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受験の季節に君を想うということ

2010年02月27日 20時00分48秒 | 思うこと
毎年この時期になると都立高校の受験倍率が気になります。
母校の倍率はいつも大体2倍弱位で安定していますが
自分で勝手にライバル視している学校があって
そこに勝つか負けるかが一番の注目点です。
そこで新聞で調べたところ、今年も我が校の勝利でした。

昔は都立高校は学区が決められていて
その地域以外の学校は受験できませんでした。
小石川高校というのが偏差値70オーバーの頭のいい人が進む学校で
次に竹早、北園高校と続き、4番手に母校の文京と豊島が続いて
調べたらこれは現在でも変わりがないようです。
そのライバルというのはもちろんレベルがほとんど一緒の豊島高校です。

名前からして文京と豊島って宿命的ですが(東京ローカルです)
校風は前者が自由な感じで、後者は真面目な感じです。
自分は「文京」って字面が頭良さそうなイメージがあったので
中2の頃からここに進学しようと
冗談のようですが、本当にそれで決めていました。
(もちろん自分の学力に見合っていたのが前提ですが)
この高校に進学して良かったと今でも思っていますが
一つ心残りがあるとすれば、ライバルの豊島高校に
中学時代に好きだった人が入学したことでした。

彼女は初めはもう一レベル上の北園高校に願書を出していました。
それを知ったのは願書を出した後で、
かといってそこに受かる自信はなかったので
今から猛勉強してそこを受験する、といったドラマのような展開はもちろんなく
彼女には頑張ってほしいなぁって思っていました。
今はどうか分かりませんが、
当時は一回だけですが出した願書を取り消して
他の学校に出すことが可能でした。

その第2次願書提出が終わった後、彼女が豊島高校を受験することを知りました。
それは軽くショックでした。
もし最初から彼女がそこに願書を出していたら
自分が変えることも可能だったわけで、
しかもうちの中学から豊島高校を受験する女子は彼女だけで
同じく中学から受験する男子2人より自分の方が彼女と親しかったので
気兼ねなく話すチャンスは無尽蔵だったのです。

受験中は受かることに精一杯(私立高校は財政的に厳しいかったので)で
あまりそのことは気にしなかったんですが
入学してからはたまにそのことを考えていました。
(現金なもので高校に入ったら入ったで好きな子ができたら
思い出さなくなりましたが)
でももし彼女が自分のことを好きだったら
文京高校に入っていたとも思うんですよね、
だって偏差値的にはほとんど変わらないんですから。
真面目な性格だったから自由な校風を避けた可能性もありますが。

彼女とは成人式に会ったのが最後です。
その時に写真でも撮って今度渡すからとその後会うこともできたのに
それもできなかったから
同じ高校に進んだからって恋愛関係に至った可能性は限りなく低いわけですけど。
今頃は結婚して子供がいることと思いますが
このまま一生会わないで綺麗な思い出のままの方がいいんだろうなぁ。
自分が今まで会った人の中で
性格がいいベスト3に入る人だったので
幸せになっていてもらいたいです。


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