夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

天気晴朗なれど風強し

2009-04-11 06:49:23 | つれづれなるままに
 どこかで聞いたような表題?それにしても昨日は21.9℃と暖かい一日で、農作業をする身としてはなんとも過ごしやすい日になるべきであった。べきであったというのも、強風がそれを邪魔したからに他ならない。原ヶ平の畑に私と2人のメンバーさんと出かけ、日曜日には近在の農家さんがトラクターで畑を起こしてくれるということを聞き、その作業が円滑に進むように畑を整理する必要があった。ビニールのマルチをはがし、散乱している杭などを回収して歩いた。ビニールマルチは雑草が生えるのを予防したり、地面の乾燥を予防する。また、地熱を高めるという効果もあるのだ。しかしそれにしても劣化したビニールが何層にも土の中にあり、この処理にはいささか閉口してしまった。
 これから畑を耕作するのに必要な知識として、全体のスペースを測量することにした。どの場所にどんな野菜を植えるのかを計画するには、全体の農地を知らなければならない。ところがである、黒澤明監督の映画「七人の侍」以上の風が吹いたのである。砂塵は容赦なく私たちに襲い掛かって、口の中にまで入ってきた。ビニールマルチはこの風に吹かれて、あちこちに飛び回っている。消防車のサイレンが鳴り響き、何台も付近を走り回っている。春の農作業といえば、不要な材料を燃やしたりもする。挙句がこの強風での山林、原野火災がやたらに多いのだった。
 何とか一時間で整理を終え、ビニールマルチをトラックに押し込めた。明日は公休であるが風がなければ、枯枝などを燃やす作業が残っている。
 弘前城公園そばの藤田記念公園の桜の花が咲き始めたらしい。