夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

はせくらみゆきアートワークショップ&講演

2008-12-08 11:25:12 | 私と福祉とであいの旅
 12月7日(日)雪が降って翌日は、何とか岩木山も8割程度は姿を見せてくれた。そしていくらかは晴れ間が広がった。雪ははせくらさんへのプレゼントかも知れない。
 朝10時30分から12:00までの90分間、親子のふれあいを元に、天使の粘土を使ってクリスマスの世界をそれぞれが表現活動を行った。はせくらさんの説明に従って、白い紙粘土に水彩絵の具を思い思いに混ぜ込む。そして宇宙の星の世界と、火星人などのイメージを表現する子ども。クリスマスツリーや茸の家など、様々なイメージ遊びを行って、愉しいひとときが流れた。午後ははせくらさんの講演である暮らしはすてきな贈り物」~かろやかに愉しく生きるコツを話された。こころと身体の健康作りをわかりやすく説明してくれた。スピリチュアルなお話しもあったが、本当にそうだなと思ったのは健康への感謝である。そしてもっと細かく考えると私たちはあまり身体の細胞や臓器などへの感謝は、日常的にしていないことに気づかされた。食生活のあり方では、「ひ、ふ、み、よ、い、む、な、や、こと」という日本の古い数の数え方を食生活の考え方に見立てて説明があった。なるほどと思わされる事柄でもあった。ひ・ふ・み・よについては、ひは日と陽を指し、ふは風、みは水を、よは大地(土)を表すこと。いは草(野菜)、むは虫(微生物)、なはゴマ、やは動物の肉、ことは人間である。人間から一番遠い順に食べると健康によいと言われているとのお話しであった。なるほどと感心してしまう。
 こうして2日間のはせくらさんとの交流活動は終了し、また薄暗くなった夕方に青森空港へと向かったのである。12年間もおつきあいをしていただいているんだと言うことが今回の来訪で、再確認できたこともまた私たちの法人関係者にとって収穫といえるだろう。
 

再会そして新たな出会い ①

2008-12-08 07:32:46 | 私と福祉とであいの旅
 青森空港にアーティストであり、エッセイストのはせくらみゆきさんを出迎えに車を走らせた。はせくらさんとは12年前に知り合って以来法人が認可され、現在に至るまでずっとカレンダーを作成していただくという形でのご支援を戴いている。そのことももちろん主要な縁ではあるが、6年前の2002年に弘前にご家族を招き完成した施設を見ていただいたことがあった。そしてアートワークショップをあうんを会場として、弘前市内の親子の参加で開催した。そしてご主人とお子さま3人を案内して「三内丸山遺跡」を見学、そして岩木山周辺の林檎園でりんごもぎの体験、そして嶽温泉での宿泊をしていただいたのである。
 3年前には沖縄に転居していたはせくらさんの招きで、作品展を開催するために法人関係者とあうんのメンバーで文化交流の旅をした。この時は11月中旬だったのだが、青森空港は大雪で40㎝も積雪があった。おかげで沖縄便が大幅に遅れて、到着時刻も夜の7時を回っていた。そうしてはせくらさんのお友達との交流会が、にぎやかに開催されたのだ。やっぱり私の企画する行事には、雨や雪がつきまとうのだ。
 そんな日々となんだかだぶって見える空港への白い雪の道を、再会の熱い思いを持ち空港構内に車をつけた。
 予定通りに大阪からの便が着き、少しスリムになったはせくらさんと再会の握手を交わした。はせくらさんを弘前へ迎えた理由は、弘前市岩木文化センターの自主事業の「アートワークショップと講演」であった。それは表向きで、私自身にとってはパン工房ゆいまあるのお店を見ていただくことが一番大きい理由でもあった。なぜならば今度のゆいまあるには、お店のシンボルマークのゆいちゃんとまある君のデザインを彼女にお願いしそれを見ていただくことでもある。そしてもう一つはこのお店に、はせくらさんの作品やグッズコーナーを設けたことでもある。はせくらさんに売り切れ寸前の「バジルパン」と「ノア」を試食していただいた。「これはおいしい」と彼女にも絶賛していただき、自宅に送って欲しいと依頼を受けた。これもうれしいことであった。
 この夜にはせくらさんの「歓迎交流会」が開催された。法人関係者が30人ほど集まり、はせくらさんを温かく迎えて再会の喜びを交わし合った。最初はミニコンサートで、「ドス・ソレス」(二つの太陽)というユニットを結成した岩川光さんのケーナ、そして池田宏里さんの8弦ギターでの演奏を聴いた。ゆいまあるでの2度目のコンサートであった。その後2階の24畳の和室での交流会は、とても温かくそしてとても美味しいひとときでもあった。これからこの2階の和室は、新たな「出会いの間」として活躍してくれるに違いない。そんな思いをほろ酔いの中で感じながら、会場を後にしていた。