夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

日めくり暦のように

2008-12-11 08:24:22 | つれづれなるままに
 日めくりの暦がはぎ取られるかのように、私の残された日々がどんどん消えていくような気がしている。本当はもっと残されて行くものなのだろうけれども、この空虚感は何だろうか。そしてもう一方の焦燥感は、やり残したことのあまりにも多いことの念慮だろうか。
 もう一度ミヒャエルエンデの「モモ」を思い起こそう。街路掃除のベッポ爺さんだ。「あんまり先を見ては行けないよ。石畳1枚掃いたら空を見上げて、ふーっと深呼吸するんじゃ。そうしてまた一枚・・・」楽しみながら仕事をすれば、あっという間に片づいていることの不思議さ。もう一度ゆっくりズムの亀サンになろうと思っている自分です。

POEM 永遠のもの

2008-12-11 06:36:14 | 創作(etude)
ぼくが
 ぼくでなくて
 だれが
 ぼくになれるだろう

 ぼくであることが
 ぼくの歴史の始まり
 ぼくが
 引き受けるすべて

 ぼくの
 歩みを
 ぼくが
 運ぶ

 神から
 授けられた
 ひとつの
 ミッション

 ぼくの
 目の前に
 立ちふさがる
 試練

 失敗とか
 成功とか
 挫折とかは
 最初(はな)からなくて

 ぼくが
 どのように
 対峙したのかが
 問いとなるだけ

 ぼくの
 限られた時間
 その空間での
 唯一のもの

 躰は
 朽ち果てるだろう
 しかし
 永遠なる魂

 いつも
 見果てぬ夢
 ぼくの
 魂の旅