これが私の生きる道

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サザンオールスターズLIVE TOUR 2015「おいしい葡萄の旅」

2015年05月27日 01時23分34秒 | 音楽
5月から7月に掛けて、サザン・ミスチル・Bz・aikoと
マイ四天王のライブが立て続けに行われるわけですが
その出だしとなるライブに行ってきました。
席は入場時に判明する方式で
でも入場ゲートが指定されていたので
それでおおまかな予想は可能でした。

どうも11ゲートと25ゲートはかなりの確率でアリーナのようで
自分は23ゲートでした。
この23ゲートは23日、24日に参加した人の報告があまりなく
2階席は絶対ないんだけど、アリーナよりも1階スタンドの可能性が濃厚のようでした。
1階スタンドで絶対嫌なのはバックネット裏で
ファールボールを避ける為のネットがものすごい邪魔になるからです。
ライブの時だけでも外してくれればいいのに~、と思います。
あとは後ろの方の列で、避難用の非常照明が終始点灯しっぱなしで
集中できないからで、これも消せよ、といつも思います。

で荷物検査を済ませ、ドキドキして座席券の引き換えを行うと
「エキサイトシート」の文字が。
瞬間的にアリーナじゃなかったか、とがっかりでした。
そんな気持ちで席に向かうとそんな思いは一変しました。
野球の試合でもここの席には座ったことがなく
こんな風になっているんだ、という感動があり
しかも一つ一つの座席が独立していて
たとえ座っていたとしても両腕で肘掛けできて
左右にかなりスペースがあり、隣の人が邪魔になりません。

また前後のスペースも贅沢にあり
3列目だったので段差もあり、ステージまでの目線に
人の頭がかぶさることもなく、
ステージの演出も見やすくて、かなりの良席でした。
縦位置的にはアリーナDと並ぶ位置でしたが
下手なアリーナ席よりは全然良かったです。

難点は通路横なので、曲間などでお客さんが前を通ったり
警備員がうろちょろしたり、うざったいことがままありました。
それにしてもライブ中にトイレに行く人の多さったら
先に済ませておけよ、と腹立たしいですね。
あと隣のアホが演奏中でも時々スマホをいじくっていて
その光が目に入ってくるのがイラつきました。
盛り上がっているフリして手をぶつけてやろうかと思いました。

頭上には黒いバルーンが何十個も浮かんでおり
はは~ん、そこから風船が落ちてくるんだなぁと
落ちてきたら絶対とってやろう、とほくそ笑んでいました。
で肝心の中身なんですが、
1曲目から意外の「Tarako」でスタートです。
その後の「ミス・ブランニュー・デイ」「.ロックンロール・スーパーマン」は
まぁ予想の範囲内ですか、
「.ロックンロール・スーパーマン」はここ最近絶対に歌いますね。

この後は「葡萄」からの曲で
どちらかというと大人し目な曲が続きます。
「イヤな事だらけの世の中で」は「葡萄」の中では一番好きな曲なんですけど
本当にイヤな事だらけなんでね、身につまされます。
その中でも「天井棧敷の怪人」の演出が良かったですね、
ブロードウェイ風の造りで、WOWOWでじっくり見たいところです。
その流れでの原坊のボーカルパートの「ワイングラスに消えた恋」は
中盤でのクライマックスと言ってもいいと思います。
ダンスさせたのはナイスでした。

ここからはまた過去曲に戻り、
「よどみ萎え、枯れて舞え」 「顔」の2曲は「葡萄」の雰囲気にぴったりの選曲だと感じました。
今までの経験からイントロが流れると
大体次はこの曲がくるぞ、と大体わかるもんなんですが
「Happy Birthday」は全く予想できなくて、それで余計に嬉しかったです。
「死体置場でロマンスを」「Computer Children」は年越しライブでも演奏された曲で、
そのときでも印象的な曲だったので、残って良かったです。
「栞(しおり)のテーマ」「あなただけを ~Summer Heartbreak~」 「真夏の果実」は
ファンサービス的な選曲でしたね、
「四六時中も好きと言って~」が流れると青春時代を
嫌でも思い出します。

MCでここまでで20曲って話があって
ほとんどのアーティストはこれ位の曲数で打ち止めで
でもサザンだとこれがまだ中盤で
若手アーティストなんかは体力もあるんだし見習ってほしいものです。
ここからはお客さんからは期待されていない曲が続くっていうんで
「亀が泳ぐ街」とか「行け!力道山」とか想像していたんですけど
「おいしいね~傑作物語」「Soul Bomber(21世紀の精神爆破魔)」
「(The Return of)01MESSENGER ~電子狂の詩~」で
そうでもないじゃん、と意識の差を感じました。
「ブリブリボーダーライン」も久しぶりで、横フリが楽しかったです。

「栄光の男」からはフリフラ(光るリストバンドです)が発動し
後半戦スタートです。
フリフラ回収していたんですが出口で強制回収ではなかったので
あれ1000個位パクられてますよ、間違いなく。
「東京VICTORY」のワォ~ワォ~ってみんなで腕あげて歌うシーンで
なぜかいつも泣きそうになっちゃうんですよね。
「アロエ」は開演前に振り付け指導があったけど
やっている人は少なかったですね。

「マチルダBABY」では炎の演出があって
桑田さんも「熱い」って言っていて
一時期あまりやらなくなったけど
また最近多くなってきましたね、
その代わり、放水がなくなったけど。
「エロティカ・セブン」も、きた~、って感じで
やっぱりかっこいいです。
ラストは「マンピーのG☆SPOT」でマンネリだ、なんだと言われますが
何だかんだ言ってあのイントロが始まったら
盛り上がりますよ、銀テープも取れました。

アンコール間で小芝居があって、
そこで「アブダカタブラ」が流れて
生演奏ではなかったですけど、ライブでは初めて聴けて
何気に嬉しかったです。
アンコール1発目は「匂艶THE NIGHT CLUB」で
カラオケでよく歌ったなぁ、とそんなことを思い出しました。
「ピースとハイライト」ではこの日2回目のテープ発射があって
こちらも数本ゲットしました。
2階スタンドだとこれが取れないから格差が出ちゃうんだよな。

「みんなのうた」はくると条件反射的に身体が反応してしまいますね。
こういう曲って最近ないよなぁ。
「蛍」がオーラスっていうのはまぁ順当なところでしょう。
しかし前述した頭上のバルーンがはじけないんで
この後にもう一曲あるかと思っていたらありませんでした。
結局あれは葡萄を模した飾りだったんですね、
最後の最後でそれに気づきました。

平日公演だと通常は19時スタートが多いんですけど
東京ドームは22時という時間制限(野球でも22時以降は近隣配慮で鳴り物禁止です)
があるから30分早めて
それでも曲数カットがあるんじゃないかと冷や冷やしてたんですが
無かったようで安心しました。
日曜日は桑田さんの声の調子があまり良くなかったようで
この曲数で連チャンはきついですよね、
今日は調子よさそうでそれも良かったです。

チケット代は9000円とかなり高価ですけど
これだけ盛りだくさんの内容で楽しめれば全く高く感じませんね。
こういう昭和の雰囲気が残る歌謡曲風な曲調で
現在ドーム規模の公演を行えるのはサザンしかいないわけで
この先、1回でも多く味わいたいとより強く感じました。

new guitar girls fes.vol.2

2015年05月03日 23時42分27秒 | 音楽
最近、新山詩織というアーティストが気になっていて
その彼女が出るこのフェスもどうしようか迷っていました。
主催のホットスタッフプロモーションは
売れ行きがイマイチなライブだと
たまに抽選とは名ばかりの無料招待のメールが届いたりするので
それを待っていましたが、前日の2日になっても来なくて
しょうがなくセブンイレブンでチケットを買ってきました。

スタンディングエリアで整理番号ももちろんいいわけがないので
開演10分前に会場に着きました。
EXシアター六本木のいいところは
フリードリンクにレッドブルがあるところで
普段は絶対に買わない(高いから)から
500円でも許せます。

5分前に入場すると後方はフリースペースが結構あって
センター付近でもドリンクを床に置いても
蹴っ飛ばされたりしない余裕がありました。
指定席も結構空席があったし
GWとはいえ集客は芳しくなかったようです。

まずオープニングアクトが小園美樹ちゃんという
先月高校生になったばかりの女の子です。
少し前まで平成生まれっていうだけで若いと感じていた位ですが
彼女は1999年生まれでもう21世紀生まれが登場してくる時代になりました。
なぜか矢井田瞳の「Darling Darling」を、
しかも英詩でカバーしていました。

トップバッターが植田真利恵という人で
正直全く期待していなくて
事前にYou Tubeのチェックもしませんでしたが
これがいい意味で誤算でした。
4~5曲歌ったんですが、どれもこれもいいんですよ、
フェス用に一般受けしそうな曲を並べたのかもしれませんが
それでもここまで惹きつけるのは中々すごいことです。

ソロの女性シンガーとしては椎名林檎以来の色気をガンガン振りまくタイプで
さばさばしているんで女子にも人気が出そうで
今日出た中では一番売れそうだと思いました。
フェスはこういうことがあるから面白いんですよね。

2番手がchayでこの人にも期待していました。
というのも月9の主題歌にもなった
「あなたに恋をしてみました」は今年一番といってもいい位好きな曲で
かといってソロライブに行くほどでもなかったので
今日の出演は渡りに船でした。
もちろん今日も歌ってくれて、やっぱり生だと更に良かったです。
作曲は多保孝一さんなんですけど
Superflyにもこういう曲、書いてくれよと切に願います。

女の子のファンが多くて
おそらく今日のメンバーでは一番知名度は高いと思うんですが
アリーナ前方の男性客にはあまり受け入れられていないようでした。
路線的には西野カナ方面なんでしょうか、
売れセンの曲が多かったです。
テラスハウス出身ということで色メガネで見ていましたが
割としっかりとアーティストしていたのが意外でした。

3番手が新山詩織で、その前のChayとは真逆で
華やかさはあまりありません。
彼女を見ているとなぜか能年ちゃんを重ねてしまいます。
今再放送の「あまちゃん」を見ているせいもありますが
たどたどしいMCを見るにつけ、応援したくなります。
今までアコースティックの演奏しかみたことがなくて
バンドスタイルでこんな激し目な曲も歌うんだ、って意外でした。
それよりサポートメンバーがいかつかったり見た目がチャラチャラしてたり
ビーイングにはもっと人選をしてもらいたいです。

4番手がRihwaで、アミューズ所属のアーティストです。
歌よりもMCの時の声がmiwaにそっくりで
自己紹介の「リファで~す」が「ミワで~す」に聴こえました。
しかも今日歌った中の「CHANGE」と「カラフル」は
曲名もかぶっていて目指す先はそこにあるのでしょうか。

オーラスが山崎あおいという現役大学生で
前回もトリを務めたようです。
パッと見がaikoに見えて、髪型と目が似ていました。
トリを務めるだけあって、MCを含めたステージングは上手かったです。
分かりやすい形で売れるかどうかと言われると
それはないかなぁと思うんですけど
息長く活動を続けていけそうな気がしました。

最後は出演者勢揃いのセッションで
斉藤一義の「歩いて帰ろう」
これは選曲が良かったと思います。
フェスはこのみんな勢揃いで仲良く歌う感じがいいんですよね。
はじめは長丁場だしちょっと面倒くさいかなぁって思っていましたが
コストパフォーマンスがかなりいい
楽しい時間を過ごせました。

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