これが私の生きる道

こむずかしいことやきれいごとは
書いてありません。
読みやすさを心がけて書いています。
読んでみてください!!

死が二人を絶つまで

2013年03月31日 21時10分13秒 | 思うこと
女優の坂口良子さんが死去されました。
坂口さんといって自分が真っ先に思いつくのは
土曜ワイド劇場の三毛猫ホームズシリーズです。
相手役は故石立鉄男で
二人のやり取りが面白くて
楽しみにしていました。

たしか原作者の赤川次郎が
原作と相違点があるとのことで
シリーズが途中で打ち切られたそうで
とても残念でした。
この後に嵐の相葉雅紀で再ドラマ化されていますが
土曜ワイド版に比べたら味もそっけもありません。
(しかも土曜ワイド劇場の真裏って)
最近、再放送もされないのは何ででしょう。

坂口さんもそうですが
この年代の方が亡くなったと聞くと
身につまされるものがあります。
例えばあと30年の寿命として
このままのんべんたらりんと生活を送っていていいのかという
疑問というか焦りのようなものを感じます。

自分の場合は、嫌なことはしたくないということで
その大部分は仕事に関することです。
学校生活でもそれなりに不快なことはありましたが
社会に出てからのそれに比べれば他愛もないもので
実際、学校に行きたくなくない、なんてことは一度もありません。

仕事の中で嫌なことの一つが
人に指示したり、注意したりすることです。
何か仕事を頼んでそれに対して向こうから何の反応もないことがあって
一々こちらから連絡を取らなくてはならないことがあります。
ここで相手を問い詰められる人間ならばいいのでしょうが
そこまで感情的になるほどの話でもなく下手に出ると、
また同じようなことを繰り返し
余計にストレスがかかることはとても馬鹿馬鹿しく感じます。

もう一つが仕事で関係するバカな連中
(皆様も少なくとも何人かの顔が浮かんでくると思います)
の相手をしなければならないことです。
大体、仕事の関係がなければ絶対に関わらないし
自分を偉いと思っている勘違い野郎の世話をしてやる時間が
お金の為とはいえもったいない、としか感じません。

金銭的に50歳まで働けば何とか残りの人生やっていけるかと
計算していましたが、もう45歳位でリタイアしたくてたまりません。
そしてまた明日から仕事がはじまる・・・

miwa live at 武道館 ~卒業式~

2013年03月30日 01時18分50秒 | 音楽
miwaの初武道館ライブに行ってきました。
席はeプラスのプレオーダーで何とか取っただけあって
2階席のほぼ最上段、しかもステージサイドで
舞台のセットは全く見えないがっかりな席でした。
点数をつけると20点位ですが
こんな後ろの席でも周りの人の歓声が意外に大きく
盛り上がっていたのでプラス20点して40点というところでした。

ステージ後ろに映像スクリーンがあったわけではなかったようで
その点に関してはそれが見えない位置でもそんなに支障なく
逆にステージ側から見た照明はよく見えました。
あと女性客が随分増えたなぁって感じました、
この傾向は続けていくべきと思います。
やはり女性ファンをつけることは大事です。

タイトルで「卒業式」と謳っていた通り、
自身の大学の卒業と、あとオールナイトニッポンの卒業を
武道館で行うといった分かりやすいコンセプトライブです。
初武道館でしたが奇をてらった演出は一切なく
今できる精一杯のことを出し切るところに
好感を持てました。

今までリリースされたシングルはもちろん全曲演奏し
ライブでの定番曲を加えて
おそらくみんなが聴きたい曲を万遍なくやった印象です。
曲順もアップテンポからバラード、
ラストは盛り上がる曲と初心者でも安心な流れです。
特に「again×again」はいつ聴いても
本当にアガリます。

アンコールは卒業式にちなんだ袴姿での登場で
1曲目の「めぐろ川」では桜の花びらが舞う演出が
すごくマッチしていました。
ちょうど日曜日に仕事で目黒川付近に行ったんですけど
本当人がたくさんいてびっくりしました。

アンコールラストは「春になったら」で
これも定番といえば定番ですが
やっぱりこの曲はこの位置が似合います。
リリースしてすぐに震災があり、そのせいか分かりませんけど
さほどヒットしなくて
でもかなりいい曲だと思うんですよね、
もっと評価されてもいいです。

Wアンコールでは今回のライブTシャツを着て登場し
MCで涙を見せました。
最近は初武道館といっても内心はともかく
表面上はそこまで感激している様を見せる人はあまりいなくて
泣いてくれたりすると、こちらも嬉しいものです。
次は横浜アリーナ、アリーナツアーでも、
と話していましたが、ぜひ実現してもらいたいものです。

デビュー前の映像などを合間合間に流していましたが
校則の厳しい高校で、バレないようにライブハウスなどで活動しながら
受験勉強もして、慶應大学に入学し
学業と並行してデビューし音楽活動を続け
卒業と同時に武道館を埋めるだけの成功を納める、って
実は相当すごいことだと思うんですよね。

しかもバンドならともかく、女性ソロで作詞、作曲も自分でしているんですからね、
彼女を初めてみたのは
2010年夏の「GIRLS ROCK FACTORY」で
当時はまだ前座扱いだったけど
わずか3年でここまでの存在になり感慨もひとしおです。
おそらく今年中にアルバムを出してツアーを行い
再来年は5周年記念でベストアルバムを出して
アリーナツアーといった所を予想していますが
どうでしょうか。

RHYMESTER KING OF STAGE VOL. 10~ ダーティーサイエンス Release Tour 2013 ~

2013年03月25日 20時40分14秒 | 音楽
仕事で車を運転することがあって
たまたまTBSラジオの今はなき「キラキラ」という番組を聞くことがあって
パーソナリティーが元局アナの小島慶子さんで
週代わりで男性パートナーがついて
その水曜日のパートナーがライムスターの宇多丸さんでした。

この宇多丸さんというのがしゃべりが面白くて
同じTBSラジオでウィークエンド・シャッフルという冠番組をやっているというので
ポッドキャストを聴いてみた所、
完全にハマりまして、テレビでも出演するときは
極力見るようになりました。
個人的には今芸能界で一番
面白い話をする人だと思っています。

この宇多丸さんが所属しているのがライムスターで
ヒップホップグループです。
一応CDなどを借りてきて聴いてみたものの
さすがに普段聴いているジャンルとは全く違うため、
すごく良かったとは言えなかったのが本音です。
そんな中、オークションでアルバムツアーが
2500円で出品されていて
試しに入札してみたら落札できて行くことにしました。

会場はパシフィコ横浜で約1年ぶりの来訪です。
桜木町に降り立つと
桜もほぼ満開ということもあり
多くの方がいらっしゃいました。
これは毎度毎度思うことなんですが
こういう観光地に訪れたときには
色々観光すべきもんなんでしょうが
ライブ前に疲れたくないからほとんどスルーしちゃうんですよね。

ヒップホップのライブというのははじめてで
客層もやはりいつも行くような感じとはいくぶんか違っていました。
男性はスキンヘッドの人が結構いて
ひげ率も高いように感じました。
女性はツアーTシャツを着てやる気まんまんの人と
いやにおしゃれな服を着ている人と両極端でした。

席は1階30列目で、半額以下だった割には、
すごくいい席で、ステージも見やすかったです。
今までは2階席しか体験したことがなくて
そこは見にくい席ばかりで、
1階だとこんなに違うのかと驚きでした。

肝心のライブですが
NEWアルバムは未聴で知らない曲も多くて
そもそもヒップホップの良さがあまり分からないので
目からうろこが落ちるような感動はさすがにありませんでした。
しかしもっと飽きるかと思ったんですが
構成の影響かそういうこともなく
3時間強と長いライブでしたが、平気でした。

舞台セットは簡素的で
プロジェクション・マッピング
(東京駅でやったような建造物に映像を投射するもの)
を使用し、それは良かったんですけど
ステージ上が照明で暗くなりきらない為に
映像がぼんやりとしていて
はっきり見えないのがマイナスでした。

関東圏で今回のツアーでは一番巨大な会場のせいか
ゲストがたくさん登場し
(とは言っても知っていたのは、横山剣だけでしたが)
5000円位のチケット代では赤字になっちゃうんじゃないかと
心配になりました。

それとなんといっても普段ラジオやテレビで目にしている
宇多丸さんのステージ上とのギャップが激しくて
笑ってしまいました。
宇多丸さんの存在がなければ
ヒップホップのライブに行くことは絶対なかったので
新しい経験が出来て楽しかったです。

InterFM MUSIC MASTER LIVE with kokua

2013年03月23日 00時09分09秒 | 音楽
一青さんがゲスト出演するということでしたが
さすがに定価では厳しいなぁということで
オークションで3500円で落札してチケットを手に入れました。
そんなわけでもちろん2階席、しかも端っこの方で
開演前はあんまりいい席じゃないなぁってがっかりしてましたけど
はじまってみたらあんまりそんなことは気にならなく
ステージもそんなに離れている感じはしませんでした。
渋谷公会堂はいつもこういう風に思うことが多いです。

kokuaは『プロフェッショナル 仕事の流儀』の主題歌の為に結成された
(ウィキペディア情報による)とかで
あの「Progress」を作ってます。
スガシカオと武部さんを中心とした
有名ミュージシャンが参加しています。

出だしはその「Progress」を武部さんのピアノのみの演奏でした。
その後はap bank Fesみたいな感じで
ホストの桜井さんの役をスガシカオがこなして
ゲストミュージシャンが3~4曲歌うといった感じです。
ゲストのトップバッターは藤井フミヤで
「TRUE LOVE」を歌っていました。
後の2曲もオリジナル曲らしいのですが
聴いたことはなかった曲です。
フミヤはソロよりもチェッカーズの時の曲の方が
イメージ強いんですよね。
ソロライブでは歌うんですかね。

次が一青さんでフミヤとデュエットで
「ツイスト・アンド・シャウト」をはじめに歌いました。
カバー曲でしたが有名な曲でノリもいいので楽しめました。
さっきまで近所のNHKで収録していたということで
BSの「アジア・ミュージック・ネットワーク」だったんですかね。
オリジナルの1曲目は「Lesson」でこれは結構意外でした。
バックダンサーはもちろん出ませんが
一人でフリはしていました。

2曲目が「home」でなんでカバー曲をと疑問でしたが
スポンサーが木下工務店で
そのCM曲だったんで、仕方ないです。
3曲目は、来ないで、来ないでと願っていましたが
やっぱり「ハナミズキ」でした。
希望としてはスガシカオが男性パートを行う
「愛と誠のファンタジア」でしたけどそれは叶わず。

ソロコンサートならば、特に地方の会場を周るツアーならば
これを聴きに来る層が必ず存在するので致し方ないのですが
今日みたいなイベントならば
歌わなくてもいいと思うんですけどね。
一つ嬉しい誤算としては参加しているミュージシャンの技術のせいか
ただ単に演奏者が多いせいか
普段ソロコンサートで耳にする「ハナミズキ」よりも
音がよく聴こえたのが何とも複雑でした。

一青さんの出番はこれで終了で、
次はシークレットゲストでシングライクトーキングの
佐藤竹善が洋楽の曲を1曲歌いました。
どうもInterFMのパーソナリティをしているらしく
その関係でらしいです。
武部さんも番組を持っているらしいのですが
その番組でアマチュアバンドの演奏テープを募集していて
そこで一番良かったバンドが1曲演奏しました。
プロって言われればそのまま信じちゃう位のクオリティで
ロッキングジャパンに出ていても違和感なさそうだけど
あまり個性は感じませんでした。

最後のゲストがトータス松本で
スガシカオと同じ歳ということでトークも一番はずんでいました。
この二人でデュエットした洋楽の曲は
かなりカッコ良かったです。
最後に「ガッツだぜ」をこれもデュエットで
今日一番の盛り上がりでした。

ここでゲストは終わりで残りはスガシカオ コーナーでした。
はっきりした曲名は分かりませんでしたが
どの曲も聴いたことがある曲でした。
3曲位しか歌いませんでしたが
ソロライブで観に行っても面白いだろうなぁと感じる
パフォーマンスでした。

最後はゲストを含めた「to U」ならぬ「夜空ノムコウ」で終了しました。
あまり期待していませんでしたが
結構面白かったです。
最近オーディオ熱が再燃していて
色々ステレオをいじくってますけど
生の演奏のクオリティと迫力には当たり前ですけど敵うわけもなく
直に足を運ぶ価値は絶対にありますね。
来月にWOWOWで放送されるそうです。

マウストラップ

2013年03月17日 23時09分07秒 | 演劇
オンラインチケットのeプラスで
「得チケ」というお得な情報をメールで送ってくれて
一昨日それを眺めていると
「マウストラップ」という舞台が
8900円→3000円になっていて
試しに席を照会してみたら11列目の席が残っていて
勢いに任せて購入ボタンをクリックしていました。

アガサ・クリスティー原作で
何でも映画・テレビなどの映像化が許されていない作品らしく
舞台でしか見られないお話だそうです。
ミステリーは全般的に好きなので
まぁ大丈夫だろうと思っていました。

会場はブルーシアターという六本木にある劇場で
元はブルーマンシアターだったところです。
仕事の関係で前を通ることはあったのですが
中に入るのははじめてです。
HPで見る限り、豪華そうなイメージでしたが
中に入るとそれは真逆でした。

仮設で建てたもののように
トイレも台数が少なくしょぼく感じました。
会場内は椅子自体はしっかりしたものですが
前の席との間隔がせまく
ろくに足を組むことにも難儀します。
それと傾斜が緩くて
前の人の頭がちょうど目線の位置に来てしまい
ステージが見えにくいったらありゃしません。
これは完全に設計のミスだと思います。

開演前のアナウンスをキャストの夏樹陽子さんが行っていて
いつもそれを行う劇場のスタッフの人とは
一線を画すものでした。
とにかく聞き取りやすくて録音だったのでしょうが
声質が全然違います。

舞台は途中休憩を含めて3時間弱という長さで
前半は登場人物の紹介な部分が多くて
結構退屈しました。
正直、これは失敗したかなぁと後悔しかけましたが
休憩を挟んだ後半は
物語も動き、ミステリーならではの容疑者との駆け引きもあって
面白くなりました。

結末は話さないでください、と言われたのでしませんが
まぁ真犯人はあそこにいた半分以上の人が想像していたような人でした。
また2時間ドラマのようにラスト数分で
新事実がどんどん出てきて
どうなんでしょうね。
その割には結末は案外あっさりしていて
もうちょっとどんでん返しがあった方が良かったです。
そういえば三田佳子らしき人が観に来ていました。

Superfly 5th Anniversary Super Live 「GIVE ME TEN!!!!!」

2013年03月10日 20時09分20秒 | 音楽
ちょっと前まで日向を探して歩いていたのに
日陰の方が心地よくなる位の暖かさで
花粉がなければ一年で一番気持ちのいい季節になりました。
しかし今日は噂になっていた黄砂が吹き込んできて
視界が非常に悪かったです。

昨日はタイトルにある通り、5周年記念ライブに行ってきました。
会場の幕張メッセは好きな会場で
今日盛んに5500人って言っていましたけど
アリーナクラスの割には小さくて
後ろの方でもステージまでそんなに遠く感じません。
でもステージ事体は大きいので
より映像が近く感じます。

しかし難点が家から遠いところで
帰りは特に電車の乗継が悪く
2時間も掛かってしまいました。
恒例のアウトレット巡りもしましたが
めっけものはありませんでした。

今回はスタンド席で、ステージからも遠いエリアで非常にがっかりしていました。
幸いだったのは3列目で、アリーナに近いということで
しかも段差があるので視界は良かったです。
それとステージ方向の通路側の席で
これも隣の人を気にしないで済んで、65点はつけられる席でした。

マイナスだったのが、前のカップルがいちゃつくのは構わないのですが
曲に合わせて手を指揮者みたいに拡げる動作を
特にバラード曲で意味不明に行うのでそれがすごく邪魔でした。
あとコールアンドレスポンス等の盛り上げ時の声援が少なく
盛り上がりには欠ける席だったのが残念です。

出だしは「ハロー・ハロー」 「Hi-Five」 「マニフェスト」 「恋する瞳は美しい」と
年代順のシングル曲だったので、この調子で進んでいくのかと思いましたが
この後はアルバム曲、しかも志帆さん曰く「あまり人気のない曲」が並び
ただ単にシングルだけのライブにはなっていませんでした。
大きなステージを生かした巨大スクリーンの映像が中々良くて
これは相当のアドバンテージでした。
「Deep-sea Fish Orchestra」では深海の中の映像で
曲の雰囲気と相まって、今日一でした。
この曲ではセンタ―ステージにストリングスチームが入って
これも良かったです。

次の「My Best Of My Life」では雪が積もっていって
それで画面全体が白くなったところで
流れで砂漠に切り替わって、そこに一輪の花が咲いているところで
演奏が終盤に入ったので、これは次に「Wildflower」に続くんじゃないかと期待していたら、
そのまま演奏が終わってしまい、志帆さんの衣装チェンジに入ってしまいました。
自分としてはそれから一面の花畑が拡がって
「愛を込めて花束を」に続くようなストーリー性があったら
面白いと思ったんですが、中々思うようにはいきません。
演出面ではもう一つ、銀テープは後半の方がいいんじゃないかと思います。

ストリングスチームとホーンチームが入っていて
見た目にも厚みが出るし
アリーナクラスのライブではこれからもぜひ入れてもらいたいですね。
後半は盛り上がり系の曲が続き、
まさに5周年を祝うようなセットリストになっていました。
特にアンコールは、「Beep!!」の踊りは楽しいし
「愛をこめて花束を」はいつ聴いても感動するし
ラストを「Rollin' Days」にしたのも自分的には正解です。
聴きたい曲はほとんど演奏してくれましたが
「See You!」はホーンチームも入っていたし
ツアーのイメージに合っていたのでやってほしかったですね。

まぁでもたった5年間でこれだけ武器になる曲を多くもっているというのが
すごいの一言ですね。
他のアーティストの5年目と比べても
相当上をいっていると思います。
しかしこれから10年目までの5年間が
この人気を盤石なものとするかそうでなくなるかの
分かれ目になると思うので
ステキな曲をたくさん届けてもらいたいです。

一青窈 TOUR2013 「一挨一拶」 入間公演

2013年03月02日 22時43分32秒 | 音楽
当初は3週間後にある品川公演に行くつもりでしたが
2週間前にチケット流通センターのサイトを覗いたら
最前列が12500円即決で出品されていて
その時は円安でイケイケだったので
つい買ってしまいました。
(チケットが届く頃には円高になるっていう)

席は一番端っこでしたが
前に人が誰もいないっていうのは
やはり気分のいいもので
倍の値段で損したなぁという後悔はありませんでした。
しかし自分の真ん前に係員が座っていて
もちろんしゃがんではいますが目線にはどうしても入ります。

しかもこの人、しょっちゅうメモみたいなものを見ていて
その度に紙がこすれる音がして
MC中のみならず演奏中も見るもんだから
うっとおしくて仕方ありませんでした。
照明さんやPAさんが演奏順の確認で見るのは分かりますが
この人はそれを見てもただ座っているだけで
何をするわけでもなく、何の為にそれを見ているのか全く理解できません。

お客さんはおそらく地元の方が多いように感じましたが
拍手はきちんとするし、嬌声を上げるでもなく
総じていいお客さんだったんですが
とんでもない人がいました。
終盤の「もらい泣き」で自分とは逆サイドのステージ端に行ったときに演奏中にも関わらず
なんと花束を渡しに来るおばさん2人組です。
アンコール終わった後とか、百歩譲ってMCの時ならまだしも
演奏中に渡すって長いライブ歴でもはじめての経験です。

おそらく根っからの一青さんのファンというよりかは
このホールでコンサートがあるといつもやっているんじゃないかって感じましたが
前述した係員はそれには全く反応せず
あれが不審者だったら危害を加えることも考えられるし
お前、ああいうの止める為にいるんだろうと
本当、蹴っ飛ばしたくなりました。

ネガティブな話題はこれ位にして
今回は小さいホール主体で、セットや演出には期待していませんでしたが
こちらはまぁその通りでした。
キーボードに産後明けの紺野さんが復帰していて
産後太りも全くなくピアノの発表会のような衣装を着ていました。
一青さんの衣装は真っ赤なドレスで
個人的には好きなデザインです。
カバー曲で「他人の関係」を歌いましたが
この曲のイメージに合わせたのかと思う位、
一番マッチしていました。

前回ツアーの「HOTEL アカシア」から変わった曲は6曲ですか、
これはちょっと少ないですかね。
特に後半は「うんと幸せ」以外は一緒で
「メイク」とか「ウラ・ハラ」とか入れてもいいのになぁ、
って残念に思います。
出だしの「月天心」「翡翠」からして変わらず
どうなんだろうと心配になってきた矢先、
あのイントロが流れてきました。

「Final Call、きた~!」って一気に心拍数が上がりました。
何だかんだいって2年位歌っていなかったので
結構おあずけ感があり毎度のことながら鳥肌が立ちました。
石川さゆりの「津軽海峡、冬景色」、尾崎紀世彦の「また逢う日まで」級に
代名詞になっていい曲に思えるんですけど
実際今日もどの曲よりスケールが大きいように感じるんですけどね、
世間的な評価はそれほどでもないようです。
とりあえずこの曲を最前列で聴けただけで
定価以上の分はペイできました。

あとは「愛と誠のファンタジア」ですか、
やっぱりこちらもいいですね。
前ツアーのような大規模な演出はなかったものの
引き込まれますね。
この曲が主題歌だった「愛と誠」の撮影場所が
入間市の何とかっていう建物だったってMCで話していました。
メンバー紹介のお題は「好きな飲み物」で
ベースの人が「黒のコーラ(ライト)」って言っていて
自分は絶対、赤の普通のコーラの方が好きなので
そういう人もいるんだ、って意外でした。

結局、この2曲のおかげで満足度はかなり高まり
良かったんですけど、逆を返せば
この2曲がなかったらあまり満足できなかったかもしれないなぁって
思う部分もあります。
気のせいかもしれませんが
何か今日は一青さんの顔色がいいというか
体調がいいように見えました。
あとなぜか「道案内」の出だしで泣いていました。
品川は定価付近でいい席があったら行こうかなぁって思っています。

ジャンゴ 繋がれざる者

2013年03月01日 19時50分37秒 | 映画
昨日、アカデミー賞を受賞したアン・ハサウェイがあたかも主人公のような
「レミゼラブル」のCMが流れていて
宣伝の為とはいえ、10分ほどしか画面に映らないのに
あれで勘違いしてしまって映画館に行く人が増えるんじゃないかって
心配になります。
それはさておき、今日は映画の日で
ちょうど公開初日の「ジャンゴ 繋がれざる者」を観に行きました。


あらすじ: 1858年、アメリカ南部。
奴隷ジャンゴ(ジェイミー・フォックス)は、
賞金稼ぎのキング・シュルツ(クリストフ・ヴァルツ)の手によって自由の身となる。
やがて2人は協力し、次々とお尋ね者たちを取り押さえることに成功する。
その後、奴隷市場で離れ離れとなってしまった妻を捜す目的のあったジャンゴは、
農園の領主カルヴィン・キャンディ(レオナルド・ディカプリオ)のところに
妻がいることを突き止め……。


西部劇って別に好きじゃないし
監督がタランティーノだから観に行った程度の理由です。
詳しい時代考証も分からないし
黒人云々はともかく、人を奴隷とすることを合法にしていること自体、
現代に生きていると信じられないし
実感も湧きません。
なので実際にこういうことがあったのでしょうけど
フィクション感が強く感じて
ひどいことをされていても
イマイチ真剣になれないというか。

そもそも何かノー天気に見えてしまうんですよね、
タランティーノ監督の作品って、どれも。
これは悪い意味ではなく、あまりシリアスすぎるものを好まない自分としては
ちょうど良かったりします。
この前のゼロ・ダーク・サーティでもそうでしたけど
何か最近物語に憎悪の感情を抱きにくくなっているようです。

悪の大ボスがディカプリオで
こちらも必至に悪役を演じているんですが
演技力とは別に、人って持って生まれたパーソナリティーって
あると思うんですけど
やっぱり憎み切れないというか。
「悪の教典」で伊藤英明が殺人教師役をやっていましたよね、
おそらく自分があれを見たら大島優子みたいに怖くなるより
笑っちゃうと思うんですね、
「海猿」であんなに人を救っているのにって。
(ちなみに「海猿」を観たこと、ありません)

大してサミュエル・L・ジャクソンは
どうみても悪役顔で、
アベンチャーズでは正義側だったけど
どうみても悪の大ボスって感じです。
最後の殺されるシーンで
決めの「マザー、ファッカー」が出てきたときは笑ってしまいました。

ただ一つ分からないことがあって
ジャンゴの奥さんを取り戻して
キャンディがシュルツに握手を求めると
キャンディをピストルで撃ってしまったんですけど
何でこんなことしたのかなぁって。

キャンディに嘘を見破られて大金取られて頭に来ていたのは分かるんだけど
奥さんを引き渡してくれたんだし
握手をしていれば死なずに済んで
あんな大騒動にはならなかったのに
何かあの元ネタにあるような映画があるのかなぁ。

論理的でない行動をとることはよくあるし
アクションシーンも派手で結構面白かったです。
映画館で観ることをおススメいたします。

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