TSUNODAの経営・経済つれづれ草

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地元群馬県信用保証協会、新規創業へ保証料減免導入

2013-02-20 21:30:46 | 地域産業

 地元群馬県の創業を促すため、群馬県信用保証協会は、25年度に新規創業に対し、保証料減免を導入します。

 この制度導入は、全国で52ある信用保証協会で初めての試みです。保証料の減免対象は、信用保証協会の創業応援チームか国が認定する機関に創業計画書の策定で支援を受けた者です。また、起業後3年は協会と金融機関の定期的な経営診断と指導を受けることが義務づけられます。

 群馬県の「創業者・再チャレンジ支援資金」で融資を受ける場合は、保証率を0.2%引き下げ0.5%にします。 保証協会は、創業時に経営や財務の専門家に指導される仕組みがあれば、企業を志す人が軌道に乗れると考えています。

 日本の開業率は、5%前後です。米英は10%以上だそうです。経済に活力をもたらすには起業の力が不可欠ではないでしょうか。信用保証協会にように、起業を後押しする支援が次々と生まれればと思います。

 一方、少し気がかりなのは、その要件です。創業応援チームか国が認定する機関に創業計画書の策定で支援を受けた者という要件です。このような支援に頼る者は少し必死さが感じらないのです。他人の援助を期待する者って、起業から事業が順調になる厳しい期間を乗り切れるのでしょうか?。いつもちょっと疑問に思ってしまう私です。