タイの大洪水が日本企業の業績や製品価格に影響を与え始めています。
キャノンは2011年12月期の純利益が従来の増益予想から減益になると発表しました。ホンダは25日から「シビック」などを生産するマレーシアの工場の操業を休止します。日野自動車はトヨタ自動車から生産を受託している多目的スポーツ車の国内の生産ラインを28日までの間、定時稼働に切り替えます。生産数量は15%減ります。
まさにグローバリゼーションの世の中です。製造業の国内空洞化とか言われますが、企業には国境はなくなっているのが現実なのではないでしょうか。