すべての頂の上に安らぎあり

今日はぼくに残された人生の最初の一日。ぼくは、そしてぼくたちは、この困難と混乱の社会の中で、残りの人生をどう生きるか?

両神山

2018-06-14 21:31:14 | 山歩き
 昨日、友人と両神山に登ってきた。
 遠かった。
 朝5時に家を出て、待ち合わせ場所まで行って、そこから友人の運転する車で麓まで行って、登り始めたのが9:50.山頂についたのは1:00だった。
 両神は深田久弥の「百名山」に入っていて人気の山だが、ぼくは百を全部登ろう、などとは思わずに同じ山に何度も行くのが好きな方なので、これまで機会がなかった。
 近年、新コースができて日帰りが容易になった。
 ただし、そのコースは地権者の意向で往復同じ道を利用しなければならず、そのことにかなり違和感があったが、道自体はたいへん登りやすい、気持の良い道だった。
 新緑、というにはほんの少し過ぎた、でもまだ若々しいブナとカエデの森で、美しかった。先日書いた「羊と鋼の森」の森に劣らないくらい美しかった。
 山道のいたるところに、秋になると竹トンボのように風に舞う、でも今はまだ若い緑のカエデの種子が落ちていた。この季節に落ちたら、もちろん種子が芽吹くことはない。あれはなぜだろうか。全山で何百万個という数だろう。ちょっと心が痛んだ。
 昨日はよい天気で山頂からの見晴らしは絶好で、遅いお昼を楽しんで下山した。
 機会があったら、山中の小屋で一泊する従来のコースも行ってみたい。岩稜の続く、登りがいのあるコースもある。
 ちょっと遠いけどね。
 ぼくよりずっと体力があって、遠距離でも往復運転して連れて行ってくれる友人がいるのはありがたいことだ。
 少しずつきつめの山にしているのだが、三週続けて山登りしたので、体が慣れてきたようで、だんだん楽になっている。来週は、もし晴れたら、富士山の西方の毛無山1964mに登るつもり。
コメント
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