これが私の生きる道

こむずかしいことやきれいごとは
書いてありません。
読みやすさを心がけて書いています。
読んでみてください!!

私の2013年ベスト1

2013年12月27日 20時53分34秒 | 思うこと
今年も残すところ、あと4日あまりとなりました。
今年で4年目になりますが
2013年のそれぞれの分野の私的なベスト1を紹介します。


★最優秀レコード大賞(アルバム曲部門)

「キミと未来と完全同期」(SCANDAL)

はじめて聴いたときから中々いい曲だと思っていましたが
最近増々大好きな1曲です。
歌詞はTOMOMIが書いていて、これがまた秀逸で
特に「伸るか?反るか?って伸るでしょう先生!」が最高で
Bzの「恋心」以来の「先生」を上手く使った
にやっ、とさせる部分です。
今までの曲でも彼女が書いたもので優れたものは多くて
実はメンバーで一番才能があると思っています。


★最優秀レコード大賞

「会わないつもりの、元気でね」(SCANDAL)

曲調はアップテンポで割と激しい曲なんですけど
歌詞は恋人たちの別れのシーンを描いた歌詞で
そのせつない感じとのギャップがいいです。
映画の主題歌でもっと注目されてもいい曲で
上手くハマれば紅白もあったんじゃないかともったいなく思います。
それにしてもこの1年でより好きなアーティストになりました。
蛇足ですが最優秀アルバムはこの2曲が収録されている
「STANDARD」なのは言うまでもありません。


★最優秀ライブ大賞

サザンオールスターズ 「灼熱のマンピー!!G★スポット解禁!!」

5年ぶりの再結成というメモリアル的な要素は
多分に含んでおりますが
今年はこれが1番でいいでしょう。
セットリストの中では「さよならベイビー」と「慕情」を
聴けたのが良かったです。
年越しライブもあるかと思っていたんですが
来年に持越しです。


★最優秀新人賞★

Bis

夏にスカパーで放送された「TIF」ではじめて目にしたんですが
衝撃度といったところでは今年一番でした。
そもそもビジュアルが可愛くないアイドルはアイドルと認めないんですが
彼女たちは認めざるをえないですね。
アイドルとはいっても自分が普段聴く曲の中では
一番とんがっているアーティストなんですが
特に「nerve」と「primal.」はものすごい良曲で
震災の年にこんなすごい曲が出ていたのに今まで知らなかったなんて
アンテナはしっかりはってないといけないなぁと
思い知らされました。
リーダーのプー・ルイのことは尊敬しています。


★最優秀アカデミー賞

「くちづけ」

最近見た「ゼロ・グラビティ」とディズニーアニメの「シュガーラッシュ」も
相当良かったんですけど
今年一番は貫地谷しほり主演のこの作品になりました。
とりあえず映画を見てこんなに泣いたことは今までなかったので
そういった意味でも特別な1本になりました。
早くWOWOWで放送されないか待ち遠しい限りです。


★最優秀演劇大賞★

「獣の柱 まとめ*図書館的人生㊦」

イキウメという劇団の舞台はこれで2回目でしたが
5年前ほど前に行った1回目があまり面白くなかったので
これまで足を運ばなかったのが悔やまれるほど
素晴らしい作品でした。
色々考えさせられる内容で
上手いなぁって思いました。


★最優秀ドラマ賞★

「リーガル・ハイ」

ちょっと前まで「あまちゃん」しかないと心に決めていましたが
ラスト3か月で一気に捲りました。
前シリーズは見逃していて
昼間の再放送と平行して鑑賞していましたが
どっちも甲乙つけがたい位、いいですね。
普通、続編って面白くなくなることが多いんですけど
このドラマに限ってはそれもないです。
それにしてもガッキーがやっと代表的な作品に出会えて
本当に良かったです。
黛役は彼女のキャラクターにびっしりハマってます。


★最優秀女優賞★

「能年玲奈」

彼女を表現するときによく「透明感」という言葉が使われますが
自分はあの瞳の中にそれを一番感じます。
もちろん「アキ」役のイメージでイコールな部分はあるんですけど
従順そうに見えて突拍子のないことをするところとか
一人の人として見たときでも面白いキャラクターなんですよね。
現在化粧品のCMに出ていますが
女性があれを見て購買意欲が湧くとは思えないし
男性側も彼女に求めているものと真逆のイメージを抱いてしまうし
完全にミスマッチだと思います。
あと次回作の映画も相当不安です。


2014年もいい作品に出逢えますように。

miwa -39 live- “miwanissimo 2013”

2013年12月23日 22時30分31秒 | 音楽
只今、帰ってきました。
ライブハウスでの2Days公演ということで
HP抽選には外れて諦めかけていましたが
プロモーター先行でなぜか当選し、参戦決定しました。
実は同日に行われるSCANDALのベスクリ5も当選してしまったので
どちらにしようか散々迷いましたがこちらにしました。
明日仕事の都合がつけば23日SCANDAL、
24日miwaにできたんですけども。

クリスマスシーズン、お台場と来れば
黒山の人だかりと思いきや
ビーナス・フォートはそれほど混んではおらず
ちょっと心配になるほどでした。
入場順はFCチケットの人が先で
一般で取った自分はどうせ17:30過ぎだろうとゆっくりしていましたが
17:45になってもまだFCの入場が終了しておらず
結局18:00ギリギリでやっと中に入れました。
なんていうか今までZEPPには何回も来ていますが
ここまで時間が掛かった記憶がないし
入場口をもっと増やすべきじゃないですかね。

それに特別バージョンのキットカットのプレゼントがあったんですけど
ライブハウスなんだから帰りに渡すべきでしょう、
前の方の人たちは箱がつぶれるし
下手したらチョコも溶けちゃいますよ、
なんとも気が利かない運営です。

39ライブっていうのは初めてでしたが
クリスマスをモチーフにしていて
クリスマスツリーやクリスマス曲のメドレー、仮装もあって
普段よりも華やいだイメージでそれは良かったです。
自曲のメドレーもあって自分ははじめてだったので新鮮でした。
「ミラクル」がサビだけだったのが残念だったような気がしましたが
miwa本人のダンスがあってフリがしやすくていいです。
「ヒカリ」ではステージ後方からの照明がカッコよくて
ライトの質がいつもよりインパクトがあって
この演出はこれからも生かしてほしいです。

と褒めるコーナーはここまででこれからは酷評コーナーとなります。
まず観客側からで、今までmiwaファンにはかなり好意的でしたが
今日は最低レベルでした。
曲間で「ミ~ワ~」ってコールするのはいいと思うんです、
でも言うべきときとそうでないときがあって
2階の男ですかね、最初周りがウケていたのに気を良くしたか、
バラードのときにも叫びだして、
そしたら誰もそれに反応しなくなってドン引きしたわけなんですけど
こういうKYな人は困りますね。

総じて盛り上がりも少なく、とにかく拍手が小さい、
ステージ近くの方もグッツ買うのや入場待ちで疲れたんだか
本当に熱気が感じられませんでした。
最近ホールツアーが主体となってきて
ライブハウス慣れしていないのかと心配です。

その観客に感化されたのかmiwa自身もなんか覇気が感じられませんでした。
声も出ているし、身体の不調というよりか
精神的な疲れを抱えている感じに見えて
MCでも「これだけのハイペースでリリースするのは大変」と
これは相当な本音だと感じました。
おそらくタイアップで曲つくれ、って事務所からの
要求が強いんじゃないですかね、
そういうのを器用にこなすタイプかと思っていましたが
ちょっと今日の様子を見ていると心配になります。

セットリストはベスト的なもので別に悪いとは思いませんが
いかんせん時間が短いかなぁと
アンコール含めて2時間で終わっちゃって
特に本編はもう終わりなのって感じでした。
なんか24日がライブビューイングがあるんで
そのゲネプロのようにも感じる位、
消化不良な内容でした。

舞台「グットバイ」

2013年12月19日 20時11分26秒 | 演劇
今日は「グットバイ」という舞台を観に行きました。
劇場のシアタートラムはあまり広くなく
結構簡単にいい席が取れるので
数えてみるとここ数年そうとうお世話になっています。
今日も平日の昼間ということもあり
最前列の通路側というかなりの良席で見ることができました。

客席は50~60歳位のご婦人がなぜか多かったです。
主役の段田安則さん目当てなんでしょうか、
20代の人は自分が見る限り、ほとんどいませんでした。
何ていうかこの年代の人の趣味って
悪趣味な勝手なイメージがあったので
今日来ていた方々には陳謝いたします。


あらすじ

大学で哲学とミステリー文学を教える黄村先生には、8人の愛人があった。
諸事情から愛人たちとの関係を清算しなければならなくなった先生は
助手の渡山の提案に乗り、ある計画をもくろむ。
そのために必要なのは「心身ともに健康で、かつ美人」の秘書だ。
先生のお眼鏡にかなって雇われたのは、
三舞理七という若い女だった。
理七の見た目と喋りのギャップに面食らいつつ
先生は理七の協力によって、計画を順調に進めていく。
そしてあと一歩というところまで来たかに見えたのだが。


太宰治の同名の未完の絶筆をモチーフにした脚本で
太宰といえば「人間失格」しか読んだことがなく
ものすごく暗~いものになるのかと想像していましたが
その意に反してコミカルな内容でした。
あらすじは鑑賞後に購入したパンフレットに書かれたものを転載しましたが
これだけ読むとひどい話に聞こえますけど
全然そんなことはありません。

あまり中身のことを上手く書けないんですが
夜に日傘を差すシーンがあって
そこは印象に残りました。
機能的なことからすれば夜に日傘って意味がないのですが
それが何かいいなぁって感じることが
何かのメタファーになっている気がしますけど
それが何かは分かりません。
あと愛人を説得しているシーンは直接劇中に出てこないのも
観客の想像に任せる所がいいと思いました。

舞台を楽しめたときって、全キャストが芝居達者で
安心して見ていられるっていうのが
実は大きいのかなぁって改めて思いました。
たま~に、セリフ噛まないかなぁ、とか見ているこっちが心配になるようなこともあって
そういうときはやっぱり満足感が低いことが多いです。
段田さんの舞台は何回か拝見していますが
テレビで見るドラマでのお芝居より数倍上手く見えます。
特に大声を上げているわけではないんですが
声がよく通ってセリフも聞きとりやすいです。

高橋克実さんは舞台に立っているだけで存在感があって
何か面白いこと言ってくれそうな期待感が勝手にします。
テレビだとそうでもありませんが
生で見ると相当カッコいいです。
柄本佑さんは柄本明さんの息子さんですが
こちらも存在感がありました。
二世芸能人というと仁科克基や多岐川 華子をはじめとして
ロクなのがいませんけど、
柄本さんのところは弟の時生さんを含めて好感度は高いです。

二世芸能人の余談になりますが
行列のできる法律相談所に出ている北村弁護士の娘が
タレントデビューしていてこの前はじめて見ましたけど
ルックスも何もそのオーラが全くない普通の女の子で
番組中では厳しいこと言っているくせに
自分の身内にはこんなに甘くなってしまうのかとかなり失望しました。
北村弁護士って元々テレビに出るのも渋々な感じだったのに
未だにあの人だけ行列にも出続けているし
味しめちゃったんですかね。

今回お目当ての蒼井優さんはやっぱりすごいです、
この年代では図抜けた演技力があると思います。
以前に「ガリレオ」にゲスト出演した時も感じましたけど
もはやドラマ向きのお芝居ではなくなっている気がします。
ここ数年はプライベートな報道でイメージが下がっているようですけど
ぜひ舞台でのお芝居を見てもらいたいですね、
そんなことどうでもよくなりますから。
まぁそのイメージのおかげでキャパの少ない劇場でも
いい席で見れるからこちらとしてはいいんですけどね。

これは今日に限ったことではありませんが
よくあんなにセリフを憶えられるなぁって感心します。
自分が舞台に出演することを想像すると
公演中は生きた心地がしないと思います。
コンサートなんかは来ているお客さんもほぼ100%その人のファンで
歌詞も間違えても逆に盛り上がってくれたりしますが
舞台ではそれこそ粗探しを目的としたような人もいるだろうし
みんながみんな自分のファンとは考えづらく
そういった点でも大変だと思うんで
余計に尊敬してしまいます。

映画「ゼロ・グラビディ」

2013年12月15日 16時36分45秒 | 映画
先週あたりから観に行こうか散々迷っていた
「ゼロ・グラビディ」を観に行ってきました。
全編宇宙空間なのでIMAXでないと楽しめないかと思って
でも2200円もするし映画館も家から遠いんで
今日の朝までどうしようか躊躇していました。
起きて窓を開けると天気もいいし風もさほど強くなかったんで
いい席が空いていたら行こうかと
予約ページに進みました。

中央エリアはほとんど残っていなくて
端のエリアばかりでした。
しかしちょうどいい縦列の通路側が空いていて
そこなら横に人もいないからいいかと予約しました。
これが結果的には正解でした。
ここのシアターのサイドエリアの席は
中央寄りに席が傾いていて
これが地味に態勢が楽な構造になっていました。
3D映像のせいか視野角も問題なく
隣に人がいないだけ居心地が良かったです。


あらすじ
地表から600キロメートルも離れた宇宙で、
ミッションを遂行していたメディカルエンジニアのライアン・ストーン博士(サンドラ・ブロック)と
ベテラン宇宙飛行士マット・コワルスキー(ジョージ・クルーニー)。
すると、スペースシャトルが大破するという想定外の事故が発生し
二人は一本のロープでつながれたまま漆黒の無重力空間へと放り出される。
地球に戻る交通手段であったスペースシャトルを失い、
残された酸素も2時間分しかない絶望的な状況で、
彼らは懸命に生還する方法を探っていく。


宇宙空間で事故が起こり、そこから地球へ生還する、
それだけのストーリーです。
一応ストーン博士の娘が幼いときに事故死した、という話が出てきますが
回想シーンなどはなく、
ちょっとした人物像の味付けに過ぎません。
とにかくピンチの連続で、比較的落ち着ける時間は10分ほどしかありません。
感情移入しやすい人にとってはハラハラしすぎて
気持ち悪くなること請け合いです。

酸素がない恐怖というのは
水に潜るなどして体感できると思いますが
物体に力が加わると、宇宙空間ではそれが消滅するまで
止まることができない、
その恐怖感がすごく伝わってきます。
あと宇宙空間で一人しかいない恐怖、
これも相当怖いです。
孤独死をそんなに恐れてはいないんですが
ここでの死は絶対に嫌です。

元々宇宙になんか行きたくないと思っていましたが
その想いは更に強固なものになりました。
宇宙旅行をしたい、って言っている
岩城晃一やホリエモンにこの映画を見せて
ビビらせた方がいいと思います。

もちろんCG満載なんでしょうが
あの浮遊感とかどういう風に撮影しているか気になりました。
DVDなどの特典映像にその様子がつくのかもしれませんが
手品のトリックを明かされるとがっかりするのと同じで
知らない方がいいのかもしれません。
この映像を十二分に堪能するには
家のテレビでなく映画館でまさに体感してもらいたいです。

キャストでいうとはじめサンドラ・ブロックって聞いたときには
もうちょっと旬な人でもいいんじゃないか(失礼)、って思いましたけど
宇宙飛行士って現実でもある程度年齢を重ねた人が多い気がするんで
年齢設定的なものと動ける女優さんでいうと
案外適役だったのかもしれません。
ユマ・サーマンが好きなんでどうかと考えましたが
美形すぎてリアリティが消えちゃうかもしれないから
やっぱりちょうどいいか、と。
そういった意味では、ジョージ・クルーニーはカッコ良すぎるんじゃないかって、
あんなダンディな宇宙飛行士いないよな。

森高千里「25th Anniversary at COTTON CLUB」

2013年12月15日 00時57分19秒 | 音楽
春の中野サンプラザ公演に参加したときに
ファンクラブの登録をしていて(無料のネット会員)
今回のクラブハウスツアーのお知らせが来たときは行く気満々でした。
東京4公演、名古屋4公演の計8公演で
1公演当たり200人位しか入れないだろうから
それを考えると相当な倍率になることは容易に想像できました。

おそらく複数公演希望しても1公演しか当たらないだろうから
一番行きたかった最終日公演のみ申し込みました。
正直、きびしいかなぁと思っていましたが
運良く当選しました。
間違いなく自分よりファン度の高い方々が落選しているに違いなく
申し訳なく思いましたが
かといってそれを譲るほど心の広い人間ではないので
もちろん自ら足を運びました。

そんな公演だったものでヤフオクでも定価の数倍の価格で落札されているものもあって
事務所はそういう転売チケットでは入場できません、って謳っていましたが
今日入場した感じでは身分確認もなく、
そんな取締りをしている様子は全くありませんでした。

会場のCOTTON CLUBは東京駅から歩いて5分ほどの距離にありますが
周りに商業ビルが乱立していて、ちょっと迷いました。
それでも何とか辿り着くとクロークを通過して受付があり
その先に待機所がありそこで整理番号順に呼ばれる形です。
指定席でしたがサイトに詳細な座席表はなく
当日にならないと分からない方式で
ステージ横のカウンター席でした。
ステージ前のテーブル席が良かったですけど
それでも普通のホールに比べても
かなりの至近距離でした。

今回はディナーコース付きで自己最高価格の16000円でした。
その値段のせいかブルジョアそうな人ばかりで
この中で年収順に並んだら間違いなく自分は最前列の方になります。
そもそも結婚式以外でこんなコース料理を食べたこともなく
これも楽しみの一つでした。
一品目は「生ウにのコンソメジュレ寄せ」で
グラスにぽつんと乗っていました。
もちろん美味いです。

二品目は「タスマリア産サーモンと帆立貝のマリネ
ハニーマスタードヴィネグレット」という前菜でした。
こちらも美味しいです。
そしてメイン料理の「国産牛サーロインのロティ グリーンペッパーソース」の登場です。
お腹も空いていることもあり期待を込めて口に入れると
「あれ?普段食べている100g100円のアメリカ産牛とあまり変わらない」
これが偽らざる本音です。
そもそも国産牛と和牛って全然違うものなんですよね、
ご飯があれば別に良かったんだけど。
デザートは「エビスの効いたチョコレートテリーヌ バニラアイスと共に」でした。

そんな食事をしているといつの間にか開演時間の20:45になり
ステージ開始されました。
12曲ほどの曲数で、これも申し訳ない話ですが
半分位、知らない曲でした。
でもそんなことを吹き飛ばす魅力が確実にありました。
ビルボード東京もそうですが
クラブハウスっていうのはすごい魔力がありますね。
少ないキャパ、ゴージャスなつくり、ステージからのダイレクトさ
数多くのライブに行っている人ほど
この貴重さを実感できると思います。

春の中野サンプラザでは表情はほとんど分からなかったのですが
今日はくっきり、ばっちり見えまして
まぁ44歳という年齢は全く感じさせないですね。
20年前はそこまで好きではなかったんですけど
今の方が断然いいですね。
声もいい感じに低くなって、
当時より耳に優しくなっているように感じます。

クラブハウスでは最終日の2ndステージにするのが鉄則で
このステージだけの特別でアンコールに
「気分爽快」を演奏してくれました。
後ろの方の人たちはスタンディングになっていいラストでした。
声援も多くて、これを超えるとマイナスに成りかねないギリギリの量で
これも良かったと思います。
オールドファンだったら3万円出してもいい位の価値は
あったんじゃないですかね。

MCの感じからすると来年も何かしら
ライブ的な活動があるような感じがしました。
そしたらまた参加したいと思います。

aiko「LOVE LIKE POP Vol.16」

2013年12月06日 16時01分26秒 | 音楽
10月4日から延期になっていたNHKホール公演に行ってきました。
公演当日中止というのははじめてでびっくりしましたけど
結果的に、15周年ツアーの最終公演になってプレミア感も出たので、
個人的には良かったのかなぁと。
でも日程の都合で参加できなくなった方もいたし
MCで大阪の人が3列目の席を払い戻しした、って話があって
オークションなら5万円以上になったのに
偉いなぁって感心しました。

仕事帰りだったので渋谷から会場へ向かいましたが
NHKホールに近づくにつれて、「譲って下さい」ボードを持った人が結構いました。
あれでいつも思うことがあって、
彼女彼氏のペアで譲って下さい、っていう人がたまにいて
そもそも制限枚数2枚で、2枚譲る人も少ないだろうし
ましてやカップルに譲ってあげようなんて人は絶対いないと思うのは
心が狭い自分だけでしょうか。

開場18:00予定が20分ほど遅れで、開場待ちしていると
真後ろで大学生とおぼしき女の子2人が話していて
その1人の子が同級生の男子にお笑いライブに行こうと誘われたけど
そもそもお笑いにあまり興味ないし

席は3階席の後ろから数える方が早いような所でしたが
まぁそれは仕方ないとして
通路側だったのでスペースは確保できたんで
そんなに嫌じゃなかったです。

オープニングは過去のライブ映像がスクリーンに流れ
(多分POP 16.5でも流れていたもの)
それを見ているだけでもちょっとうるうるってきました。
1曲目は「あした」で、メジャーデビューシングルでもあるこの曲ですが
唯一自作の曲ではないんで
嫌いというか避けているような気がしていて
実際あまりライブでも歌っていなかった印象ですが
ここ数年は結構歌っているんでこっちの考えすぎなんでしょうか。

2曲目が「花火」だったんで年代順に進んでいくかと思ったら
特にそういうことでもなかったです。
「星電話」はこの公演だけの演奏だったみたいですね、
「秘密」の中では一番好きな曲なので良かったんですが
そのくせにサビになるまで何の曲か分からない体たらくぶりを発揮してしまいました。

「三国駅」は久々に聴いた印象ですが、
いつもせつない気分になります。
駅つながりで次が「ホーム」だったらもっと良かったかなぁって思います。
「Loveletter」は今回の各ツアーで演奏されていますが
どの公演のものも映像を含めてすごく良かったです。
シングルであそこまでロックな感じな曲は意外になかったんで
これからもライブで演奏される頻度が高くなりそうな曲です。
紅白では曲調からして「4月の雨」になりそうな気がしてます。

延期公演なんでWアンコールはあるとは思っていましたが
案の定あって「be master of life」で〆ました。
ここまでで22:40近くになっていて
間違いなく延長料金取られていますね。
ライブの様子やMCの内容は他の方が書かれているので
そちらにおまかせして(というかもうあまり憶えていない・・・)

はじめてaikoを知ったのが、当時付き合っていた彼女が
「カブトムシ」のCDをレンタルしてきて
それを勧めてきたのがきっかけで
そのときは正直、それほどいい曲とは思いませんでした。
その後に出たシングルが「桜の時」で
それはすぐに好きになって
すぐ後にアルバム「桜の木の下」が発売になって
そこで完全にハマりました。

すぐにファンクラブに入会して、LLP6、中野サンプラザ公演に行くことになって
MCの量の多さに衝撃を受けました。
それまで行っていたライブでは基本的にはアーティストの人が話して
それに拍手とか歓声を送る程度で
あんなにお客さんと会話をするっていうのが
ちょっと信じられませんでした。
話す内容もその時々のアドリブにならざるをえず
それで成立させてしまうっていう
頭の回転の早さに脱帽します。

今でもこっちが冷や冷やするような
どうしようもないことを話掛けるお客さんがいますよね、
あれをいなすのがすごいなぁって
反面うまくいなしちゃうから
懲りずに話掛けるKYが減らないのも問題なんですが、
まぁaikoがそれを許容しているんだから
こっちも受け止めなければならないでしょう。
でも散々話掛けて、いざ話を振られると
話せなくなるのだけは白けるから止めてほしいです。

aikoは様々なライブの基軸を作ってきたと思うんですが
例えばコール・アンド・レスポンスの
「男子、女子、そうでない人」は
Perfumeをはじめ、色々なアーティストに波及しましたし
LLAもフリーライブを定期的に行う人はあまりいません。
それと何と言ってもドSなセットリストですね、
シングルよりカップリングの方が多いのが普通という
のはaikoをおいて他にいません。

あとサポートメンバーをあんなに引き立てるアーティストも珍しいです。
メンバー紹介の「お題」も他の人がやったら
おそらく相当すべると思うんですね、
aikoのトーク力とチームワークがあるから成立しているわけで
そういう力も侮れません。
うちの職場の上司がこれとは真逆で
人のやる気をそぐようなことしか言わないしやらないし
爪の垢を煎じて飲ませてやりたいです。

aikoのライブに定期的に行っている人の
ほとんどの人がそういうaikoの人柄に惹かれているのだと思います。
少なくとも1年に1回は必ずライブをしてくれて
aikoの存在でこの10何年、
いかに生活に潤いを与えてもらったか
そんなことを15周年ライブが終わった今、感じます。
40歳を過ぎて今のような活動をしている女性アーティストっていうのが
実はほとんどいないので
(渡辺美里が少し近かったけどaikoほどの勢いがなくなっている)
そこらへんのパイオニアにもなってもらいたいです。

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