千種の、ほんまにうまいもんだけ。

料理の天才だった千種ばーちゃんを追い続ける孫の料理記録。2012.9.24~アレルギー対応レシピのみのブログを併設。

トランス脂肪酸とは何なのか。

2011年11月22日 20時01分07秒 | 食育・健康
今、話題の「トランス脂肪酸」。

トランス脂肪酸とは何なのか、何が悪いのか、何に含まれているのか、どう避ければよいのか、を簡単にまとめてみました。


*トランス脂肪酸とは。
液体の油を固形化するためには、化学処理で水素を添加させる必要があります。
この水素を添加する過程で生まれる物質を、トランス脂肪酸といいます。
(トランスファット、TFAとも呼ぶ。)


*何が悪いのか。
トランス脂肪酸は、自然界にない分子構造をしているため、代謝されにくく体内に蓄積する。
その結果、代謝の役割が大きい肝臓に悪影響を及ぼし、かつ、悪玉コレステロールを増やす。
アトピー、アレルギー、がんなどの増加と関連している。


*何に含まれているのか。
・インスタント食品
・スナック菓子
・ファーストフード 
・原材料に植物性油脂、ショートニングと書かれているクッキー等のお菓子類、パン。

・マーガリン
・ショートニング
・ファットスプレッド
・高温で加熱された油脂(天ぷら、フライ)


*どう避ければいいのか。
①トランス脂肪酸が少ない油(低温圧搾で作られた油)を使う。加熱調理にも強い。
→亜麻仁油、オリーブ油、グレープシードオイル、ゴマ油、紅花油、パームオイル、ココナッツオイルなど

②トランス脂肪酸除去のマーガリン、ショートニングを使う。

③揚げものをするとき、何度も使って酸化した油は使わない。


* * * * * * * *

色々書きましたが、トーストにマーガリンを塗るくらいならトランス脂肪酸の摂取量も少なく、市販のスナックや菓子を控えた方が無難。

偏った食生活をしなければいいだけの話ですよね^^


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