すべての頂の上に安らぎあり

今日はぼくに残された人生の最初の一日。ぼくは、そしてぼくたちは、この困難と混乱の社会の中で、残りの人生をどう生きるか?

「世の中を…」

2019-05-29 15:52:57 | つぶやき
 同時代と向き合いながら生きてゆく、その、誰もが持たねばならぬ当然の意欲を、時に失ってしまうような出来事が起こる。このぼくたちの同時代は。
 もっとも、その出来事はもっと深く広範に起きている嵐、あるいは「時代閉塞の現状」の、ひとつの波頭なのかもしれないけれど。
 そしてそれは、いまも、石川啄木の時代も、何時の時代も、形を変えて起きている(いた)のかもしれないけれど。
 そう考えると、ますます、同時代と向き合う意欲が失われる。
 だから、これは個々の特殊な出来事なのだと思う方が楽なのだけれど。

 …ここで、この世から心が離れがちな傾向をいくらかは持ったぼくの、ひどく場違いなつぶやきをふたつ。

 厭離穢土欣求浄土
 世の中を厭(う)しと恥(やさし)と思へども飛び立ちかねつ鳥にしあらねば
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