夢発電所

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ふれあいボランティア会役員会

2008-12-23 06:52:03 | 私と福祉とであいの旅
 年末の昨夜、「パン工房ゆいまある」の2階和室を会場に、ふれあいボランティア会の役員会を開催した。議題は高齢者生活福祉意向調査結果の評価と今後の方針である。
 11月末に岩木地区の高齢者世帯150世帯を対象に、①今現在困っていること②ボランティアに頼みたいことは何かを中心に、岩木地区の民生児童委員を中心に調査を行った。調査結果は90%弱の回答であった。
 そして150名の内、直ぐにもボランティアにお願いしたいと答えた人21人がおり、この人たちの個別ニーズの分析が必要であることを確認した。また全体の回答割合で最も多かったのは冬期間の雪対策であった。屋根の雪下ろしはもちろんだが、日常生活での不便は道路の除排雪である。除雪車両が県道・市道の除雪をすると道路の入り口にその除雪の重たい雪が残されていく悩みが多かった。(43%)これに対応するためのボランティア会の行動プランを話し合った。①調査に協力していただいた民生児童委員協議会に対する調査結果の報告と、今後のボランティア会の方針説明を行う。②ふれあいボランティア会独自の作成する「思いやりの旗」(仮称)を作成し、高齢者世帯で特に自分たちでは片づけ困難な世帯(希望者)を対象に、自宅前の道路端にこの旗の表示を行う。(旗は明るい蛍光色で丈夫な生地を使用する)③行政機関と除雪業者にこの旗を掲げる世帯の前の道路にはできるだけ雪を置いてゆかない努力をお願いする。④一般市民にもこの旗の掲示する家の前に雪があったら除雪協力を呼びかける。⑤この調査結果を新聞等マスコミに公表し、実情を市民に知っていただくとともに、ボランティア意識を高める。などが話し合われた。
 その他の調査結果についても、年度末の3月までに新年度活動計画として盛り込むことを確認した。
 暖冬の影響で冬場の屋根の雪下ろしも少ない傾向があり、「のれそれ雪とろけ隊」の活動シフトを、屋根から道路に下ろす計画も話し合っている。あうんの青年たちの社会貢献活動の中にもこの生活福祉意向調査結果は生かせる内容がいくつかアリ、施設に持ち帰ることにして会議を終えた。
 これからこのゆいまあるの2階会議室が、次第にこうした地域活動の拠点に活用される機会が増えることを希望している。