総務省の家計調査によりますと、ギョウザの2012年1世帯当たり購入額で、栃木県宇都宮市は、2011年に続き2位でした。
1位は、静岡県は浜松市で2年連続全国首位という結果になりました。約80の専門店でつくる宇都宮餃子会は、イベント等を実施して首位奪回をはかっていたのですが、その努力もむなしく2012年も引き続き全国2位に甘んじてしまいました。
私は、群馬県人ですかから、栃木県は隣県です。2年前に、仕事で宇都宮市に行った時に、駅ビルに餃子専門店があり、お土産にギョウザを買いました。ギョウザといえば、宇都宮市が定着しているのを感じました。その歴史を見ると、平成になってからのギョウザの売り出しだったようです。
地元伊勢崎市も「もんじゃ」で売り出そうと、伊勢崎商工会議所青年部が活動を始め、定着してきています。売り出しを始めたのは平成15年ごろでしょうから、10年ほどになるのでしょうか。宇都宮ギョウザも、青年部の人たちは視察に行ったと聞いたこともあります。
群馬県では、太田市の焼きそば、前橋の豚肉料理、高崎市のスパゲティと飲食で街おこしをしています。それぞれが定着し始めています。
街おこしに「飲食」はストーリーを作ることで力を発揮すると私は思います。