この本は、平成7年から17年、衆参両議院で8人の国会議員の秘書に仕えた経験を書いた本です。
題が、「国会議員とカネ」であるように、国会議員のカネのことが書かれています。内容は、国会議員がカネにいかにこだわっているかがか書かれています。国会議員に当選し続けるためには、カネがすべてであると書かれています。
この本に書かれている内容は、極端かもしれないとも思うのですが、その内容は、ああ、そうゆうことがあるなあと納得することが読んでいて多いです。つまり、著者の書いていることはおおげさではないということです。
この本の終わりに、以下の文が記載されています。
政治病んで カネを永田町を 駆け巡る
中選挙区時代の金権選挙から小選挙区制によるカネのかからない選挙制度を構築してきた日本ですが、カネにこだわざるを得ない政治家がいる日本の状況は、いまだ続いているということなのでしょうか。