星・宙・標石・之波太(しばた)

星、宇宙、標石、之波太(しばた:柴田)をこよなく愛するサイト。

2015年の総括

2015-12-31 22:55:57 | その他
2015年もあと僅かです。そこで今年の総括をしたいと思います
今年は、多くの天文イベントや柴田町に関するもの等がありました

★管理人に関する主なものは、
・3月:白石川堤と船岡城址公園の2大さくらの名所を結ぶ「さくら千桜橋」が完成し、
開通式が行われました
・5月:柴田町出前講座「歴史と文化に親しもう」の講師の依頼を町内の行政区から受け、
    歴史ガイドを行う(年内にもう1件)
・6月:しばた100選・選考委員会の立ち上げ、委員長に就任、5百数十の地域資源
    から100個を選び、10月柴田町長に報告
    また、制作チームリーダーとして、「しばた100選」の冊子を年度内に発行
    するため精力的に編集会議を開催。
・6月:船岡城址公園・紫陽花まつり期間中に歴史観光ツアーを試行的に実施、好評に
    つき年内に3回実施
・10月:文化庁の「文化遺産を活かした地域活性化事業」に認定された「平成船迫もの
    がたり」において、歴史講演会の講師やウォークの案内人を務める
    この事業で柴田町船迫地区の標石3基に案内板の設置、また町内にあった一里塚の
    案内板の未設置2基も設置する
・11月:フットパス in 柴田・ウォークのツアーガイドを依頼される
・12月:町内の小学校6年社会科の特別授業として「戦時中の生活の様子」と題して
    お話する(しばたっ子応援団の一環)
・12月:宇宙航空研究開発機構(JAXA)角田宇宙センター開設50周年記念式典が
    挙行される

★今年は、歴史観光分野の活動が多くありました
  歴史観光ツアー:8回・約200名
★今年は、天文分野の啓発・普及活動も忘れずに実施しました
  天体観察会 :46回・約2,300名
  天文宇宙教室:11回・約  370名
★定例星空観察会
     柴田町太陽の村:10回: 81名(10勝2敗)
      角田駅前広場: 8回:119名(8勝4敗)
 丸森まちづくりセンター: 6回: 30名(6勝6敗)
 負けには、天候不良(雨、曇)と欠席を含みます
 柴田町駅前星空観察会:5回:80名(船岡駅・3回、槻木駅・2回)

★今年の標石関係は、
三角点の探索には、自宅の柴田町船岡から近い大河原町、角田市、岩沼市は自転車で、
蔵王町、亘理町、山元町、丸森町はバイクで、
制覇しました
今年は、白石市の130座の制覇が目標でしたが92座で終わりました
遠方の七ヶ宿町、川崎町、名取市はその後となります

阿武隈川・白石川の河川測量に用いた標石探しにも力を入れたいと思っています
白石川水系支流の荒川左岸で三角標を発見しました

2016年も出来る範囲で各種活動を行っていきます

開設以来多くの方に当サイトを訪れていただき感謝いたします
来年は、少し読みやすくするよう、また、毎日更新するよう努力します

来年もよろしくお願いします
穏やかな新年をお迎えください

三角標・村田町

2015-12-30 23:46:09 | 標石
恒例(?)の年末年始の標石ファンへのプレゼントです。
2014年11月3日の出来事でした。
柴田町船迫地区の地域おこしのため、歴史を感じるウォーキングコース設定のため、
船迫から村田町韮神方面に向かいました。
陸羽街道の名残のある、大河原町から村田町の間にある荒川に架かる九十九橋の橋脚の
木杭が残っているところを見に行きました。

荒川に残っている九十九橋の橋脚

川中央部に3本、対岸に2本見えます
道路の脇に四角い石があることを同行した仲間が教えてくれました。
仲間には、管理人が三角点等の標石に興味があることを伝えています。
見ると標石上部に「+」があり、地上数cmしか見えていません。
スコップ等を持ってきていないので、一旦帰宅後、準備して再度、訪れることとしました。

村田町沼辺・韮神地区、この道の突き当りは国道4号、左は荒川

電柱の脇に標石がわずかに見える

草刈りをしたところ、向こうの下方に荒川が見える

標石周辺

N:白第二十二号(つくり・逓のしんにょうを取った号)

W:大正二年

S:三角標

E:宮城縣
標石 15.0×15.0cm

白石川系の三角標は、
零号は、槻木白幡の東禅寺墓地
16号は、船岡城址公園・樅ノ木展望デッキ
22号は、村田町沼辺・韮神(荒川左岸)
が確認されています。

白石川系にいくつ三角標が設置されているか不明です。
0号、16号は、白石川が見える、小高い丘にありました。
小高い等を落葉した頃探してみましたが成果なしでした。
この三角標のすぐ近くの小山は探しましたが何もありませんでした。
今後は、道路の脇等の平地も対象とする必要がでてきました。

麹屋コレクション

2015-12-29 23:50:56 | 之波太:柴田
先日、歴史観光ガイド育成ワークショップの有志による今後の活動について、
会合がありました。
会合終了後、来年4月の再開に向けて準備中の「麹屋コレクション」の
見学会がありました。
先代(28代)の当主が亡くなってから閉鎖されていましたが、秋ごろから
ブルーシートで覆い、工事をしていたので、どのような内容なのか気になって
いました。


昔のリーフレット

店頭の内部、工事を進めています

柴田町の名木古木40選に選ばれている「麹屋の夫婦ケヤキ」
右側のケヤキが枯れています

古い昔の看板

29代当主からお話を伺いました
来年4月の桜まつりからオープンしたいとのことでした。
当主はサラリーマンのため、土日曜日のみの公開予定とのことでした

なお、ガイドの会については、来年2月頃結成に向けて準備を進めることとしました。

冬の月と天文年鑑

2015-12-28 23:56:06 | 
今日の朝日新聞の天声人語です。

冬の月が話題に出ていました。
この時期の月は、我が柴田町星を見る会では、今年試行で「光り輝け!しばたのイルミ
ネーション」観月会を行いました。
短期間でしたが、それなりの成果を得ることができました。
来年の話をすると「鬼が笑う」といいますが、あえて言います。
そこで登場するのが、「天文年鑑2016」です。

来年の「光り輝け!しばたのイルミネーション」の開催期間は不明ですが、
今年の例から推算すると、12月3日(土)~25日(日)と思います。

この間の月の見える方向は、観月会は週末及び祝日ということで、
3,4日は、月齢4,5ということで里山ガーデンハウス前から西となり条件は
悪いです。
10,11日は最良、17,18日は月の出が遅いので悪いです。
ということで、10,11日前後の平日を含めた開催を検討しなければなりません。
11月頃の実行委員会で告知方法を含めて提案しようと思っています。
また、大型双眼望遠鏡の出番は、中秋の名月です。
2016年の中秋の名月は、9月15日が旧暦の8月15日です。
ちなみに、満月は17日です。この日は、半影月食が見られます。
大型双眼望遠鏡の出番は、上記の二つだけでは少ないと思うので、他のイベントでの
開催も検討しなければなりません。

2016年の主な天文現象は、


3月9日に国内では部分日食が見られます。インドネシアでは皆既日食となります。
流星群では、ペルセウス座流星群は良、ふたご座流星群は最悪です。

光り輝け!しばたのイルミネーション観月会#2

2015-12-27 23:48:57 | 
船岡城址公園で開催されている「光り輝け!しばたのイルミネーション」観月会の
第2回を行いました。
19日(土)に第1回を行い、その後、週末・祝日の開催を予定していましたが、
あいにく天候不良で開催できませんでした。
柴田町星を見る会のメンバーに昨夜メールで告知したところ、Kaさんが来てくれました。
19時集合し、山頂の里山ガーデンハウスの倉庫に保管してもらっていた双眼望遠鏡を
出し、準備完了です。
早速、山頂に登ってくるお客さんに声をかけます。
ほとんどの方が初めて月を見たとの感想です。
そして、「スゲー、ウソー、チョースゲー」との感嘆詞や「すぐそばに見える、月がゆらゆら見える、
欠け際のクレーターがよく見える」との写実派等様々な人が来ました。
21時まで、約100人の方々が見て行かれました。
最後に観光物産協会の事務局長さんに報告しました。
来年は、「告知をして多くの人に見ていただこう」とのコメントをいただきました。