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「松竹梅」は、年の初め、正月のめでたいものの代表とされてきました。
理由は、いずれも冬に強く生命力に溢れているからだといわれています。
元々は中国で「歳寒の三友(さいかんのさんゆう)」と呼ばれ、画題とされたものが、日本に入ってきて吉祥の象徴となったといわれています。
「松竹梅」が一枚の絵に描かれているものを、「三友図(さんゆうず)」と言います。
しかし、何故「松竹梅」の順番なのでしょう。竹は筍がとれるし、梅はきれいな花をつけます。その点、マツは地味で役にも立たない。
理由があります。冬でも緑を保ち寿命も長いということで平安と長寿を表す「松」、冬でも緑を保ち雪にも折れること無いということで無事を表す「竹」、雪の中でも花をつけるということで生気と華やかさを表す「梅」という意味があります。
日本では松は、長寿を象徴する神聖な木とされているため、松が松竹梅の筆頭になったものと思われます。
門松や松飾りなど、正月に松をかざる風習がいろいろ残されているのはご存知のとおりです。
竹は常緑と筍ということで梅に先行したとおもわれます。
お正月には「松の内」という言葉をよく聞きます。「松の内」というのはお正月の「松飾り」つけておく期間をいいます。最近では1月の7日 までのことをいうようですが、本来は小正月の15日までを「松の内」といいます。 ちなみに1日は大正月といいます。
したっけ。