・蕾なる花膨らめと吹く風の弘前城の堀に波立つ
・公休のひと日を光の道行きぬまどろみの中緩めし琴線
・護国寺の鳥居の上に浮かびたる霞立つ日の嫋(たお)やかな山
・故郷を離れ越し我三十余年津軽の言葉身につかぬまま
・花芽時確たる通い路探す旅ハンディの親子目の前に居る
・バッケ摘むわが手に春の香を移し夕餉の菜は大地の力
※バッケ=「ふきのとう」の津軽方言
・風寒し城郭の堀花並木蕾はいまだ緑のままに
・光差す茜の空に浮かぶ山民人の暮らし安けし祈り
・公休のひと日を光の道行きぬまどろみの中緩めし琴線
・護国寺の鳥居の上に浮かびたる霞立つ日の嫋(たお)やかな山
・故郷を離れ越し我三十余年津軽の言葉身につかぬまま
・花芽時確たる通い路探す旅ハンディの親子目の前に居る
・バッケ摘むわが手に春の香を移し夕餉の菜は大地の力
※バッケ=「ふきのとう」の津軽方言
・風寒し城郭の堀花並木蕾はいまだ緑のままに
・光差す茜の空に浮かぶ山民人の暮らし安けし祈り