パン工房「ゆいまある」は嵐のような12月になっている。それは立地条件がよいのもあるが、お客の目にとまりやすい場所でもあって連日売り切れ状態である。このことではスタッフも悩み始めている。どんなにがんばってもこれ以上の生産量を超えることはむずかしいらしい。というのも以前の店では、店頭販売は2割で、残りはすべて注文による配達であったからだ。これが今は逆転し、以前の一番生産していた土曜日が約400コだが、今は毎日500コを生産してもなお売り切れなのだ。注文配達を辞めれば店頭のお客様に迷惑をかけることは少なくともなくなるらしいが、今まで温情にすがって注文を受けてきたのである。はいそれじゃという形で注文配達をしていたおなじみさんにどのような顔でお断りできるのだろうか・・・。きょうもある保護者からクレームの手紙である。せっかくお客を紹介しても、商品がないようじゃお客が寄りつかなくなる」というのだ。そうはいっても、ない袖は振れないのである。昨日ゆいまあるの通所者には、2ヶ月分の賞与が支給されている。なんと言ってもこの店は、彼らの店でもあるのだ。気持ちよく働ける店でなければならない。おそらく来年は目標の月給が今の3倍に増額は間違いないだろう。しかしこの店はしょうがいしゃの店とは謳っていないのである。手作りのパンの店なのだ。
パン工房の隣にあるスペースは喫茶可能なスペースと、今ははせくらみゆきさんの絵画展を開催中である。そして、メインの壁には横浜市のすずき画伯の「こころ合う日」がお客様をお迎えしている。画廊「ゆいまある」としての機能もみなさんに味わって欲しいものである。
パン工房の隣にあるスペースは喫茶可能なスペースと、今ははせくらみゆきさんの絵画展を開催中である。そして、メインの壁には横浜市のすずき画伯の「こころ合う日」がお客様をお迎えしている。画廊「ゆいまある」としての機能もみなさんに味わって欲しいものである。