星・宙・標石・之波太(しばた)

星、宇宙、標石、之波太(しばた:柴田)をこよなく愛するサイト。

つがる隕石クレーター

2017-03-31 23:53:21 | 
天体の地球衝突問題に取り組む、NPO法人日本スペースガード協会。
数日前、青森県つがる市に謎の穴が現れ、隕石クレーターではないかと言われていていました。
3月31日、重機でクレーターを掘り起こし、隕石を探すとの情報を得たので急きょ、
現地に向かった。
30日の夕方、東京を出発した副理事長と宮城県で合流し、青森県つがる市にて情報を入手し、
クレーター現場に向かった。

土地の持ち主に挨拶したところ、我々の来るとの来るのを知っていた。
隕石が落下してできたクレーターとしたら、国内で最初であり貴重なものなので残すことを
考えていただきたい。
本日の調査も重機を使わないで手作業で慎重に行って欲しい。
ドローンなどを使い、クレーターの調査を専門家の手で行って欲しい。
上記のお願いも却下され、至急クレーターの大きさや大きな噴出物の方向、距離、大きさを計測する。

クレーター周辺は踏み荒らされていた

重機でクレーターを掘る、最終的には3~4m
掘り起こした土は特に調査することもなく(20cm程度との隕石との先入観あり)
どんどんと掘り始める

報道機関も多数、取材に来ていた

20cm程度の隕石を探し出すことができず、クレーターは埋め戻された。

もう少し調査し何らかの形で報告書を出す予定。


白石川堤外地親水公園

2017-03-30 23:48:06 | 之波太:柴田
年度末、本日午前9時から白石川堤外地親水公園の完成式がありました。
しばた歴史観光ガイドの会長として出席依頼があったものです。

ここは白石川の右岸(川下から見たところ)右の道路は堤防。
右手に白石川がある。
堤防の内側(右手)は提内地という。
堤防の外側(左手)は堤外地という。
この場所に、戦前に建てられた白石川から取水し山田沢浄水場に送る川端取水場があった。
現在、七ヶ宿ダムからの水を水道水に使っているので、使われなくなった建物を取り壊し
たので、石垣が残っている。

右手、上方に千桜橋が見える。左手の川が白石川、川の右手の水路は排水路



平成24年度、歴史観光ワークショップ(ガイドの会の前身)が計画段階で
町と協同で公園計画を立案した

町長の挨拶、後方に石碑がある
その後、石碑の除幕がある。
除幕式の曳綱に参列の要請があったもの、町長以下10名で曳いた
曳綱は初めての経験。
計画段階、石碑の撰文を担当したことから選ばれたものか

除幕された
石碑

白石川と一目千本桜の碑

仙南地域2市7町の首長・議長が出席していた
この公園は「しばた千桜公園」と命名された。
夕方のTBC(東北放送)テレビで完成式の模様が放映された
右手、赤いスタッフジャンバーを着ていたのが管理人

しばたスプリング・フラワーフェスティバル総括

2017-03-29 23:51:38 | 之波太:柴田
第1回しばたスプリング・フラワーフェスティバルが3月18日~20日に
開催されました。
今回は、しばたスプリング・フラワーフェスティバル期間外も含めて、
クラブツーリズムのバスツアーが船岡城址公園にお出でいただきました。
その際、しばた歴史観光ガイドの会が現地案内人を務めました。

仙台出発の「おとなの春休みミステリー」
15日:36人
24日:16人
25日:21人
26日:45人

福島出発の「仙台うみの杜水族館と花のまち柴田「スプリングフラワーフェスティバル」」
18日:44人
19日:28人
期間中:190人のお客さんの案内ガイドを行いました。

3月25日:現地案内人・管理人

バスの案内板「おとなの春休みミステリー」

柴田町ゆるキャラ「はなみちゃん」と一緒

バスと同行人

3月26日:現地案内人・管理人+Nさん

お見送り



太陽の村星を見る会1703

2017-03-28 23:48:15 | 
柴田町自然休養村太陽の村で、毎月第4火曜日、星を見る会を開催しています。
日中の天気は、雲が多いものの時おり晴れ間から太陽が顔を見せます。
夕方、広報しばたお知らせ版3月15日号の告知記事を見た方から電話がありました。
今夜やりますか?春の星座とありますがどのような内容かとの問い合わせでした。
19時少し前、会場に到着、間もなく電話をかけた家族連れがきました。
早速、屋上に上がっていただき、星を見る会の開会です。
東側の空は雲に覆われていて見えません。南から西の空の冬の星座が見えます。
望遠鏡で星を見る前に、星座の案内を行います。
レーザーポインターを使い、冬の大三角、冬のダイヤモンド(冬の大六角形)の案内を
行います。宮城県南部で見える1等星15個のうち7個の案内を行いました。
北の空に北斗七星が見えます。北斗七星から北極星の探し方の説明も行います。
続いて、望遠鏡で星の観察です。
シリウス、スバルを見ました。
家族連れ4人です。聞くと孫が春休みで福岡県からきたので、星が好きな小学3年の
男児なので是非、星を見せてやりたいという祖父母と男児の母親の4人です。
福岡県から来たというので母親に北極星の高さが、福岡県では少し低いという話を
しました。
北斗七星の二重星ミザールを見ました。
最後に、自宅にもどってすぐ北の空で北斗七星と北極星を探してください。
次いで、南から西にある冬の大三角、冬のダイヤモンドを探してください。
と話し本日の観察・説明は終わりです。
その他のお客さんはありません。
お客さん4人、スタッフ:管理人+Kさん

年度末です。恒例の申請を行いました。
午前、柴田町に都市施設内行為許可申請書の提出です。
柴田町内の駅前星空観察会の4月から3月までの使用許可です。
今年度は船岡駅3回、槻木駅4回の合計7回のみでした。

午後、角田市に道路占用許可申請書の提出です。
毎月第1月曜日の角田駅前星空観察会の駅前広場の使用許可です。

何れも継続なので、許可書は4月に入ってからになるが使用についてはOKとの
ことでした。



殿!利息でござる その2

2017-03-27 23:44:52 | その他
1年前より、管理人の発案にて自治会行事として映画会の開催を行っている。
毎月、最終月曜日の午前に開催している。
観客は10人程度、終了後、次回の上映作品の候補10作品(管理人の選んだもの)から
選んでもらう。
告知は、自治会の回覧で毎月15日頃各班ごとに回覧となるが、班の事情で1週間以上かかる
ところもある。
3月の上映作品は「殿!でござる」利息である。
この映画は、昨年5月、封切り作品を映画館にて見てきた。
今回は、レンタルビデオ屋からDVDを借り、集会所にて上映するもの。
管理人所有のパソコン、液晶プロジェクター、スピーカー、スクリーン等一式を持参し、
セットし上映するもの。
慣れたもので、15分程度でセット完了。

(HPから)
1766年(明和3年)の仙台藩領内の宿場町・吉岡宿。仙台藩の宿場町には宿場町間の物資の
輸送を行う「伝馬役」が役目として課せられており、通常は藩より宿場町に助成金が支給されて
いるのだが、吉岡宿は藩の直轄領ではないため助成金が支給されていなかった。
このため、伝馬役にかかる費用は全て吉岡宿の住人が負担して町は困窮し、破産者夜逃げ者が
相次ぐ有様であった。
このような町の有様を案じていた造り酒屋の当主・穀田屋十三郎は、町の窮状を訴えるため、
代官に訴状を渡そうとするが、京から帰ってきたばかりの茶師・菅原屋篤平治に命が危険であると
止められる。
ある日の晩、未亡人ときが営む煮売り屋「しま屋」で篤平治と偶然一緒になった十三郎は、吉岡宿を
救う手立てが何かないか相談する。
篤平治が出した策は、吉岡宿の有志で銭を出し合い藩に貸して利息を取り、それを伝馬役に使う
という奇策であった。
百姓がお上にお金を貸すなど、案を出した当の篤平治ですら夢物語と言うほど現実味がない策の
ように思われたが、十三郎は策の実現のため、同志集めと銭集めに動き出す。

十三郎と篤平治は吉岡宿の実力者である遠藤幾右衛門と千坂仲内を説得して同志に引き入れ、
秘密裏に銭集めを進めていくが、十三郎たちの行動は次第に吉岡宿の人々の関心を集めるように
なり、周囲に諭されて銭を出す者や名誉欲に駆られて銭を出す者も現れ出した。
また、私財を売り払ってまで銭集めに奔走する十三郎に対し、息子の音右衛門が反発するなど問題が
山積していた。
そんな中、十三郎の弟で実家を継いでいた浅野屋甚内が協力を申し出て、目標額の千両に相当する
5千貫文を集めた。
篤平治は銭を出した商人たちに「銭を出したことを口外しない」「子々孫々まで慎ましい生活を
送る」などの誓約を誓わせる。

しかし、十三郎たちの申し出は、仙台藩の萱場杢に却下されてしまう。
人々は策を諦めかけるが、守銭奴と悪評が立っていた先代・浅野屋甚内が、伝馬役の免除のために
銭を貯めていたことが分かり、吉岡宿のために動いてくれていた先代甚内に感銘を受けた吉岡宿の
人々や郡奉行・今泉七三郎の活動により、萱場は申し出を受け入れる。
しかし、「藩は銭(貫文)は取り扱わないので、金(両)で納めるように」と言われる。
藩は財政難で銭を乱発していたため交換比率が下がっておりさらに銭が必要となった。
吉岡宿の人々が各々銭を工面するが銭が足りず、最終的に甚内が浅野屋を潰して銭を捻出した。
十三郎たちは藩主・伊達重村から報奨金と酒の命名を受け、藩から受け取る利子によって伝馬役の
負担から解放される。

登場人物
造り酒屋・穀田屋穀田屋十三郎 - 阿部サダヲ:穀田屋の当主。生まれは浅野屋で、穀田屋には
  幼少期に養子に出された。吉岡宿の窮状を見て、その行く末を案じている。
加代 - 岩田華怜:穀田屋十三郎の娘。
穀田屋音右衛門 - 重岡大毅:穀田屋十三郎の息子。私財を売り払ってまで吉岡宿を救おうと
  する父に反発する。
茶師・菅原屋菅原屋篤平治 - 瑛太:茶師。自称吉岡宿一の知恵者。
なつ - 山本舞香:菅原屋篤平治の妻。京の都の生まれ。
造り酒屋・両替屋 浅野屋浅野屋甚内 - 妻夫木聡:吉岡宿一の大店である浅野屋の当主。
  穀田屋十三郎の弟。先代同様の守銭奴と思われていたが、十三郎の計画に協力する。
きよ - 草笛光子:穀田屋十三郎と浅野屋甚内の母。
先代・浅野屋甚内 - 山崎努:浅野屋の先代主人。故人。穀田屋十三郎と浅野屋甚内の父。
  吉岡宿の住人からは守銭奴であると思われている。
その他吉岡宿関連の人物とき - 竹内結子:煮売り屋「しま屋」の女将。
遠藤幾右衛門 - 寺脇康文:吉岡宿の肝煎
千坂仲内 - 千葉雄大:吉岡宿他40か村をまとめる大肝煎。
穀田屋十兵衛 - きたろう:味噌屋。穀田屋 十三郎の叔父。
早坂屋新四郎 - 橋本一郎:雑穀屋。
穀田屋善八 - 中本賢:小物問屋。
遠藤寿内 - 西村雅彦:両替屋。
栄洲瑞芝 - 上田耕一:龍泉院の住職。事の顛末を後世に伝えるため、「国恩記」を記す。
利兵衛 - 沖田裕樹:伝馬人足
卯兵衛 - 平野貴大:伝馬人足
伝五郎 - 小松利昌:伝馬人足
幸右衛門 - 宮本大誠:伝馬人足
平八 - 尾上寛之:伝馬人足
仙台藩伊達重村 - 羽生結弦:仙台藩第7代藩主。
萱場杢 - 松田龍平:仙台藩の出入司(財政担当者)
橋本権右衛門 - 堀部圭亮:代官
八島伝之助 - 斎藤歩:代官
今泉七三郎 - 磯田道史:郡奉行

仙台郷土研究会編 新版仙台藩歴史用語辞典、仙台藩歴史事典改訂版
から関係するところを抜粋

仙台藩七代藩主重村

古くから同格の薩摩藩主との対抗意識から早く
従四位上・左近衛権中将(じょしいのじょう・さこのえごんちゅうじょう)
になりたくて、江戸老中へのご機嫌取りなどに付け届けの金が必要


奉行


重村公当時の在仙執務は、柴田、松前、大町

出入司

領内支配の職制と系統

郡奉行

代官

代官区

大肝煎

肝煎

伝馬役