | 公開

 「不幸」と言ったのが相当気に障ったらしいですよとK元助手が言うから、それは大変、片言隻句も思わぬ余波を生ずるものだなと、今更ながら恐懼のいたり、不快と思えばハラスメントになる。剣呑な世の中だ。人は些細な言葉に傷つき、根に持つものであるわいな。

 手にぴったりの革手袋をはめて、ベッドのなかでくちゃくちゃいわせていたら、同居人にバカ、いま何時だと思ってんのよ!と叱られた。

  今日びは叱られてばかりの私。


2月1日(土)ぎりぎりセーフ?

2014年02月01日 | 公開

 集中講義のシラバス入力の締切が1月31日までであったことを失念、0時を過ぎてID、パスワードを入れシステムに入ってみれば、まだ間に合う! ほとんど今年のままで校了とする、汗、汗。

 大学教授の1~2月は、殺人的な忙しさである。しかも、それぞれの用務に脈絡、体系性というものが全く無い。少し考えてみれば、人文系など世の費え以外の何物でもないのかもしれぬ。しかし、STAP細胞発見のニュースは素晴らしかったが、私立大の出身者がこんな素晴らしい研究成果をあげてしまうと、国立大の教授連はさぞかし面白くないことであろう。私大には「建学の精神に基づく私学の特色、機動性を活かした多様な高等教育」の提供は求められているが、「世界最先端の学術研究の推進」は専ら国立大学の使命とされている(文部科学省)。つまり、日本の私学にエリート育成の必要はないというのが、お国の根本姿勢なのである。そこに、反体制的私大の存在価値があると愚考するのだが、如何? 反体制も、最近は必死になって体制に尻尾を振っておるがな。

 本日は博士論文構想発表会に顔を出し、副査を担当する可能性のある院生の発表のみを聴いて東京駅へ移動、新幹線で高校へ向かい重要会議を主宰し、夜は校友会の新年会である。明日は大学院の入試。同居人も今日から入試期間突入のよし。も~何もできんぞなもし。