今週号の日経ビジネスに、「難局に挑む経営者の条件」という特集記事で4人の学者が書いています。
4人の学者は、守島基博、花田光世、加護野忠男、久保克行氏です。その中でこれはと納得のいくのは、守島氏の「先の見えない時代、即決する力が重要に」です。
以下、引用です。
今の経営者が求められる能力は以前に比べてシビアになっている。経営環境の不確実性が増し、先を見通すことが困難になっているからだ。「こうすれば必ずうまくいく」という確かな法則など見当たらない。
そこで必要なのは、「絶対に正しい」と確信は持たなくても、何らかの意思決定を次々と下して実行していくことだ。失敗するリスクを恐れず勇気を持って決断していく。
そうして試行錯誤を重ねて失敗を繰り返しながらも、いち早く軌道を修正して、最終的には最良の結果を得ることができる。
思い当たる経営者はソフトバンクの孫社長と、ユニクロの柳井社長です。即断即決できないトップはトップと言えないと私は思っています。