星・宙・標石・之波太(しばた)

星、宇宙、標石、之波太(しばた:柴田)をこよなく愛するサイト。

水準点・2179・仙台市青葉区

2013-02-28 22:57:38 | 標石
今回の一等水準点は、仙台市青葉区にあります。

点名:2179
種別:交点(一等水準点)

交点は、岩沼市の交点2169に次いでの登場です。国道6号線との交点でした。
ここの交点2179は、4方向の交点です。
南は、国道4号線を南下で水準点2178まで3.1km
北は、国道4号線を北上で水準点5400まで2.0km
東は、国道45号線を東方へ水準点5648まで3.1km
西は、国道48号線を西方へ水準点3769まで1.9km

水準点の北の撮影は、この交点2179までとします。

基準点コード:L060000002179
緯度: 38度16分25.7057秒
経度:140度51分49.6478秒
標高:49.6380m(2011.8.10改測)
   49.8194m(2005.9.14観測)
東日本大震災で、約18cm沈下しています。

所在地:仙台市青葉区木町通2-4-1
備考:平成5年10月に標石が設置されている。
撮影:2010年12月2日


水準点は、仙台市立第二中学校の敷地にあります
校門を入ったところ

玄関から入り職員室にて写真撮影の許可を得ました

水準点の外観

水準点は擬木の柵で囲まれています

標石に水準点の刻字

標石に二一七九の刻字
【一等水準点(2179)】


国土地理院東北地方測量部の説明看板が設置されています



日本スペースガード協会・総会

2013-02-27 23:37:08 | 
日本スペースガード協会の公開講演会については、先日書きました。
講演会終了後、通常総会が開催されました。
総会前に理事会が開催され、総会に提出する、議案、資料等について、最終確認が
行われます。
当初、2月24日は地元の自治会の会議の予定があり、日本スペースガード協会の
理事会、総会については欠席とし、委任状を提出していました。
が、自治会の会議が前日となり、日本スペースガード協会の理事会、総会に出席で
きることとなりました。

理事会終了後、理事長から管理人に対して総会の議長をお願いしますとのこと、欠席
した場合どなたにお願いする予定であったのかな?
10年以上、総会の議長を行なっています。今年もまた行うこととなりました。

15:30~17:00総会が開催されました。
定例の前年度の事業報告、収支決算、監査報告、今年度の事業計画案、収支予算案に
ついて審議し、了承されました。
今年度は定款の変更が提案されました。
設立時の理事長が対外国的な意味もあり、1月から12月の会計年度としていましたが、
事業報告、会計報告等で体外的に1月から12月では、2回に分けて実施していて、
複雑になってきたので、4月から3月に変更の案件も了承されました。
役員改選も行われ、全員が再任されました。管理人は理事です。

今回、緊急動議された案件があります。
「ロシアの隕石落下に伴う当協会の対応と方針」について、事前に会員、役員から
寄せられた意見等を取りまとめ、提案しました。
多くの会員から質問、コメント等が出されました。
修正を行い、了承されました。

24日付けで報道各社、関係機関宛に緊急声明文を送りました。



25日に読売新聞、四国新聞に記事が掲載されました。


声明文に誤字脱字や書きぶりに統一が取れていない箇所等があり、修正を理事長に
お願いしたところ、既に送ったあとでした。
(管理人はこの手のチェックには厳しいのです。自分のブログには沢山の間違いがあるのに・・・)

管理人の当面できる事項は、教育普及活動です。

小惑星衝突問題を自然災害ととらえ、防災の視点を付加した教育普及活動を展開する。

講演会の開催が決定した場合、ブログで案内したいと思っています。



太陽の村・星を見る会

2013-02-26 22:18:47 | 
毎月第4火曜日は、柴田町太陽の村において星を見る会の開催日です。
晴天です。満月が煌々と輝いています。月の出とともに輝きが増して、暗い星が見えなく
なっていきます。
お客さんが2組、5名の親子が来られました。
どちらにも小学5年の児童がいました。
木星、スバル、月を見ていただきました。




レーザーポインターで星空案内を行いました。
「冬の大三角」は、小学5年生の児童が学校で習ったと言っていました。
1等星6個で作る「冬のダイヤモンド」の説明をしました。

19時からスタートです。
最初に来られた親子が「きぼう」の話をしていたので、本日、国際宇宙ステーション(ISS)の
通過があったことを思い出しました。
19:12:30、WNWの方向、高度11度の空にISSが現れ、
19:15:30、SWの方向、高度29度の空で地球の影に入り見えなくなりました。
意外と飛行速度がゆっくりとの感想を述べていました。
本日は、ISSの通過があり、イリジウムフレアは見えないとの予報でした。

2月下旬にしては穏やかな、気温も比較的暖かく、星を見る会日和でした。
スタッフは2名。

岩沼市在住の富山ナンバーさんはお見えになりませんでした。
来月お待ちしています。

日本スペースガード協会公開講演会

2013-02-25 23:04:28 | 
NPO法人日本スペースガード協会の第43回公開講演会が2月24日(日)
13;30~15;00の間、東京都新宿区にある工学院大学新宿キャンパスで
開催されました。公開講演会終了後、通常総会が開催されました。

吉川真さん(JAXA)の「小惑星探査機”はやぶさ2”の進捗状況」の他、
ロシア隕石落下についても講演されました。


続いて、高橋典嗣さん(日本スペースガード協会理事長)の「スペースガード
研究センターの活動」の他、ロシア隕石落下について。特に隕石落下から報道各社
の取材についても講演されました。







会場には、50~60名の参加者、多くの質問が寄せられました。

隕石の鑑定の要請があったという、手紙によると火球が落ちその場所に行ったら
隕石らしきものが落ちていたので協会に送ってきたという。
協会の理事にはいろいろな隕石を見ている方もおられ、明らかに違う(孔雀石)と
いうことでした。

当協会は隕石の鑑定をする機関ではないので、くれぐれも送らないようにお願いします。

美星スペースガードセンターで発見、番号登録され、命名提案権のある小惑星が100個
以上あります。
協会に尽力した方を命名されていただいています。
今年度は、岡内さん、加藤公子さんです。
岡内さんについては、先日理事長が香川県に行った際、記念品(命名額)を贈呈済。
公開講演会が終了後、小惑星命名式が行われました。

理事長から記念品を贈呈、中央は浅見事務局長

挨拶する神奈川県鎌倉市在住の加藤公子さん
小惑星(61444)Katokimiko


水準点・2178・仙台市青葉区

2013-02-23 21:38:28 | 標石
今回の一等水準点は、仙台市青葉区にあります。

点名:2178
種別:一等水準点
基準点コード:L010000002178
緯度: 38度15分23.4942秒
経度:140度52分29.1164秒
標高:34.9971m(2011.8.8改測)
   35.1734m(2005.9.14観測)
東日本大震災で、約18cm沈下しています。

所在地:仙台市青葉区一番町10-1先
備考:昭和8年6月に標石が設置されている。
撮影:2011年12月18日


仙台市青葉区に入りました、柳町通りを仙台駅から西公園に向かうところ

星光堂ビルの手前に水準点があります、地下埋設で鉄製蓋が使われています

【一等水準点(2178)】蓋は開けませんでしたが、標石があります

ビル手前の水準点から道路の斜向かいに寺院があります

柳町大日堂の山門

本堂・大日如来が祀られています

柳町大日堂の由来