これが私の生きる道

こむずかしいことやきれいごとは
書いてありません。
読みやすさを心がけて書いています。
読んでみてください!!

舞台 ハイバイ「霊感少女ヒドミ」

2014年10月23日 19時59分52秒 | 演劇
会場のアトリエヘリコプターの最寄駅は大崎駅で
埼京線で乗り換えなしで行けるのでいいんですけど
普段は品川駅に停まってくれた方が
いいのになぁとよく思っています。
この会場に行くのは2回目で
100人も入ればまんぱんになるような小さい施設です。

プロジェクション・マッピングを利用した画期的な(とりあえず自分ではそう思う)
お芝居で、舞台セットがほとんどいらないから
大道具さんとかの仕事は軽減されます。
その代わり、投影する映像を作るのがものすごく大変だと思いました。
それと映像に合わせて役者さんも動きを合わせないといけなくて
しかし投影された映像が直接見れないから
それをどうやって合わせているのか不思議でした。

あと今日はプロジェクション・マッピングが3Dになっていて
その為に満員御礼だったのですけれど
やっぱりセッティングとか大変みたいでした。
2D版を見ていないので比較できませんが
ところどころで3Dの映像が流れていました。


あらすじ

福生のあたりに住むひとりの女の子(ヒドミ)と、彼女を見守る2人の幽霊(三郎、虹郎)。
幽霊は「生きている人間に愛される」と人間に戻ることができ、
ひとりの幽霊は彼女のことが好きなのだが、
そんな彼女が家に男(ヨシヒロ)を連れ込んでくる。
こっちを振り向いて欲しいがためにその男を様々な手で妨害しようとして


ヨシヒロっていうのが、人間的に最低な彼氏で
三郎と虹郎がヒドミと別れさせようと奮闘するのがお芝居部分のメインになります。
ヨシヒロがヒドミのいない隙に下着を盗んで
それを出させる為に
矢沢永吉の「止まらないHa ~Ha」の映像を流して
タオルの代わりに下着を投げさせる場面は
一番面白かったシーンです。
他にも結構笑えるシーンがあったんですけど
映像に集中しているせいか
笑い声はあまりしませんでした。

お芝居のシーンと映像のみのシーンが交互に交わされますが
映像シーンがメインでお芝居部分がおまけのように
主従関係が逆転しているように感じました。
映像の方が良すぎて、心を掴まれる部分はほとんどこちらに集中していました。
岩井さんのナレーションが、声質もイントネーションも絶妙で
ラストの「エイリアンズ」という曲もものすごく合っていました。
ヒドミの最期とかかなり切ないストーリーになっています。

そうなると舞台じゃなくて全部映像でもいいんじゃないか、って
考えがちになってしまいそうになるのが
この形式の難しいところだと思います。
あと1時間というのはさすがにちょっと短く感じましたが
映像の制作なんかの都合上、これが限界なのかなぁとも思います。

クライマックスシリーズ・セ 第4戦

2014年10月18日 23時33分33秒 | スポーツ
東京ドームから只今帰ってきました。
結果はご存じの通りですので、試合に関しては後程、記すとして
今までクライマックスシリーズへ行ったことがなくて
というのもプレオーダーなどで応募しても落選してばかりで
今回もどうせダメだろう、と大して期待していませんでした。
それが当選して、レフト側といっても外野指定席が取れて
良かったなぁと楽しみにしていました。

今年巨人戦を観に行くのは初めてで
ここ数年、勝っても負けてもそんなに嬉しくもなければ
悲しくもない状態が続いており
今日は久々に「絶対に勝ちたい」、と心に期するものがありました。
阪神戦を観に行くのも、後楽園球場時代の
中学生の時以来です。

阪神ファンは怖いイメージしかなくて
今まで行きたいと思いませんでした。
阪神ファンと巨人ファンの境目に警備員がたくさんいて
いざこざが起きないように見張っていたし
3連勝している余裕なのか
そんなに挑発するような感じもなく
あまり怖さは感じませんでした。

確率的に4連勝するのは、2の4乗分の1で
すなわち16分の1、6.25%しかありません。
しかもアウェーチームということを考慮すれば
5%もない計算になります。
しかし今日の先発は巨人が小山で、阪神が能見、
これだけ見れば圧倒的に阪神有利で
試合開始までは30:70で巨人が不利だと客観的に見ていました。

で初回、上本、鳥谷の連続ヒットで、4番のゴメスを何とか三振に仕留め
ここを抑えればと思ったのもつかの間、
マートンの3ランホームラン。
ちーん、早くも15:85に暴落しました。
そのショックも冷めやらない内に
福留の連続ホームラン、1回で勝つ確率、10まで減りました。

その裏、チャンスを作るも得点できず、
逆に大和を2塁に置いて、西岡の2ランホームラン、
この時点で0対6、10→5に。
亀井のホームランと村田の犠牲フライで2点返して4点差に。
能見は絶不調で、ヒットはバカバカでますが
チャンスに打てず、特に坂本と慎之介が大ブレーキでした。

小山の後の継投で何とか凌いでいましたが
7回にダメ押しのゴメスのタイムリーで2対8、
1アウト満塁の大ピンチにも関わらず久保を続投させ
食らったこの2点は致命傷もいい所でした。
再び6点差つき、8回裏に登板した福原に3者凡退でもう風前の灯。

最終回は当たり前のようにオスンファンが出てきて
代打セペダ。
ここでまさかのホームラン。
第1戦目にこれが出ていれば
今頃は逆に巨人の胴上げ目前だったに違いありません。
そして今日大ブレーキの坂本も
レフトスタンドへ連続ホームラン。
これも今日他の打席で打っていれば
また違う展開になっていたかもしれないのに、と
しかしこれで4点差になり、満塁で一発出れば同点というところまで来ました。

井端が倒れましたが、アンダーソンがライト前ヒットを放ち4番慎之介。
ここで繋がれば、もしかしたらもしかするかもと
内心期待していました。
カウント2-3で内角のボール球を空振り三振。
実質上、ここで勝負は決しました。
案の定、村田も倒れ、
前代未聞のホームで4タテを食らうという
最悪の結末を迎えました。

土曜日の4戦目というのに空席もそこそこあり、
5戦目、6戦目もソールドアウトしていなかったようです。
数年前の阪神戦だったらレギュラーシーズンでも完売していたのに
何か悲しいものです。
正直、今年の巨人はどこが強いのかイマイチ分からない位、
実力はあまりなかったのも事実で
それがこのクライマックスシリーズで露呈してしまったのでしょうか。

広島との最終戦で、負けてあげれば
広島が2位になり、甲子園で試合しないで済んだわけで
そうすれば阪神がファイナルステージに上がってこなかったのになぁ、と
広島なら例え、敗れても、
ここまで失望することはなかったのにと。
お金を払って観に行って、嫌な気持ちになる、
スポーツ観戦っていうのはこれがあるから
嫌なんだよな。

舞台「奇跡の人」

2014年10月15日 01時02分53秒 | 演劇
木南晴夏と高畑充希の二人が出るというので
まず「行きたい」、って思ったけど
8800円という値段に躊躇していました。
そんなときに読売新聞でチケットプレゼントの広告が出ていて
とりあえず応募してみたら
数日後、返信の手紙が届いたので当選したかと思ったら
さすがにそうは上手くいかず、落選のお知らせでした。

しかし外れたおわびか、4000円で購入できるパスワードが明記されていました。
日にち限定で空席も限られていましたが
それでも7列目が残っていたので
まぁこの値段ならと購入しました。

会場の銀河劇場は天王洲アイルにあって
はじめはりんかい線で行くつもりでした。
でも地図で調べると品川駅から歩いても行けそうなので
そうしてみたら歩いて20分も掛からなくて
こんなに近いんだ、って発見でした。
本当りんかい線ってぼったくりだなぁって思いました。

銀河劇場は今回初めてで
何か名前からしてちょっと特別な劇場なのかなぁって
期待していた部分があったんですが
いたって普通の劇場でした。
特にゴージャスさもなく、「銀河」を連想させる装飾もなく
ロビーもあまり広くないし、正直がっかりしました。
椅子は座り心地が特に良かったわけではないんですが
長時間座ってもお尻が痛くならなかったのは良かった点です。

お話は言わずと知れた有名作品なのであらすじも書きませんが
逆を言えばどんなお話か知っているので
この先どうなるか、という楽しみはありません。
記憶が定かではありませんが、映画は観たことがあって
それのせいなのか、
サリバン先生はもっと年配で
感情があまりない厳しい人(例えば「女王の教室」の天海祐希)、というイメージでした。
そのSっ気の強そうな所が木南晴夏に合っているかなぁって
観る前は想像していましたが
思ったよりも厳格さは感じられませんでした。

実際、ヘレンと逢った時、サリバンは20歳だから
二人の関係性は今回の方が現実に近いのかもしれません。
ヘレンを躾けるシーンは格闘が結構激しくて
毎ステージであれを続けるのは大変でしょうね。
ラジオ番組で生傷が絶えない、って話してたのもうなずけます。
サリバンの躾けである程度、ヘレンが大人しくなったときに
両親はもうこれ位でいいからと、もう厳しくしないでくれ、って言われても
サリバンはまだまだ教育しようとする、
現代だとあまり無理させることはないと
サリバンのやり方は否定されると思うんですけど
何か殻を破るには、効率とか論理性とかを超越した
情熱みたいなものが必要なんじゃないかって思わされました。

ラストに母親よりもサリバンの方を選ぶ場面があって
あそこでは、優しいだけの男より
ツンデレな男の方が選ばれるのと同じだなぁと
全然関係ないことを想像してしまいました。
あとたまに出てくる犬の頭部がリアルすぎて
何か気味が悪かったです。

木南晴夏はパーソナルイメージの影響か
内省的なシーンよりもヘレンを躾けているシーンの方が
より魅力的に見えました。
ドラマで見ているよりも声のトーンが高いような気がして
舞台用に声が通りやすくしていたのかもしれませんが
個人的には普段の声質の方がいいように感じました。
今度はもっとコメディ色の強い舞台で見てみたいです。

高畑充希は率直に上手いなぁという感想です。
ヘレンが癇癪を起すときのワイルドさは
以前から持っていたイメージと一致していて
あのちょっと狂気じみた演技ができる人は
あまりいないと思います。
しかも童顔だから大人でない役もそんなに違和感はありません。
(事実は7~8歳の頃の話だからさすがにそれは無理がありますが)

彼女宛てのお祝いの花もすごく多くて
業界で評価されているのも分かりました。
近い内に朝の連ドラのヒロイン役で
更に上のステージに上ることと思います。
3時間という長さを感じさせない面白い舞台でした。

『a brand new concert issue " m i n i m a " - ミニマ - Salyu × 小林武史 vol.2 add.』

2014年10月12日 20時13分30秒 | 音楽
Salyuのビルボード東京公演を観に行ってきました。
年に2、3組、観たい公演がある為、
ビルボード会員を辞めるに至らず
何だかんだで4年位、継続しています。
とりあえず会員になっていれば
間違いなく自由席なら1桁台が取れるんで
今回も一番前の座席に座れました。

開場待ちで入場口前にいたら
一青さんぽい人がいて
でもメガネとか掛けていないし
普通に考えたら関係者席に座るだろうし
自由席っていうのもあるわけないし
ただ似ている人だったみたいです。
しかしよく似ていました。

小林武史のピアノ伴奏のみで
ステージ上はがら空きでした。
おべっかはしたくないので正直書きますが
ハラハラし通しのステージでした。
ある声域に差し掛かると
必ず声がガラガラになるというか
すごく出すのが辛そうでした。
序盤では曲が終わった後に
ティッシュを口元に当てたりして
風邪でもひいているのかなぁ、って思ったりしました。

皮肉なことに「希望という名のあかり」という新曲が
一番安心して聴けました。
もしかしたら現在のSalyuが歌いやすいように
曲を作っているのでしょうか。
本当この曲は安定していました。
ファルセットになると一転の陰りもなくて
いつまでも聴いていたい、という感じで
高音の方が難しいと思うんですが
どうもそういうわけではなさそうです。

でも自分が歌手になったら
絶対こんなシビアなステージには立たないですね。
ピアノだけの伴奏って己の力量がごまかせないじゃないですか、
バンド形式とかコーラスを入れたりして
勢いで盛り上がってごまかしちゃえ、って。
あと曲調も「LIFE」や「風に乗る船」みたいな歌いやすそうなのにすればいいのに
何とも難しい曲ばかりですよね。

明日、13日は大阪ビルボード公演ですけど
台風が来そうだから
どうなるんですかね。
彼女の誕生日だから決行されればいいですね。

阿部真央 5th Anniversary 阿部真央らいぶ2014@日本武道館

2014年10月11日 01時01分21秒 | 音楽
前々からライブに行ってみたいなぁ~って思っていて
今回5周年記念ということでヤフオクでチケットを探していました。
そうしたら今週になって2700円で落札できて
初参戦することになりました。
アルバムは最新作以外はレンタルしてパソコンに取り込んでいたので
それをここ数日、通勤途中などで聴き漁りました。
あとはYou Tubeの公式チャンネルでPV見たりして
一夜漬け状態ですが、予習はほぼほぼしました。

落札価格が安いことから分かる通り、
2階席の一番上の席でした。
でも中途半端な場所ならば一番上の方が
後ろに人がいないしむしろ良かったりします。
それにプラスして隣が6席位空席だったので
横も気にしなくて動きやすくて
結果的に中々いい席でした。
ただステージとの目線の間に
マイクを吊るしたワイヤーが目に入って
それは邪魔でした。

男女比は4:6で女性の方が多い印象でしたが
これは意外でした。
漠然と男性の方が多いと思っていました。
女性ソロのシンガーソングライターで女性ファンの方が多いのって
他にはaiko位しか知らないんですけど
レコード会社が同じポニーキャニオンって何か共通点があるのかなぁ。
まぁラブソングの歌詞はより女子の方が
共感呼びそうな感じは確かにしますけど。

舞台セットは武道館の割にはシンプルなセットでした。
花道なしでスクリーンは左右にあり
映像はステージ上ばかりで
演出らしい演出はアンコール明けの「モンロー」の時だけでした。
ここらへんは意見が分かれそうな所ですが
武道館って他のアリーナに比べると
演出があまり映えないから
まぁいいかなぁ、とも思えますが
銀テープ位はあってもいいのかなぁと。

シングルコレクションが先日発売されているので
ここからの曲が大半を占めることは予想できていたので
予習していたんで、数曲を除き、分かる曲でした。
いわゆるベスト的な選曲です。
撮影も入っていたので、後日ライブDVDが出るようです。

今までWOWOWで「ROCK IN JAPAN」でのライブ映像しか観たことなかったんですが
そのときはもうちょっと太っているイメージがあって
今日はそんなことなくて、顔もかわいく見えました。
本編とアンコールの間で、過去のライブ映像が流れて
その中のMCで、20歳までは自分のことが嫌いだったとか
よくここまで生きてこれたとか暗い話をしていて
あまりそういうネガティブなイメージがなかったんでこれも意外でした、
MCも面白いし、社交的に見えるんですけどね。

とにかくライブをするのが好きなことは伝わってきました。
5年目で武道館まで辿り着けたのも頷かされます。
正直、CDはそんなに売れていないと思うんですが
実際の人気はライブの動員数の方により現れてくると思うんで
特に女性のファンが多いのは力強いです。
最後には来年からのツアーのお知らせもあって
でも東京は国際フォーラムっていうのがイマイチだな。
武道館は22:00終了厳守で
時間ギリギリになっちゃったんで
挨拶もそこそこにはけていきました。
次回はもっと聴きこんで参加したいです。

みそじんお座敷公演「ドアを開ければいつも」

2014年10月04日 20時38分20秒 | 演劇
舞台を観に行くと1冊の本になるほど
フライヤーという公演チラシをもらいます。
開演までの間に持って帰るものと残して帰るものの仕分けをして
持って帰ったものの中でも
結局観に行かずに捨ててしまうものがほとんどです。
今日観たお芝居はそんな中でも生き残って
チケットを取った数少ないものの一つです。

動機としては、第一に値段(2000円)が安かったこと。
これは非常に重要です。
特に一回も観に行ったことのない劇団や出演者の場合は
あらすじでよっぽど惹かれない場合、
2,000円以上出すのは結構リスクが掛かります。
あと会場が、「鶏由宇」という和食やさんの2階ということで
どんなところでお芝居するんだろう、
という興味もありました。

最寄駅の新富町は仕事で数回訪れていますが
築地に行かないかぎり、何もないところで
開場時間前に着きましたが近くの公園で時間をつぶして
15分前に中に入ったら、もう満員状態でした。
というか昔よくあった一軒家の2階みたいな感じで
ステージ、客席ともそれぞれ10畳位の狭さです。

客席が普通の座敷なので
靴を脱いであがらなければならず
今日に限ってサンダルで行ってしまって
靴下も履いていないという
ユーミンの「DESTINY」状態で
裸足で初の舞台鑑賞となりました。


あらすじ

亡き母の7回忌前夜、久しぶりに実家へ集まる4人姉妹。
今となっては次女と父だけが暮らす、元・みんなの我が家。
あんなに一緒に過ごした居間が、お互いが、なんだか違って見えてくる。
積もる話に内緒の話。言えなかった、あれこれ話。
女ですもの、話せど話せど尽きないおしゃべり。
4人の夜はあっという間に過ぎて行く…


4人姉妹といえば、向田邦子の「阿修羅のごとく」が有名ですが
映画版の方は観ていてそのイメージがあって
それも今回観に来た動機の一つです。
次女:真紀子だけ実家に残り、父親と同居し
他の姉妹は外に出ています。
長女:敬子は2人の子持ちの主婦で、
独身の次女に見合いをさせたがったり
結婚を急かします。
3女:裕美は美術の先生(?)と結婚している芸術家で
敬子とは逆に真紀子の結婚に口を挟むのを反対します。
4女:千恵はキャリアーウーマンで恋人がいます。

4人が揃うまでは説明的な部分が多くて
正直退屈な部分があります。
途中から敬子のおばさんをウリにした笑いがあるんで
これを序盤から持ってきてほしかったかなぁと。
なんせ本物の家が会場なので
舞台を観ているというより、他人の部屋を覗き見している感覚になります。
この内容にはとっても合った会場ですね。

うちの母親も4姉妹で、その内の一人が実家で親(自分からしたら祖父、祖母)
と同居というのも一緒です。(今は祖父、祖母共、他界しましたが)
ただ実家に残ったのが次女ではなく4女で
残された恨み辛みを実際に聞いたことはありませんが
本音はあったと思います。
姉さん3人が立て続けに上京して
1人は残って両親の面倒を見なきゃ、って意識は働くと思うんですね。

劇中のように本音を言い合うようなことはなくて
話すことと言ったらその場にいない親戚の陰口ばかりですね。
自分も嫌われているんで、
いないときには言われているんだろうけど
本当くだらないなぁって思いますね、
結局話すネタがないんでしょうね、
かといってセレブな話をされても困るんですけど。

うちの話ばかりしてしまいましたが
こちらの姉妹は今まで言えなかったことを言いあって
最後は雨降って地固まる展開になりますけど
こうなれたらいいですよね。
こういうアットホームなものはあまり観に来ないけど
たまにはいいですね。
普段観に行くような舞台だと
最後は真紀子が他の姉妹を皆殺ししてしまうようなものばかりだから。

それと千恵役の天乃舞衣子さんはめちゃめちゃ魅力的でした。
今回の舞台で初めて知った女優さんですが
もっとメディアで取り上げられていいと思うんですけどね。
朝ドラとか出たら一気にブレイクしそうな気もするんですが
小劇場の近い距離で観れた方がいいのか。
12月に再演され、みそじんとして今後も劇団公演を行っていくみたいだから
次回以降も観に行きたいと思います。

「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」

2014年10月02日 21時23分25秒 | 芸能・テレビ
今クールの連ドラで一番面白かったのは
「昼顔~平日午後3時の恋人たち~」です。
「不倫を推奨している、内容がけしからん」って言う声もあるみたいですけど
不倫のドラマです、ってはじめから宣伝しているわけで
そういう思想を持っているなら最初から見なきゃいいんですよね。
見ていないで文句だけ言っていたらそれもおかしいし、
自分のさみしさをクレームで埋めているんですかね。

とりあえずキャスティングが絶妙でした。
一番非難を浴びそうな利佳子に
同性からの好感度が高めの吉瀬さんを持ってきたのは良かったです。
これが高岡早紀だったら
たぶん攻撃が集中しちゃって炎上しかねないですから、
現実的にはこちらの方がリアルだったりするんですけど。
吉瀬さんなら、あくまで物語ですから、って
落ち着かせやすいと思います。

全体的に不穏な配役でした。
まず利佳子の旦那役の木下ほうか、
ゴールデンの時間帯であんな重要な役所に置くには
不気味すぎるでしょう。
だから金持ちで子供がいるのに男漁りしている
どう見てもかばいようのない利佳子が
それほど責められないばかりか
そうしてもしょうがないと思わせる効果を生んでいます。

紗和の旦那の愛人役、美鈴を演じた木南晴夏も適役でした。
気が強くてSっぽいキャラには
本当打ってつけです。
でもこういう既婚者ばかり好きになって
相手が離婚とかして本気になったら冷めちゃう
困った女っているんでしょうね。

あとは紗和の義母役の高畑淳子の怪演も
見逃せません。
あのしゃべり方、おかしいでしょう(もちろんいい意味で)
もう出てくる度に笑っちゃいましたよ。
あれがクッションになって
話がシリアスになりすぎないような効果があったと思います。

そして最大の違和感が裕一郎が務めている高校の校長ね、
あれってトランスジェンダーですよね。
女性の校長っていうのだけでも珍しいのに
ネクタイ着用、髪型、話し方
どれをとってもそれを示唆しています。
しかし劇中ではそれについて誰もつっこまないのが
見ていて不思議でした。
でも最終回で自ら同性愛者であることを匂わせるセリフがあって
あそこまではっきり言わせないでもいいのかなぁって思いました。
ちなみに校長役のりりぃさんはドリカムの吉田美和の義母です。

結局、紗和と裕一郎は別れてしまうわけですが
まぁ落としどころとしてはしょうがないと思いますけど
裕一郎夫婦があの後、うまくやっていけるとは
とても思えないんですけどね。
あの乃里子が許してくれるとはどう考えてもね。

細かいところでは、紗和が奥さんでセックスレスというのも
説得力がちょっとないですね、
それは稲森いずみの方があります。
上戸彩は開始前は不安でしたけど
不倫でもあの役所ならば結構適役でした。
この役をやる噂のあった長澤まさみだったら
ここまでプラトニックにはしないような気がしました。

不倫にはもちろん反対ですが
子供がいなかったら、
まぁ仕方ないのかなぁとも思います。
男性が既婚者で、女性が独身の不倫の場合、
半年、SEXしないでそれでも別れなかったら
その愛は本物だと思います。
(要は男が不倫するのは結局身体目当て、ということ)

最後に主題歌ですが、一青さんには「Final Call」という
すばらしい不倫ソング(自分が勝手にそう位置づけているだけです)が
あるんですが、
残念ですが今回は「他人の関係」の方が
ドラマのテイストに合っていました。
これが話題になったことで
一青さんが徳永英明のような
カバー歌手になっていってしまうんじゃないかと
とても心配してます。

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