TSUNODAの経営・経済つれづれ草

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横浜赤レンガ倉庫代表取締役坪井純子さんの講演を聴く

2011-10-19 20:36:08 | 経営全般

 地元社団法人伊勢崎法人会主催の講演会に行きました。内容は、「横浜赤レンガブランド」創業第2ステージへの挑戦」というテーマで㈱横浜レンガ代表取締役坪井純子さんの講演でした。

 坪井さんは、東大理学部を卒業し、キリンビール㈱に入社、ビール・清涼飲料のマーケティング部門で新商品開発、ブランドマネジメントを担当、商品開発は「キリン秋味」などです。2010年3月から㈱横浜赤レンガ代表取締役となっています。

 講演の内容は、10年経つ横浜赤レンガ倉庫の創業第2ステージでのブランドイメージ創りです。ブランドをどのように創造していくかが理路整然と話していただきました。特に都市のブランドについての話が私にとっては興味深かったです。ある調査では、都市ブランドイメージで1位が札幌市、2位函館市、3位京都市、4位横浜市だそうです。横浜の林市長は、横浜魅力づくり室を創り、日産から人材をヘッドハンティングしたということだそうです。

 講演の後の質問で、ある方が「群馬県のイメージ」を坪井さんに聞いていました。坪井さんは、言葉に詰まって、高崎市にはキリンビールの工場があったこと、そして研究所があったこと、東京からのほどよい距離にあるので、研究には向いていたのではないかと話していました。キリンビールの社員ならのお話だったと思います。、坪井氏が言葉に詰まっていまうのはもっともなことだと思います。群馬は認知度が全国最下位の県だからです。

 ブランドとは「お客様のココロのなかに築かれるお客様とのキズナ」だそうです。そして、時代の変化のなかで鮮度アップし続けることが求められます。 「いつ来ても変わらない×いつ来ても新しい」が理想だそうです。

 ブランド戦略の携わる企業の方のお話は刺激的でした。