夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

花粉症?ハックション!

2009-04-13 06:11:52 | 原ヶ平農場
 日曜日の朝も快晴で、温かだった。娘たちをあうんにお願いして、家内と二人で原ヶ平農場へ向かう。肥料がないことに気づいて、途中いきいきファームに寄った。農場周辺で家族連れらしき人々が群れていて、道路端に車もたくさん駐車している。どうやら苗代の準備に日曜日集まった人々のようだ。間もなく始まる田植えの前に苗代で苗を一定の長さになるまで育てるのだ。一軒で農業をするにはあまりにも機械の費用がかさんだり、負担も大きいので営農組合を作って助け合うシステムを持っている人々である。高齢社会になり、後継者不足ではこういう形しか道のない人もいるのだろうとふと思った。群集のそばを通過すると、その中の一人が笑いながら手を上げた。T小学校にいたFさんだった。彼は本当にすばらしい才能の持ち主だと思う。5年前に福祉劇に誘って、アル中役を津軽弁で見事にこなした。彼は後援会長のMさんとともに、津軽三味線の会で活動していた奏者でもある。更に彼はジャズの会のメンバーでトランペット吹きでもある。昨年の暮れには新聞に彼が作成した改良型の雪上車が紹介されていた。かなりのアイデアマンでもあるらしい。年齢的にも多分同じ年代のような気がする。彼には人生を周辺の人たちと楽しもうという花があり、説明も不用なくらい親近感が沸く一人だ。今年彼は別の学校に転勤になったことを新聞で知った。こうして同じ町に住んでいれば、また気軽に声をかけられる関係でいたいと思う。
 すぐ近くの海洋センターの庭には、紅梅の木々が見事に咲き始めていた。そしてアップルロード沿いの墓地公園を通ると、こぶしの花も咲き始めていた。津軽ではこの花が咲くと田んぼを耕し始めるので、その目安として「田打ち桜」と呼んでいる。生活の知恵だなと思う。このほかにもタニウツギの花が咲けば、山の根曲がり筍が出る時期だということも津軽で教えられたことだ。岩木山の残雪の形で、農作業の時期を教えているなど、こういう生活指標があるとなんだか四季の移ろいも楽しい気がする。
 目標の原ヶ平農場近くのりんご畑を通過する頃、やにわに鼻がむずついてくしゃみを連発した。このところ鼻づまりとくしゃみ、鼻水、目がなんだかむずかゆい。この症状はまさしく「花粉症」に違いないと思う。いつとは知らないが、少しずつ症状が強くなっている気がする。近頃やけに眠たいと日中思うようになって、よく考えると夜中に鼻詰まりで呼吸困難になったり、のどが乾燥して眠りが中断するのだ。そのために終日眠たい気分が蔓延している気がする。あったかくなってマスクをしているのも不快なので、結局対策は何もしていない。
 これも春の特徴なのだろうか?気がつけばティッシュの山だ。春です!!