toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「わたし、探偵になっちゃいました」 オーサキ・コー

2021年04月27日 | 読書日記
良く分からない本でした。

探偵の本では無くて、著者が探偵になるまでの半生を脚色を加えつつ書いた本らしい。

著者の拘りなのか、漫画(多分)からの引用が多くて、注釈は有るものの知らない人にはイマイチ良く分からない。
漫画の登場人物名をあだ名にしている登場人物が多いけれど、原作を知っている人はピンと来るんだろうか?

職業を転々として、最終的に探偵になるわけだけど、その間の出来事について根本の部分の説明が無かったりするので、何がどうしたのか分からなく、結局何だったんだろうという状態。
最初のうちは何度も読み返して何とか理解しようと努力したけれど、やっぱり分からなくて途中からは理解することを放棄した。
ただ、波乱万丈で色々有ったことだけは理解できた。

もう少し背景や状況を丁寧に説明して、ひたすらドタバタ風に書いている出来事も分かり易く書いてくれたら大変さも良く分かったと思うけれど、正直何か起きたのか、それに対して何をしたのか、その結果どうなったのかというところが分かりませんでした。

何となく面白そうな本だな・・、と期待して読んだんだけど、ちょっと残念でした。





幻冬舎

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