世界にはいくつの国があるかご存知ですか?
正解は195カ国です。
ただし、日本が国家として承認している国の数です。
北朝鮮など日本が国家として承認していない国は含まれていません。
ですので、実際にはもっと多くの国が存在しているのだと思います。
また、国連加盟国は193カ国で日本が承認している国と合致しているわけではありません。
日本が国家承認しているバチカンや南スーダン、クック諸島は国連未加盟ですが、
北朝鮮はれっきとした国連加盟国なんです。
そう考えてみるとまだまだ知らない国が存在しているのかもしれません。
今回からあいうえお順に世界の国々を紹介していきます。
ほんのさわりですので詳しく知りたい人はご自分でどうぞ。
ギニア共和国<Guinea, 224>
通称ギニアは、西アフリカ西端に位置する共和制国家です。
北にセネガル、北西にギニアピサウ、北東にマリ、南にシエラレオネ、リベリア、
南東にコートジボワールと国境を接し、西は大西洋に面しています。
旧フランス植民地の中でも、1958年に他の植民地に先駆けて国民投票で独立した国家です。
面積:245,857㎢
人口:11,700,000人
首都:コナクリ
言語:フランス語,各民族語
民族:プル,マリンケ,スースー等
通貨:ギニア・フラン(GNF)
時間帯:UTC±0
独立:1958年10月2日フランスから独立
政体:共和制
大統領:アルファ・コンデ
ギニアビサウ共和国<Guinea-Bissau, 245>
通称ギニアビサウは、西アフリカに位置す共和制国家です。
北にセネガル、南と南東にギニアと国境を接し、西は大西洋に面しています。
1446年にポルトガル人が上陸し、南北アメリカ大陸への奴隷貿易の中継地となりました。
1879年にポルトガル領ギニアが単独でポルトガルの植民地になり、
1963年から独立戦争を戦い、
ギニア・カーボベルデ独立アフリカ党が国土の3/4を開放して
1973年9月24日に独立を宣言し、
アフリカで唯一の独立勢力が宗主国に一定の勝利を収めた国家となりました。
独立は1974年9月10日に承認され、
独立後、1990年代以降は内戦が勃発し、
軍の反乱やクーデターが頻発するなど不安定な政治が続き、
経済的にも依然として世界最貧国の一つです。
独立後の現在も公用語はポルトガル語であり、
ポルトガル語諸国共同体、ポルトガル語公用語アフリカ諸国に加盟しています。
面積:36,125㎢
人口:1,660,000人
首都:ビサオ
言語:ポルトガル語
民族:バランタ、フラ、マンジャカ、マンディンカ、パペウ等
通貨:CAFフラン(XOF)
時間帯:UTC±0
独立:1973年9月24日ポルトガルから独立
1974年9月10日ポルトガル承認
政体:共和制
大統領:マニュエル・セリフォ・ヌハマジョ暫定
キプロス共和国<Cyprus, 357>
通称キプロスは、トルコの南の東地中海上にあるキプロス島の大部分を占める共和制国家で、
イギリス連邦加盟国であり、ヨーロッパ連合加盟国です。
キプロス島の一部は、イギリス海外領土のアクロティリおよびデケリアであり、
往来は容易であるものの共和国領ではありません。
さらに1974年以来、南北に分断されており、
島の北部約37%を国際的にはトルコ共和国のみが承認する独立国家である
トルコ系住民による北キプロス・トルコ共和国が占めています。
いっぽう、キプロス共和国は国際連合加盟国193カ国のうち、192カ国が国家承認しています。
キプロスは元来はギリシャ系住民とトルコ系住民の混在する複合民族国家でしたが、
分断後は事実上、ギリシャ系によるほぼ単一民族国家となっています。
面積:9,251㎢
人口:約862,000人
首都:ニコシア
言語:ギリシャ語,トルコ語
民族:ギリシャ系(キプロス共和国実効支配地域),トルコ系(トルコ軍実効支配地域),
その他(マロン派,アルメニア系等)
通貨:ユーロ(EUR)
時間帯:UTC+2
独立:1960年8月16日イギリスから独立
政体:共和国
大統領:ニコス・アナスタシアディス
世界遺産:パフォス(1980)
トロードス地方の壁画聖堂群(1985、2001拡大)
ヒロキティア(1998)
知っているようで知らない国がいっぱいあります。
どんなところか想像するだけで楽しくなってきます。
興味がわいたら休みを取って旅行してみるのもいいかもしれません。
何も知らないで団体ツアーに参加するよりも、
興味を持った国に行ってみる方が何倍も楽しいと思います。
しかも、パックツアーはもうみんな知っていることばかりです。
自分だけの特別な旅をしてみたいと思いませんか?