これが私の生きる道

こむずかしいことやきれいごとは
書いてありません。
読みやすさを心がけて書いています。
読んでみてください!!

あなたを邪魔する壁が小さくなる方法

2011年05月31日 18時32分09秒 | 思うこと
「マルモのおきて」が予想外の快進撃で
磐石と思われた「JIN」に急接近してます。
芦田愛菜パワーは相当なもんだわ~、
彼女の笑顔は邪気がなくて確かに癒されます。
まぁどちらも見てはいないんですけど・・・

数年前まではこの枠は
「行列ができる法律相談所」が鉄板で
他の番組を見ようなんて考えたことすらなかったけれど
どんどん法律に関することから離れていって
「カンボジア学校建設」の辺りから
見なくなりました。
自分にとってあのコーナーで良かったのは
一青さんが「はじめて」という曲を作ったこと以外にありません。

何もあの番組でやることはなかったということと
結局、紳介は現地に行くこともなく
何かやりっぱなしな感じがどうしても否めません。
その後も気になった人物を紹介するコーナーや
食べ物のコーナーなど
つまらない企画ばかり増えて
今では「気の毒な夫決定戦」以外は録画もしません。

今クールは連ドラも不発で「リバウンド」と「BOSS」
しか見ていませんが
新番組で意外に面白いのが「アカン警察」です。
ダウンタウンの番組を見るのも相当久しぶりですが
「アカン嫁」が笑わせてくれます。
旦那を使用人としか思っていないような奥さんって
本当にいるんだなぁって、
かかあ殿下の方が家庭は円満になるっていうけど
よくあれで我慢できるなぁって不思議でなりません、
愛しさは憎しみと表裏一体なのでしょうか。

今日宿直明けの帰りの電車で
前に20代とおぼしき女性が座って本を読んでいて
表紙が見えたのでどんな本を読んでいるのかと思ったら
「あなたを邪魔する壁が小さくなる方法」
っていう本でした。
特に女性は電車で本を読むときは
ブックカバーをしていることが多く
それをしていないっていうことは
こういう本を読んでいると周りに知ってもらいたいのかなぁと
邪推してしまいました。

その題名が妙に気になってしまい家に帰って調べると
一種の自己啓発本で
自分で作っている壁をどんどん取り除いたら
迷いが消えて前へ進めるよ、
という内容と推測できます。
その壁を取り除く方法よりも
それを作らない方法を現実に即して教えてくれればいいんだけど
中々それは教えてくれないようで。

でも若い女性がこういう本を読んでいる状態というのが
あまり実感できなくて
というのも若くてルックスがいい女性や
働かなくてもいい位のお金を持っている人に
悩みがあるっていうことが実はよく分かりません。
歳を取ることとか財産を失うんじゃないかって
恐怖があることは理解できますが
現在だけに目を向ければ
不安に感じることなんて何もないように思えてしまいます。

芸能人でもこちらから見ていると
もう何をやっても許されるだろう位な地位にいる人でも
悩んだり不安だったりするって言っているのを耳にすると
それじゃどこまでいったら安心できるんだ、って
もう自分くらいの人間じゃそうしてはいけない
と言われている気持ちになったりします。

今週の「アカン警察」で漢字の成り立ちの話をしていて
「幸」という字は犯罪者への刑で
「手かせ」という刑があって
昔は死刑とか当たり前だったから
その「手かせ」というのは一番軽い刑罰で
こんな軽い罰で良かったというのが
そもそもの成り立ちらしく
確かに幸せってそういうところがあるなぁって感じもします。
幸せって絶対値よりも相対値の方が
より実感できるというか。

例えば小さいホールで10列目っていうと
そんなに前の方には感じないけど
ドームだったら相当前に感じるわけで
比べて分かる幸せも悲しいかな存在します。
自分が幸せなときは他の人の幸せも望めるけど
不幸なときにそう思えるほど人間は強くないのは仕方ありません。

2011年後期の予定

2011年05月29日 16時20分26秒 | 音楽
2011年も後半戦に向けて
色々行きたい公演も増えてきたので
まとめておこうと思います。

ライブ

7月:一青窈 ビルボード東京、いきものがかり スタジアムライブ
8月:Superfly、一青窈 音霊
9月:ミスチル
11月:Bz アリーナツアー
12月:Bz ドームツアー、一青窈 秋冬ツアー

演劇

6月:大人計画
7月:阿佐ヶ谷スパイダース
8月:劇団、本谷有希子

とりあえず7月初っ端に、
一青さんのビルボード東京のライブで
これは相当楽しみにしていますが
HPに「頬づえツアーのビルボードVer」と書かれていて
個人的にはセットリストを全部とは言わないまでも
半分は変えてもらいたかっただけにちょっと残念。
ツアー終わって、3日後だからそれも無理な話か・・・
とりあえず「Final Call」だけは
何とかして演奏してもらいたいところです。

同じく7月にいきものがかりの横浜スタジアムライブ敢行ということで
ドームじゃない屋外の野球場のライブって
爆発とか花火とか特効が多くて好きなんですが
最近少なくてがっかりしてました。
どんな演出をしてくるか見物です。

8月はSuperflyのアルバムツアーで
内容は間違いないでしょうが
会場の東京国際フォーラムだけが心配の種です。
何だかステージが見づらいし
会場の一体感があまり感じられず
はっきりいってライブ向きの会場じゃないと思います、
aikoも一回やったきりでやんなくなっちゃったし。

一青さんの音霊はまだやると発表はないのですが
間違いなくやってくれるでしょう、
問題は日程を仕事のシフトが決まる前に
出してほしいということだけです。
(なぜか毎年直前に発表する)

9月はやるやるとは思っていたミスチルの屋外ツアーで
会場が日産スタジアムより上がないから
北海道や東北の人なども集結することが予想され
いくら収容人数が多いとはいえ
油断しているとチケットがとれなくなるんじゃないかって
ちょっと心配してます。
噂ではリクエストを募るそうで
何をリクエストしようか考えています。

11月、12月と年末にかけて
Bzのさいたまスーパーアリーナ、東京ドーム公演が決定し
今日、アリーナの方はFC抽選に申し込みました。
ドームはともかくアリーナの方も申し込み制限が4枚に増えたけど
落選することはないのか心配です。
セットリストもアリーナ、ドームでもちろん変えてくるでしょうから
絶対に2公演とも行きたいです。

もう一つ、現在もツアー続行中ながら
早くも秋冬ツアーが決定した一青さんですが
こっちはアルバムツアーになりそうな様相です。
(MCでアルバム作っているってたしか言っていたし)
かつしかシンフォニーヒルズは
昔クラシックのコンサートを聴きに行ったような気がするけど
記憶が曖昧で、でも音響は間違いないでしょう、
ロビーとかも市民会館より豪華だし。
この施設の会員優先があるみたいなので
入会してみることにします。

演劇は6月の大人計画は宮崎あおい見たさ100%です。
でも大人計画の下品なネタを彼女がどう処理するか
かなり興味があります。
7月の阿佐ヶ谷スパイダースは
安藤聖、中村ゆり、初音映莉子という
好きな女優さんが3人も出るので
見ないわけにはいきません。
8月の本谷さんの舞台は長澤まさみ主演で
どう本谷さんがいじってくるか
案外ハマるんじゃないかって思っています。

大きなかばんにも

2011年05月28日 20時31分35秒 | 思うこと
普段、出かけるときに使用しているバックが
とうとうヘタってきて
穴が開いてきてしまい
買いなおすことにしました。
エコバックじゃありませんが、
食料品も詰め込むことが多いので
それなりに大きいものでないと困ります。

何度かお店にも足を運びましたが
結局ポーターに落ち着きました。
おそらく一部の女性がとりあえずヴィトンを選ぶのに似ています。
その中でも2~3個候補があって
どれにしようか悩んでいたときに
ふとヤフオクを覗いたら
その一つの候補に挙げていた商品が出品されていました。

いくら節約志向といってもさすがに中古品は嫌でしたが
それは新品と記載があって
しかも定価より1万円も安い価格表示でした。
今までの出品の評価を見ても
悪い評価は少なかったのでちょっと怪しいかもと思いましたが
勢いで入札しました。
ほどなくしてオークションは終了し、
規定通りに代金を振り込むと
昨日、商品が届きました。

よくコピー商品があるというので
チェックしてみましたが、
素人目に本物にしか見えません。
商品タグが折れていたり
バック自体も畳まれて送られてきた為、
完全な新品とはいえず
新古品といった感じでしょうか。

今日は雨だったので防水スプレーを塗りたくって
早速買い物に出かけました。
大きさについては十分すぎるほど収納力があり
でもバック自体でも1kgもあるので
ちょっと荷物をつめるとかなりの重さになります。
それを緩和する意味でも
リュックのように背負えるのは確かに楽です。

肩に掛けられないこともないのですが
左右どちらかに荷重が偏ってしまうので
骨格に悪い影響が出そうです。
しかし基本はトートバックなので
開口部にファスナーが付いていない為
背負っているときに後ろにいる人に
中身を盗まれても気づかなそうで怖いです。

ポケットやしきりも少ないので
物を整理して収納するのにはあまり適していません。
でもそれを補って余りある見た目の良さがあります。
正直、この値段(定価25000円)を出せば
もっとポケットが多かったり
背中や持ち手にクッションがあったりする
機能的に優れた商品が買えると思うけど
ふと置いてあるのを見たときに
ニヤっとしてしまうのはポーターなんですよね。

「日本製」っていうのもやっぱりでかいですね、
中国製って書いてあるだけで
品質うんぬんに係わらず
がっくりきますもん。

でももう一つ、気になっているモデルがあって
このリュックの方を通勤用に回して
それも買っちゃおうかなぁなんて
買い物欲は一回火が着くと
あちこち飛び火するので危険です。

ツボ

2011年05月27日 20時34分31秒 | 思うこと
今日は宿直明けで、明日明後日も休みという
最高のタイミングで温泉に行ってきました。
ここにくると会社でのモヤモヤが洗い流されるようで
帰ってくると全身がすっきりしたのが実感できます。

最近ツボ押しにハマっていて
今日も温泉に浸かりながら
あちこち指圧していました。
図書館でたまたまそれに関する本を見つけて
借りてきて、試しにやってみたら
これがなかなかいいものでした。

図解で押す場所を示しているのですが
個人差があるらしく
そこを押しても
初めの内は大した反応が得られませんでしたが
何回か続ける内に
ぴきーんと感じる(「ひびき」と言うらしい)箇所があって
これがツボなんだなと。

いわゆる胃痛や鼻づまりなどの
身体の痛みに効くものばかりではなく
イライラや緊張をほぐすツボなどもあって
もしかしたらプラシーボ効果かもしれませんが
確かに最近そういうことが減ってきたような気がします。
押して痛いって感じる部分は
そこが悪くなっている証拠で
徐々に痛みがなくなってくると
良くなってきている気がします。

特に最近よく押しているのが
ダイエットできるツボです。
耳にある飢点というツボで
食欲を抑える効果があるそうです。
食事の前にこれを押すと
以前と同じ量を食べたりすると
胃が食べすぎたときのように痛くなるので
必然的に量が減ります。

背中とか押しづらい部分があるので
本当は専門のツボ押しに行ってみたい気持ちもあるのですが
1時間で数千円掛かるのは
さすがにもったいないなぁ~と。
マッサージとか指圧とかって
結構高いですよね、
温泉に行ってされているのを見ていると
本当に気持ちよさそうで羨ましいんですがね。

もっと前からこんなに効果的だって分かっていたら
絶対に実践していたのに~って
でも人生では上手く生きていく為の
ツボってありますよね、
仕事に限らず、人間関係なんかでも。
同じ労力を掛けるにしても
ツボを心得ているのとそうでないのとでは
結果に大きな違いが出てきます。

勉強でも長時間勉強しても
試験でいい点数が取れない人っていますよね、
野球でもパワーがあるのと
飛ばす能力は別物で
そこを埋めるものがツボです。

かといってツボばかりに頼ってしまうと
効率ばかりにとらわれて
計算無視のガムシャラさみたいなものが消えてしまいます。
陸上部の練習でも
たまに何でこんなことさせるんだって
身体に悪そうな延々走らされるメニューがあったんですけど
これが結果、試合で最後の粘りにつながったりしたりします。
要はそこのバランスが大切なんでしょうね。

死が二人を別つときまで

2011年05月25日 17時18分40秒 | 思うこと
人は必ず老いていくことや死ぬことを
頭では分かっていても
もしかして自分だけは違うんじゃないかなんて
都合のいいことを考えてみたりすることも
あるものですが
最近、ショッキングな死を目の当たりにすることが多く
否がおうにもそれを感じずにはいられません。

先日、お亡くなりになられた児玉清さんは
アーティスト以外は滅多に男性を好きになることはない
自分には珍しく大好きな方で
常々歳を取ったらこういう人になりたいと思っていました。
誕生日が同じ1月1日というのも
親近感が湧いた一因ではあります。

読書家として有名ですが
ブックレビューなんかを見ていても
自分がおよそ読まないような本も読んでいて
しかもそれを深く読んでいることが
こちらにも伝わってきました。

自分でも本を読む方だとは思いますけど
実際上っ面を読んでいるだけで
心底、それを読み解いている気になることはほとんどありません。
海外の小説も原本で読んでいたようだし
本当そういうの憧れです。

俳優さんとしての活動は正直全くといっていいほど知りませんが
代名詞のアタック25でも
素人の参加者をいい意味で甘やかすことなく
ミスしたときにはしっかりそれを咎める司会ぶりが
あれだけの長寿番組に押し上げた要因ではないでしょうか。
日曜の昼間ということで、最近はほとんど見ていませんでしたが
毎週見ておけばと後悔しています。

もう一つ、上原美優の死も衝撃的でした。
特に好きなタレントではありませんでしたが
直前まで普通にテレビに出ていたし
確かに番組で見せるような底抜けに明るい人物だとは
思わなかったけど
まさか自殺するほどの悲壮感までは感じませんでした。

テレビに出る人は世論への影響を考えても
自殺するのは一種の罪だと思います。
昔、岡田有希子というアイドルが人気絶頂期に自殺して
その後、後追い自殺が何件かありましたが
間接的にでも死にいざなったともいえます。
もしどうしても自殺したいなら
芸能界をきっぱり辞めて、
その影響力を完全に無くしてからするのが
芸能人として世に出た責任であり、義務です。

彼女もこれまでに数回自殺未遂があったようですが
本当にそれを遂行できてしてしまう人は
逆説的ですが、本質的には強い人間のような気がします。
自殺しようとしても強さがないと
本能的にどこかで手を緩めたりするものでしょうし
それを完遂する強さがあれば
生きていけるような感じもするのですが。

ちょっと前には田中実という俳優さんもその命を絶ったわけで
昼ドラの「温泉に行こう」とか見ていて
奥さんもお子さんもいて
仕事だって普通にあったのに
本当にもったいないとしか言い様がありません。

それにしても、死のことは
無かったように忘れて生きていくのがいいのか
それともとことんまで追い詰めて
常に意識的に生きていくのがいいのか
よく分かりません。
今まで何兆という人間が経験したことなのに
未だにその何%も解明できていないのは不安でもあるし
解明されない方がいいのかもしれません。
されたら死が怖くて堪らなくなって
生きた心地がしなくなりそうです。

ナイター

2011年05月24日 21時23分08秒 | スポーツ
昨日は約2年ぶりに野球を観に行きました。
巨人VSオリックスでチケット発売日の夜に
たまたまサイトをのぞいたら
まだチケットが残っていたので
勢いで買ってしまいました。

外野ライト席は一昨年位までは中々取れなくて
あの時間で残っていたということは
今年はだいぶ人気が落ちているようで
内野席は空席も目立っていました。

そんなこともあって
雨も降っているし、
試合前もあまりテンションが上がりませんでしたが
終わってみれば更に下がる一方で・・・

攻撃では1回に1点取ったきりで
同点の9回2アウトで先発ピッチャーの打順に回って来て
代打かと思いきやそのまま打席に立ったので
オリックスも相当投手いないんだなぁ~、なんて苦笑し
次のイニングでサヨナラ勝ちだなぁ~
って上の空でいたらまさかの四球。
ランナーで出して疲れさせるのもありかと
前向きでいたら次のバッターにヒットを打たれ1、2塁。

ピッチャーがランナーだから普通のヒットじゃ
返ってこれないって高を括っていたら
3ランホームランで呆然としてしまいました。
この一発が出るまでは
飛ばないボールの威力は凄まじく
とにかくボールが上に上がらなくて
鉛を打ったような打球ばかりだったのに
よりにもよって今年まだ0本のバッターに打たれるとは
野球漫画だってこんなベタなストーリーにしないよ、
位のありえなさでした。

更に劇的に次の回に逆転、
なんてことは全くなく三者凡退でゲームセット、
これだけ落胆させるゲームも早々ありません。
もう今年は観に行く気なくなりました。

節電で照明が間引きされていて
言われてみれば天井あたりが普段より暗い感じがしたけど
フィールド内を見る限りは
さほど暗さは感じませんでした。
そうなると今までが点け過ぎだったって
どうしてもそういうことになりますよね。
球場だけでなく関東全域で間引き点灯されてますが
震災前は、あるものは使わなきゃいけない、って
消えてたりしたら苦情がくるのが怖いから
必要なくても点けてしまっていたんですよね。

巨人もやっとドームで試合できるようになり
ナベツネが強引に3月中にでもナイターをする、
なんて言わなければもっと早くに出来ていたのに・・・
計画停電している最中に
ナイターやる、なんて言ったら
世間からバッシング受けるって
すぐに分かりそうなものなのに、
時代が変わったことに気付かないものなのか。

ディズニーランドみたいに
殊勝に、まずは復興から、って言って
4月には再開できていましたよね、たしか。
実際は東京ドームの何倍も電力使うみたいですけどね、
震災時の対処の仕方とかが早くも美談のように扱われているし
(何日かに一遍、防災訓練をしているらしいです)
再開のときにはミッキーとミニーが総出でお出迎えし、
ニュースになるし
世論をコントロールする術を少しは見習わないと。
ひねくれ者の自分としては
こういう計算高さみたいなものが鼻につくのではありますけど。

ドームに話を戻すと
ナイターよりむしろ夏場のデーゲームの方が
問題ありのような気がしますけどね、
1時~4時頃って最大電力のピークの時間帯ですよね、
ナイターよりはましにしても
照明はつけなきゃならないし
昼間は空調も相当使いますしね。
計画停電で文京区が入ったらどうなるんだろう、
最近、停電に関してはあまり心配ないみたいな
雰囲気になっていますが
本当に大丈夫なんでしょうか。

本屋大賞の罪

2011年05月21日 19時40分36秒 | 読書
普段使っているバックの生地が破れてしまい
買い換えることにしました。
なので早速、新宿に向かいました。
自分が知る限り、一番品数が多いのが
新宿の東急ハンズで開店と同時に中に入り
散策開始です。

条件としては、①ものがたくさん入る
②肩がけと背負える2WAY若しくは3WAYタイプ
③カジュアルなもの
の3点でしたが、これを満たすものって案外少なくて
デイバックぽいものばかりでした。

電車に乗ると背中に背負うと他の人に邪魔になるので
そういうときに肩に掛けられるようになっていると
助かるのですが
あっても小さすぎたり
ちょうどいいものは中々見つかりません。

とりあえず売り場を一周すると
結局、条件に見合いそうなのはポーターのものでした。
でもそれはタグが布地に「PORTER」と書かれたものではなく
緑のビニールみたいなものが付いているだけで
それが不満点です。

ところで高島屋の中のテナントとして東急ハンズが入っている形ですが
ちょうどバック売り場の前に、高島屋のポーターの売り場があって
どうみたって商品はかぶっちゃっているし
何でこういうつくりになっているのかが
未だによく分かりません。
それはさておき、いつもの如く
即決できずにそこを後にしました。

新宿に来ると必ず寄るところがあって
ジュンク堂書店という本屋さんですけど
来年3月でビル自体がビックカメラに身売りされるそうで
大変残念です。
品数は豊富だし、座れる椅子がたくさん置いてあるので
数ある本屋の中でも一番好きな本屋なので
新宿でまた復活してもらいたいものです。
おそらく百人以上の方がこの店で勤めていて
正社員は他の店に移ればいいだけだけど
アルバイトや契約社員の人たちは困っちゃうだろうなぁ。

同じジュンク堂でも池袋店は一フロアがそれほど広くないので
一々、階を登らなければならないし
その前にあるリブロは品数もイマイチで
ここの店員さんでよくテレビに出ている人がいるけど
そんな暇あったら売り場をもっと魅力あるものに
してもらいたいもです。

今日ジュンク堂に立ち寄ったのは
今年の本屋大賞に輝いた「謎解きはディナーのあとで」という小説が
アマゾンのレビューで酷評されていたので
どんなものか気になり
短編なので1章だけとりあえず読んでみようかと
椅子に座って読んでみました。

15分ほどで読み終わり
前もっての情報でハードルをかなり下げていたので
それほどひどいとは思いませんでしたが
お世辞にも大賞に輝くような作品ではありえませんでした。
主人公が大金持ちの女性刑事で
退社時には執事がリムジンで迎えにくるのに加えて
上司もジャガーで事件現場まで乗りつける
一流企業の御曹司という
笑ってしまう設定です。

もちろんどちらも容姿端麗で
トリックも分かりやすく
一つ一つのお話が短く
どう見てもドラマ化を前提にしたようなお話になっております。
これはこれで小説の一ジャンルではあるし
別に作者を責めたいわけではなくて
あくまでこの本を大賞に選んだ人たちに
疑問を感じます。

本屋大賞って一応その筋のプロである人たちの
推薦と投票で決まるんだから
その人たちがこういう本を選んではいけないと思うんですよね。
隠れているぜひ読んでもらいたい本でこれを選んだってことは
穿った見方をすると、読書レベルの低い人たちにはこれ位で大丈夫、
ってバカにされた気にさえなります。

アマゾンで酷評している人の中にも
本屋大賞を取ったんだから面白いだろうと思って買って読んだら失敗した、
という人が結構いて
そういった意味でも功罪は大きいものです。
とはいっても、賞を取ったというのを鵜呑みにして
その本を買うっていう短絡的思考にはあまり同情はしていないのですが、
買う前に立ち読み位できるだろうに。
こういう人たちは、「ハリーポッター」とか「1Q84」とかも
買っているんだろうな。

本屋大賞の罪

2011年05月21日 19時40分36秒 | 読書
普段使っているバックの生地が破れてしまい
買い換えることにしました。
なので早速、新宿に向かいました。
自分が知る限り、一番品数が多いのが
新宿の東急ハンズで開店と同時に中に入り
散策開始です。

条件としては、①ものがたくさん入る
②肩がけと背負える2WAY若しくは3WAYタイプ
③カジュアルなもの
の3点でしたが、これを満たすものって案外少なくて
デイバックぽいものばかりでした。

電車に乗ると背中に背負うと他の人に邪魔になるので
そういうときに肩に掛けられるようになっていると
助かるのですが
あっても小さすぎたり
ちょうどいいものは中々見つかりません。

とりあえず売り場を一周すると
結局、条件に見合いそうなのはポーターのものでした。
でもそれはタグが布地に「PORTER」と書かれたものではなく
緑のビニールみたいなものが付いているだけで
それが不満点です。

ところで高島屋の中のテナントとして東急ハンズが入っている形ですが
ちょうどバック売り場の前に、高島屋のポーターの売り場があって
どうみたって商品はかぶっちゃっているし
何でこういうつくりになっているのかが
未だによく分かりません。
それはさておき、いつもの如く
即決できずにそこを後にしました。

新宿に来ると必ず寄るところがあって
ジュンク堂書店という本屋さんですけど
来年3月でビル自体がビックカメラに身売りされるそうで
大変残念です。
品数は豊富だし、座れる椅子がたくさん置いてあるので
数ある本屋の中でも一番好きな本屋なので
新宿でまた復活してもらいたいものです。
おそらく百人以上の方がこの店で勤めていて
正社員は他の店に移ればいいだけだけど
アルバイトや契約社員の人たちは困っちゃうだろうなぁ。

同じジュンク堂でも池袋店は一フロアがそれほど広くないので
一々、階を登らなければならないし
その前にあるリブロは品数もイマイチで
ここの店員さんでよくテレビに出ている人がいるけど
そんな暇あったら売り場をもっと魅力あるものに
してもらいたいもです。

今日ジュンク堂に立ち寄ったのは
今年の本屋大賞に輝いた「謎解きはディナーのあとで」という小説が
アマゾンのレビューで酷評されていたので
どんなものか気になり
短編なので1章だけとりあえず読んでみようかと
椅子に座って読んでみました。

15分ほどで読み終わり
前もっての情報でハードルをかなり下げていたので
それほどひどいとは思いませんでしたが
お世辞にも大賞に輝くような作品ではありえませんでした。
主人公が大金持ちの女性刑事で
退社時には執事がリムジンで迎えにくるのに加えて
上司もジャガーで事件現場まで乗りつける
一流企業の御曹司という
笑ってしまう設定です。

もちろんどちらも容姿端麗で
トリックも分かりやすく
一つ一つのお話が短く
どう見てもドラマ化を前提にしたようなお話になっております。
これはこれで小説の一ジャンルではあるし
別に作者を責めたいわけではなくて
あくまでこの本を大賞に選んだ人たちに
疑問を感じます。

本屋大賞って一応その筋のプロである人たちの
推薦と投票で決まるんだから
その人たちがこういう本を選んではいけないと思うんですよね。
隠れているぜひ読んでもらいたい本でこれを選んだってことは
穿った見方をすると、読書レベルの低い人たちにはこれ位で大丈夫、
ってバカにされた気にさえなります。

アマゾンで酷評している人の中にも
本屋大賞を取ったんだから面白いだろうと思って買って読んだら失敗した、
という人が結構いて
そういった意味でも功罪は大きいものです。
とはいっても、賞を取ったというのを鵜呑みにして
その本を買うっていう短絡的思考にはあまり同情はしていないのですが、
買う前に立ち読み位できるだろうに。
こういう人たちは、「ハリーポッター」とか「1Q84」とかも
買っているんだろうな。

Tシャツ

2011年05月19日 18時02分20秒 | 思うこと
今日は一青さんのビルボード東京公演のチケットの発売日で
宿直から帰ってきて、お風呂とご飯を済ませて
早速パソコンを立ち上げて臨戦態勢を整えました。
抽選結果を確かめるのもドキドキするけど
こうやってリアルタイムでチケットを取るというのは
それとはまた違った興奮と緊張があります。

今回狙ったのは、サービスエリアの自由席で
会場時間を気にしない指定席でも構わなかったのですが
なぜか自由席の方がステージに近いし
+1000円取られるので実は取りました。

会員登録は事前に済ませ、
どのような流れでチケット購入がされるか
シュミレーションを行い
できるだけ素早く購入完了させる準備をしました。
時計とにらめっこして11:00になるかならないかで
購入画面にアクセスし
必要な箇所を入力し、開始20秒程度で購入完了し、
予約番号を確認すると、4番でした。

制限枚数が1人4枚までなので
前の3人が4枚取っていたとして
1つのテーブルが4人座れるから
最低でも4番目にいいテーブルに座れることになり
まぁ一番真ん前のど真ん中は無理にしても
一番前には座れそうです。

こういうときには験を担ぐ方で
今回はこの前届いたばかりのTシャツを着て臨みました。
一応チャリティー用に作られたもののようですが
正直、チャリティーうんぬんよりも
スヌーピーの柄が気に入ったのと
限定品感覚なのが一番の理由です。

服にはお金を掛けないし
こだわりもない方ですけど
Tシャツの枚数が多すぎて困ります。
それは、ライブに行くと必ず買っていた時期があって
加速度的に増えていってしまい
最近では余程デザインが気に入ったものでないと
買わないようにしています。

それと最近はペラペラとした生地の製品が増えてきて
どちらかというとしっかりとした
何回洗っても平気なような生地のものが好きなので
それも買う前に確認しなくてはなりません。

ライブのとき以外の普段着としても着るので実用性はあり
それでも恥ずかしくないようなデザインや色のものを買うので
黒とか白に偏ってしまいます。
あとツアータイトルをプリントしただけの
Tシャツもたまに見かけますが
あれはちょっと手を抜きすぎかなと思います。
記念品的な意味も強いので
よっぽどプリントが落ちない限りは
中々捨てたりすることもできないですね。

だいぶ暖かくなってきたので
午後に衣替えをしました。
Tシャツも夏用のものに入れ替え
まさに夏に向かって一直線です。
7月6日、楽しみです!

一青窈 Tour 2011「頬づえ~夕方早く私を尋ねて」

2011年05月17日 23時52分46秒 | 音楽
今日はあいにく仕事で、
17時の定時で職場を出て、地下鉄に乗り込んだ後に
ふとかばんを覗いたら
眼鏡を置いてきたことに気づきました。
時間的に戻ることも出来ずに
泣く泣くそのまま会場に向かいました、
だからコンサートの日に仕事は嫌なんだよなぁ・・・

保谷こもれびホールは名前はほのぼのとしているけど
コンサートを開く箱物としてはイマイチでした。
音響・照明は標準以上ですけど
通路に設置してあるフットライトがずっと点灯しっぱなしで
その光が目に入ってきて
暗くなってもそれが気になってしまい
手で遮るのに苦労しました。

それと傾斜が甘いせいか
前の人の頭がステージとの間の目線に入ってしまい
横に頭をよけたりと
もう少し考えて設計してもらいたいものです。

今回は小さめのホールだったので
演出はほとんどないと思っていましたが
予想に反して結構ありました。
曲ごとに後ろのスクリーンの映像を変えるのは
とてもナイスでした。

「うれしいこと」ではおもちゃのピアノを弾いて
出だしとしては変化があってよかったです。
次の「上を向いて歩こう」では
ゴスペラーズぽい感じで
なぜかミュージックフェアを感じさせました。

「夢なかば」「一思案」の選曲は
いいところついてきた感じがしました、
もっと歌われていい曲だと思います。
「大家」と「ただいま」はもっと評価されていい曲だと
個人的には思うんですけどね、
あまり好きだって聞いたことがないので
そんなに人気ないのかなぁ。

この後はカバーコーナーで
アンケートにもありましたけど
自分が歌ってもらいたい曲は
断然、テレサ・テンの「時の流れに身をまかせ」です。
っていうか台湾の大先輩のこの人の曲を
今まで歌っていないのが不思議なくらいです。
いっそテレサ・テンコーナーをやってもらいたい位です。

次が新曲で、つんくが作ったという「悲しみジプシー」、
う~ん、果たして聴きこんだらよく聞こえてくるのかなぁ、
そんな感じは残念ながらしませんでした。
「泣きべそ」は楽曲もよかったですが
照明が今日一番の出来で
よりその良さが引き出されてました。
「泣き寝入り」は前回の「小粒」に引き続きの
オリジナルソングで作曲したマシコさんが
今日も来ているって言っていました。

「ホチKISS」は完全に会場練り歩きソングになりましたね、
イントロ鳴っただけでスタンディングしはじめますもん。
今日は変な人が寄ってこないように
スタッフのガードが必要以上にきつかったです。
今回のドラムはカースケさんで
たしかKeyツアー以来だと記憶していますが
何かこの人が叩いていると
気のせいか演奏が良く聴こえるですよね。
そのせいか前回よりも音自体が分厚く感じて(ベースが入ったせいか)
「もらい泣き」は近年まれにみる好きな演奏でした。

しかし次の「さよならありがと」では
演奏が攻撃的すぎて一青さんも歌いづらそうだし
しっとりした方が好きです。
「うんと幸せ」ではまた持ち直して
いい雰囲気が出てきて
改めて最後を飾るのにふさわしい曲だと感じました。

アンコール一曲目は「らぶれたぁ」という曲で
今日聴いた新曲の中では一番ぐっときた曲です。
ラブレターを書いたことはないわけではありませんが
それよりも昔付き合っていた彼女が
誕生日だとかバレンタインなどの節目節目に
メッセージカードみたいのをくれていて
当時は照れくさいのもあって
「はい、はい」みたいな感じだったけど
もっと素直に「ありがとう」、って言っておけばよかったなぁと
この曲を聴いているときに思いました。
「ハナミズキ」はまぁそうだなぁ、
でもこの流れでは一番ラストに歌うのは
この曲しかないかなぁ、って感じはしました。

全て聞き終わって、小林武史の曲(うんと幸せは武部さんとの競作)
が一曲もなかったのが気になりました、
これは脱・小林武史の前兆なんでしょうか。
新アルバムも色んな人に楽曲を頼んでいるみたいだし、
でもつんくよりは小林武史の方がいいと思うんだけどな。
今回のコンサートを見て、
愚直に歌謡曲を突き詰めていくしかないなぁと思いました。
正直ミリオンを超えるようなヒット曲は出ないだろうし
すぐに結果がでなくても
後々評価されるような活動をしていってほしいなぁと。

でも懸念はアンケートにあったベストアルバム第2弾の話で
本当のファンの人ならこれには反対してもらいたいところです。
映画がらみでアルバム出したばっかりだし
(旧レコード会社とはいえ)
出せるほど曲出してないでしょう。
エーベックスならしょうがないなぁ~って笑ってすませるけど
一青さんにはこういう商業主義に走りすぎたことは
やめてもらいたいです。

今日は策に溺れて、席も後ろの方だったし
眼鏡も忘れて、一青さんの顔も見れなかったし
もう次のビルボード東京で挽回するしかありません。
一番前で見る為に会員にもなりました、
いい席、取れますように。

ブラック・スワン

2011年05月16日 16時49分25秒 | 映画
今日は映画「ブラック・スワン」を観に行きました。
見るに至ったきっかけは
通勤している駅にこの映画のポスターが貼ってあり
そこに写っている主演のナタリー・ポートマンがカッコよくて
調べてみたらこの作品でアカデミー主演女優賞を受賞しているとのことで、
ちょうど映画館のポイントも溜まって
無料で見れるので、いいタイミングかなぁと。
更に調べると、20日からはスクリーンの大きさが小さくなる為、
(パイレーツ・オブ・カリビアンに替わってしまう)
どうせ見るなら大きなスクリーンの方がいいので
今日にしました。

9:50からという朝一の上演時間にしましたが
入場券を買う列の自分の前に
女性9人、男性1人のおばちゃんグループがいて
「○○さん、こっちよ~」とかテンション上がっていたので
同じ映画じゃなきゃいいなぁ~と
危惧してしましたが、幸いにも違う映画で助かりました。
(おそらく「八日目の蝉」「岳」あたりだったか)

入場券無料にプラスしてポップコーンもサービスで付いてきて
キャラメル味にしましたが、
甘すぎて普通に塩味にすれば良かったかもです。
1回につき12ポイントついて、
60ポイントでこのサービスが受けられるので
5回行けば1回無料で、お得感は相当あります。
映画館はいつでも気軽に非日常感を味わえて
家のホームシアターとは一味違います。
前置きはここまでにして、映画の感想に移ります。

★あらすじ★
ニューヨーク・シティ・バレエ団に所属するバレリーナ、
ニナ(ナタリー・ポートマン)は、踊りは完ぺきで優等生のような女性。
芸術監督のトーマス(ヴァンサン・カッセル)は、
花形のベス(ウィノナ・ライダー)を降板させ、
新しい振り付けで新シーズンの「白鳥の湖」公演を行うことを決定する。
そしてニナが次のプリマ・バレリーナに抜てきされるが、
気品あふれる白鳥は心配ないものの、
狡猾(こうかつ)で官能的な黒鳥を演じることに不安があり……。


結論からいうと、最高です。
もうこの映画を見たら
ほとんどの人がナタリー・ポートマンのことが好きになると
思います。
元々、好きな女優さんだったけど
今日で一気に1位に躍り出ました。
何ていうか「女優魂」みたいなものをすごく感じて
この役を演じきるのにそれはそれは相当ストイックで
シビアな生活をしてきたのが伝わってくるし
でも文字では自分が感じたものを表現しきれないのが
残念でなりません。

バレエシーンがまた強烈で、
カメラがアップで寄って、その息遣いとつま先立ちの足使い、
ターンなど鳥肌ものでした。
バレエなんて今まで全く興味がなかったけど
こんなにすごいものだったのかと関心しました。
「白鳥の湖」はその名前と音楽は知っていましたが
ストーリー自体は知らなくて
白鳥の他に、黒鳥なんているなんて思いもしませんでした。
この正反対の白鳥と黒鳥を一人で演じ分けるのは
二重人格のようなもので
人には生来の資質がありますから
どちらかは演じなければならないわけで
相当難しい作業でしょう。

こういう世界にありがちな、役をとる為の足の引っ張り合い、嫉妬
過保護すぎるステージママの存在、
演出家との男女の関係など
素人にも想像できる事象は満遍なく取り込んでいて
分かりやすくもあります。
これが日本人だとそこまで露骨なことはないだろう、
って感じやすいけど、外人ならありうるんじゃないかと
自然に感じるのは不思議です。

とはいっても、官能的な表現をさせる為に
演出家が「今夜、自慰しろ」とか言うのにはさすがに苦笑しました。
でも真面目なニナは本当にその晩、自分の寝室でしてしまうのですが
その最中、後ろを振り返ると母親が椅子に座って寝ている、っていう
怖すぎて笑ってしまう演出に脱帽です。
演出家役にヴァンサン・カッセルを起用していますがこれも大当たりで、
演出家と役者の違いはあるにせよ
現実でもこういうことしてそうです。
いわゆる「白鳥の湖」をイメージして観に行くとやばくて
スリラーでありホラーという意識をもつことが必要です。
殺人も残虐シーンもありませんがR15指定になっているのは
そういうことです。

ニナはプレッシャーで精神を病んでいってしまうわけですけど
芸術を生み出す人って多かれ少なかれ
普通の精神ではやっていけない気がします。
最近は、楽しんで作品つくりました、っていうのが
いいとされている風潮があるけど
本質的には、ギリギリまで追い詰められて
気が変になりそうなときほど、
素晴らしい作品って生まれる気がします。

こういう作品を見ると、日本のぬるさみたいなものは
正直感じます。
特にドラマやテレビ局主導の映画などは
一つの作品として見たら学芸会レベルに感じなくもありません。
売れている女優さんでこの役をこなすほどの覚悟ができている人は
まぁいないですよね。
バレリーナに見えるような肉体にしたり
演技とはいえ自慰行為させられたり
まず事務所が絶対にそんなことさせないし。
まぁ濡れ場シーンがあったら
作品そのものよりそこがフィーチャリングされてしまうしね。

普段はこういうヒューマン・ドラマ系のものは好きじゃないんだけど
本当に観に行ってよかったです。
映像はわざと画質落としたようなざらついた画質でしたが
これが正解で、綺麗で鮮明なほどいいと常々思っていたので
目から鱗が落ちました。
バレエシーンの映像と音の迫力を味わえるように
映画館で、しかもできるだけ大スクリーンで
観ることを強烈におススメします。

自分の嫌なところ

2011年05月15日 16時44分54秒 | 思うこと
何ヶ月か前に職場に新入社員が配属されて
新入とはいっても中途で歳も自分より上な位なんですが
どうにもこの人のことが好きじゃなくて
(というよりもむしろ嫌い)
ほとほと困ってしまいます。

なんせ主観でしかなく
別に被害者づらしたいわけでもないので
細かい描写はしませんが
端的にいうと性に合わないというものです。

完全無視はもちろんしませんが
必要最低限のことしか話しませんし
もちろんこちらから話掛けることはありません。
現時点ではまだありませんが
仕事上、車で2人きりで外回りしなければならないこともあって
現実にそうなったらどうしようかと
考えるだけで嫌になります。

で、自分がそう感じているので
他の人はどんな風に感じているのかと
そこはかとなく観察していると
特に嫌がらず普通に話したり接したりしているので
どうやらぱっと見だけでは
自分だけみたいです。

子供の頃は、むしろ人の好き嫌いは平均よりは少ない方で
露骨に態度に出ることはなかったのに
ここ数年はそういう負の感情が
抑えきれないことが増えてきました。
これが誰からみても最低の人格の人に抱くのならば問題ないけれど
そうでもない人にまで抱くことが
良くないかなぁって。

あと見返りを求める気持ちが増えていくことも
いけないとは思っていても
抑えきれないことが多いです。
aikoのライブに行った後にアンケートを書くんですけど
いつも家に持って帰ってきてから書いて郵送します。
ライブ終わりだとゆっくり書けないということもありますが
郵送で送ったほうが目立つんじゃないか、
ということが最大の理由です。

さすがにそれをすることで、返事が返ってくるとかまでは
望んでいないのですが
チケットの抽選に当たりやすくしてくれんじゃないか、
という勝手な思い込みがあって
書く欄があるわけでもないのに
FCの会員番号を絶対に書きます。

たとえそのアーティストの歌がどれほど好きでも、
その人のやることなすことや
人格すべてまで好きになることはなくて
例えば、ap bankなんかは心底賞賛しているわけでもないし
あまりやりすぎない方がいいとさえ思っています。
でもあの活動がないと、おそらくミスチルでの活動も
今より減ってしまう感じがします。
いい区切りになっているというか
目的意識が芽生えているというか。

ある番組で、桑田さんがガンになったことによって
逆に目標が出来て良かったと言っていましたが
確かにそういう見方はあると思いました。
(病気になったことがいいわけではもちろんありません)

話を戻しますが
ライブの後のアンケートって
ほとんどの人はその日感じた喜びだったり
感謝なりを書いていると思うんですよ、
昔は自分もそうだったし
それが今では不純だなぁ~って。

とはいっても「してあげた感」を押し付けるのは嫌なので
自分的にはできるだけしてないつもりなんだけど
実際どう映っているのかは自信ないなぁ。
だけど、逆にしてもらった分は
それに多少のプラスアルファをつけて
返している、と自分では思っているけど
そうでもないのかもなぁ。

ビルボード東京

2011年05月12日 18時34分38秒 | 音楽
野球場から始まり、ホール、アリーナ、ドーム、
だだっ広い広場、ライブハウス等、
コンサートをする会場は今まであらかた経験してきて
最後の砦がジャズクラブでした。
Bzの松本さんやチャットモンチーなど
興味があるアーティストさんも出演することも最近増えてきて、
とは言っても敷居が高くて
二の足を踏んできました。

そこで今回、一青さんがビルボード東京で
ライブをするときいて
さすがに今回は重い腰をあげようかと
調査を開始しました。

座席は大きく分けてサービス席とカジュアル席に分かれていて
ライブハウスでいうと、サービス席は1階席で
カジュアル席は2階席になるようです。
サービス席は自由席の他に
プラスで数千円出す指定席もあり
カップルシートみたいのがそれにあたります。

サービス席
利点
・ステージに近い

欠点
・値段が高い
・料理を頼まなければならない
・自由席なので早めにいかなくてはならない

カジュアル席
利点
・値段が安い
・指定席なので早めにいかなくてもいい

欠点
・ステージから遠い


とりあえず食事をしながらライブを聴くという習慣がないもので
しかも1つのテーブルに4人席らしくて
ただでさえ外で食事するだけでも緊張なのに
すごくオドオドしそうで怖いです。
食事群もご他聞にもれず割高料金で
同じテーブルで肉やらワインとか飲んでいるのに
ポテトとウーロン茶だけとかみすぼらしいとか
服装は何を着ていけばいいんだ、とか
普段のライブでは全く気にしないような
問題が山積です。

しかしステージ間近で見られるというそれを上回る魅力が
用意されています。
自由席とはいえ整理番号があるので
早い番号を取る必要がありますが
それにはここの会員になる必要がありそうです。
その会費が計4000円、
ってこれだけで安いライブなら見にいけるじゃん、って。

でもこんな機会はこの先ないかもなぁ~、
って考えると別にお金に困っているわけじゃないし
自由に使えるしなぁ~って悩みどころです、
交通費も300円しか掛からないし。

普通に見る分ならカジュアル席でもいいのでしょう。
ワンドリンクもつくみたいだし
そう考えたら費用面は音霊とそんなに変わんないなぁって。
でも実際に行った方のレポートによると
なんか疎外感があるそうです、
店員さんもほとんどいないし
お金払ってないんだから勝手に見れば、
って感じで。

それに加えて、店員さんの質もよくないというレポも
何件か見ました。
カジュアル席の後ろの方で、業界関係者みたいな人が
ずっとしゃべりっぱなしで演奏に集中できないとか
客とスタッフが喧嘩しているとか
内装のゴージャスさとは裏腹に
内部はそれほど洗練されていないようです。

ミッドタウンにあってバブリーな雰囲気は隠せませんよね、
ブルジョワたちの外見はきらびやかだけど
何か底の浅そうな・・・
これは自分のイメージですけどね。
まぁロケーションは別にして
今回のイベントは中々いいと思います、
様々なシチュエーションでライブができるのは
一青さんの強みだと思うので
ジャジーな雰囲気の「Final Call」聴いてみたいなぁ。

aiko「Love Like Pop 14」(ネタばれあり)

2011年05月12日 01時18分45秒 | 音楽
か台風(5月で台風って)1号が来ているらしくて
雨もときおりひどく降る中、
会場のNHKホールに向かいました。

グッツも 結構買って、冷静になってみるとチケット代と
同じ位なのね、
学生さんは本当大変でしょうね。
しかも「まとめ」を買うと
「会場限定 aiko手書きCDジャケットポスター」
がもらえるということで
「まとめ」を買っていないファンの風上にも置けない自分は
ダブることなく買うことができてラッキーです。

席は2階でしたが3列目で
頭上に3階席が張り出してなかったので開放感があり、
1階の後ろの方よりは見やすい位置でした。

何だかんだいってaikoのライブは1年ぶりで
始まる前はドキドキでした。
とりあえずセットリストから
「まとめ」からの曲ばかりではない、ということは
小耳に挟んでいましたが、
なるほどあまり関係ありませんでした。
というか個人的には今日の方が「まとめ」に近いものがありました。

「smooch!」はライブ向きな割には
あまり演奏されないので、「そ~~らのように♪」で始まったときは、
「きた~」、って感じでした。
「アスパラ」は歌詞だけみれば
相当上位に来るほど好きな曲で
聴くと中学生で片思いしていたことを思い出します。
「おやすみなさい」は曲を聴いてはじめて泣いた曲で
これもかなりやっていない曲で
「まとめ」にも入っていないので
聴けるとは思っていませんでした。

今日発売の両A面シングル「恋のスーパーボール」「ホーム」も
もちろん歌ってくれて
家で聴いている分には「ホーム」の方が
どちらかというと好きだったんですけど
ライブになったら「恋のスーパーボール」の方がノリが良くて、
良く聴こえました。(もちろん「ホーム」も良かったです)

いつもと違うのはメドレーがないことで
絶対に「あした」が1番で終わって
他の曲にチェンジすると思っていたので
フルコーラス歌ったのはびっくりでした。
デビュー曲だけど自分がつくった曲じゃないし
実はあまりやりたくないとaikoが思っていると
思っていたのもあります。

あと今回は公演毎にセットリストを大幅に変えてくるみたいで
福岡の2日目は半分は違う曲でした。
だから明日のNHKホール2日目も
今日とは違ってきそうです。
このBリスト(勝手に名づけました)の中では
「深海冷蔵庫」と「花風」が何といっても
聴きたかったですね~。
追加公演でやってくれないかなぁ。

まだツアー序盤ということもあって
次回公演の予告はなかったけど
追加かROCKのどっちかはあるでしょう。
でも仙台公演が延期になっているから
こちらが決まらないと難しいのかなぁ。

振り返ると19曲歌ってくれましたが、
今回は久しぶりに心から
「本当にこれで終わりなの~」って叫びました。
結局3時間きっちりやっているし
それだけ充実していた証拠なんでしょうが
あと4~5曲はいける勢いでした。

トークはいつもよりも多かったのか
赤ランプが相当点いていたみたいです。
その中でaikoがさら~っと「AV監督が~」って言っていて
「PV監督」の聞き間違いかと思ってたら
本当に「AV監督」だったので
お客さんは女子が多いのに
よくいったなぁと感心しました。

今日も改めて、こういう演出の特にないホール公演で
お客さんがこれだけ盛り上がるのは
本当にすごいの一言です。
これが文字通り、一体感なんでしょう、
距離の近さは群を抜いていますね。

aikoのライブに行くと心が綺麗になるというか
汚れていなかったあの頃に戻れるんですね、
だからそのときは悲観的なこととか
ニヒリストになるのはやめようとか本気で思って
それがaikoの人柄なんだろうなぁ。
今日も雨の中、傘を差して「チケット譲ってください」の
プラカードをもった人が10人弱もいて
それだけみんな逢いたいんだよな、
高々3000人程度しか入れないホールじゃ辛いよ。

ライブ終了後は1階に降りて
恒例の銀テープを ねこそぎ拾って帰ってきました。
次のライブはいつのことになるのやら・・・

貯める技術

2011年05月09日 22時39分55秒 | 思うこと
浜岡原発の停止命令が出て
国からこう言われたら止めざるをえなくて
これを無視して運転を続け、
もし今年中に東海地震が発生して
福島原発のようになったら
責任は中部電力が負わされるに違いなく
ある種の脅しでもあるわけです。

おそらく中部電力からの東電管内への電力の供給がなくても
ある程度やっていける見込みがついたからでしょうが
今度は東海地方での電力不足が出てきます。
60ヘルツ圏内なので、他の電力会社からの
融通がつきやすいことも踏み切れた一因と考えられます。

大阪に実家のある人にきいたら
そちらの方では電力不足は関係ないので
節電とかほとんどしていないって聞きました。
ある意味、当然なんでしょうけど
これを機に節電してみて
いかに無駄な電力を使っていたか実感するには
いいのかもしれません。
(大阪は中部電力とはあまり関係ないか)

今回の停止命令で、中部電力の株価が大幅に値を下げています。
別にここで事故が起きたわけでも、ミスをしたわけでもないのに
これで資産価値も落ちてしまい
株主からも批判が免れないわで
いいとばっちりです。

中部電力も東京電力も社員の人は
おそらく一生安泰だと思って入社した人が多いに
違いないでしょうが、人生何が起きるか分かりません。
その中でも原発に全く関わっていない方がほとんどで
それで給料がこの先減るのは間違いないでしょうが
本音を言うと、そこまで同情はしていません。
おそらく年収で1000万円前後貰っている人が多数でしょう、
これで減給が可哀想と言える人は
心がまっさらすぎるか偽善者か金持ちかに限られます。

お金を持っている人がよりお金を稼ぎやすいのは間違いなくて
もしお金を貯めたいと思ったら
生きる為のもの以外には絶対お金を使わず
あれこれ考えずに100万円貯めることです。
ダイエットと逆で
入る量を増やすか出る量を減らすかのどちらかしかありません。
元手がないと入る量を増やせませんから
出る量を減らすしかないのです。

100万円貯まると貯める能力(ダイエットでいうやせやすい体)が
出来あがるので、貯まるスピードが増していきます。
そうして当座使う予定のないお金で
投資するのがいいと思います。
投資というと嫌なイメージを持つ人も多く
自分も数年前まではそうでしたが
知ってしまうとやらなくては損に思えてきます。

絶対に損したくないというならば
外国為替がいいと思います。
現在、ドルが80円台とかなりの円高になっています。
例えばこの状態でドルを80万円分買って
1ドル=100円のとき売れば100万円で戻ってきて
20万円の利益になります。
もちろん税金やら諸経費が引かれますが
それでも10万円以上は儲かります。

70円や60円に下がることは
今までは一度もありませんがもちろん可能性としてはあります。
その時は何10万も値下がりしますが
また円安になるだけ待っていればいいだけの話です。
要は円高のピークがどこかある程度、見極められれば
リスクは案外少ないものです。

リーマンショックの時に、オーストラリアドルが急落し
60円を割るほどまで落ち込みましたが
現在は85円まで回復してきて
その時に600万円買っていれば、
現在は850万円になっていました。
残念ながら当時はこのことに興味がなかったので
買っていなかったことが悔やまれます。

欠点は円安になるのがいつになるのか分からないので
例えば先ほどのオーストラリアドルもここまで回復するのに
2年間ほど掛っていますし
100円に回復するのが何年後かも分かりません。
それでも定期の金利が1%もいかないことを考えれば
まずこちらの方が利率はいいでしょう。

それと銀行が倒産した場合、
外貨預金は保証の対象外の為、
いくら返ってくるかは分かりません。
ですのでいくら低い確率とはいえ
余剰資金で投資する方がいいでしょう。
もう一つの欠点は、
たえず今、1ドル何円だろう、って気になってしまうことです。

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