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南光通りの桜の剪定

2020-02-24 23:45:18 | 之波太:柴田
 柴田町南1丁目から山田沢浄水場までの南光通りに柴田町桜の会が植樹したソメイ
ヨシノ樹齢が20数年となっている。
管理人名義(?)の桜も1本ある。
先日(2月18日)、南光通りをウォーキング中、桜の木を剪定しているところを
目撃、丁度管理人名義の桜を剪定するところでした。

剪定している造園業者に伺ったところ、管理人の桜の赤矢印のところが「てんぐす病」
となっているとのこと。

そのアップ

▼てんぐす病とは、
 てんぐす病は、樹木、野菜、草花などに発生します。発病すると、枝や茎の1か所
または株元から、小枝や小さな葉をたくさん生じます。病名は、その症状が、言い伝え
で天狗のすみかとされる場所に似ることに由来し、その部分を「てんぐ巣状」と呼んで
います。
 病原は二つあり、一つは糸状菌(カビの仲間)の一種で、樹木に感染します。
もう一つはファイトプラズマという細菌で、主に野菜や草花などに感染します。
▼花芽がつかず、生育が悪くなる
 樹木の場合は枝の一部が発病し、枝から小枝がたくさん生じて、てんぐ巣状になります。
小枝にはほとんど花芽がつかず、葉も貧弱です。発病部はこぶ状になり、その先の枝の
生育が悪くなります。そのため、発病が多いと樹木の生育が悪くなります。
▼発病した部分や株を早期に取り除く
 樹木では、てんぐ巣状の小枝を発見したら、基部のこぶの部分も含めて枝を切り、ゴミ
として処分します。落葉樹の場合は、特に冬に見つけやすく、病気の早期発見にもなります。
薬剤を使う場合は、樹木の切り口にペースト剤を塗って、糸状菌の感染を防ぎます。

サクラの春の状態。てんぐ巣状の小枝からは葉だけが生じ、花芽がない。

毎年2~3月にかけての風物詩。
白石川堤の「一目千本桜」のてんぐす病予防を柴田農林高等学校で行っております。
この作業は、昭和2年に白石川の堤防に柴田農林高等学校の生徒が桜を植えたことに
始まる伝統行事で、毎年行っており、現在の桜の名所になりました。