これが私の生きる道

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「Aimer Live in 武道館 ”blanc et noir”」

2017年08月30日 18時59分19秒 | 音楽
昨日、行って参りました。
武道館なんでもしかしたら定価割れで買えるかもと思い
ヤフオクとかチケキャンとかマークしていましたが
思いのほか、価格が落ちずに
結局7000円で手を打ちました。
(先行手数料とか含めればほぼ定価と同じ額)

とりあえず1階席と立ち見席だけは避けるようにして
2階北西Q列でした。
2階席でも半分よりも上の席でしたが
通路側の座席で、特に武道館の座席配置はキツキツなので
片側が空いているのは楽でした。
センターステージ方式で正面側ではありませんでしたが
そもそも顔が見えるような距離でもなかったので
それはあまり気になりませんでした。

ただ自分の前の座っていたおばさんがオペラグラス持参で
身を乗り出して見ていて、しかも帽子をかぶっていたので
たびたびそのおばさんがステージ上にかぶさるときがあって
それには閉口しました。
先ほど書きましたが武道館の1階席の何が嫌かって
天井があまりにも近すぎて圧迫感があり
音もこもって聞こえるような気がします。

またソールドアウトしたとのことでたしかに2階席の上まで埋まっていましたが
1階南の関係者席は言うに及ばず
アリーナ席のかなり前の方の良席にも何個か空席があり
平日なので残業なんかで来れなくなったのかなぁとか思いました。
よく突然仕事が入ってしまいライブに行けなくなりました、ってヤフオクとかで出品されているんですけど
それが本当だったら自分だったら絶対に耐えられません。
正直それだけでその仕事を辞めたくなるでしょう。

あと各地の映画館でライブビューイングもありましたが
あれって楽しめるんですかね。
音響とか映像とかはもしかしたらそちらの方が
いい場合もあるのかもしれませんが
すぐそこで生で歌っているからいい、っていう古い考えがあって
行ったら行ったで単純に楽しめるのかもしれませんけどね。

それで肝心のライブのなんですが
改めて歌がうまいなぁと、素直に感じました。
今までも色んな人のライブに行って、上手いなぁって感じることは度々ありましたが
その中でも一番うまいと思っています。
どちらかというと曲が好きならば歌のうまい下手ってあまり気にしない方なのですが
仮に彼女の曲を他の人が歌ったら
こんなに心打たれることはないだろうなぁと思うし
逆に他の人の曲も彼女に歌ってもらいたいと感じるのは彼女位です。

武道館の割には特別な演出は多くありませんでしたが
後半の出だしの「us」は昨日一番の見せ場でした。
元々彼女の曲の中でもクライマックス的な立ち位置の曲ですが
ニンジャーライトの演出と相まって
すごく神秘的な非現実感のある瞬間になりました。
個人的には「Hz」をアンコールでやってもらいたかったですが
その代わりに新曲の「ONE」という曲が盛り上げ曲で
会場の雰囲気が良くなったのでここまでは文句のつけようがない内容でした。

だが最後の最終盤で残念なことがありました。
「六等星の夜」の演奏が始まるとアリーナの一人の客がスマホライトを点灯しはじめて
それが波及してしまい場内がその光に包まれました。
これだけ聞くとファンの自発的な行動で感動的な光景にうつるかもしれません。
たしかに一つ、二つの光だけなら綺麗に映ったかもしれません。
しかしあれだけの大量の光だともう夜空の星というよりも
繁華街のネオンに近く、正直とても不快でした。

主催者側の趣向としては照明を落として
前述したニンジャーライトでの演出で静寂で幻想的な光景にしたかったのに
煌々と光るスマホライトがそのすべてを台無しにしていました。
おそらく昨日それを行っていた人たちはむしろいいことをした、と思っているにちがいなく
これから始まるツアーでもこの曲のときに
同じ過ちを犯さないか今から心配です。
ここは運営側、もしくはAimer本人から
スマホライト点灯はやめてください、とアナウンスしない限り
続いてしまうと思います。
本当、あれがなかったらとても素晴らしいライブだったのに残念でした。

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