星・宙・標石・之波太(しばた)

星、宇宙、標石、之波太(しばた:柴田)をこよなく愛するサイト。

2017年の総括

2017-12-31 22:11:46 | その他
2017年も残すことあと僅かです。そこで今年の総括をしたいと思います。
今年は、多くの天文イベントや柴田町に関するもの等がありました。

★管理人に関する主なものは、
・3月:柴田視覚障がい者福祉協会「四季さくら」を立ち上げ、会長として当事者・家族・支援者に
 よる交流会を隔月で開催しています。障がい者にやさしい町づくりの一助となればと思っています。
・3月:柴田町町制施行60周年記念事業として「しばたの歴史ガイド」が発行されました。
 副編集委員長として編集に携わりました。冊子の発行で終りでないと思い、発刊を記念して解説会の
 開催を町に提案し、各章ごとの解説会が開催されました。
 2回の解説会の講師を行いました。
 来年2月、管理人の解説会(第一海軍火薬廠跡)で最後となります。
・4月:しばたっ子応援団(学校支援ボランティア)として町内の小学校の特別授業で「史跡めぐり」、
 8月「星空観察会」、12月「戦時中の生活の様子」を行いました。
 また、来年1月町内の中学校で「歴史講話・鎌倉時代」を行う予定です。
・6月:十数年前から毎月第一月曜日角田駅前広場にて星空観察会を開催しています。
 昨年4月より、角田市で観ることが出来る1等星15個を観るキャンペーン「天体望遠鏡で1等星全部
 観よう!」を始めました。
 6月大人4人が達成し、9月小学生1人が達成しました。達成者に記念品を贈呈しました。
・6月:昨年「明日の宇宙を拓くまちかくだ」で、まちづくりを進めている角田市にちなみ、管理人が
 所属(役員)している日本スペースガード協会が発見した小惑星(登録番号:36426)が
 国際天文学連合から「Kakuda」と命名されました。
 6月小惑星「Kakuda」の観測の絶好機に観測会を日本宇宙少年団かくだ分団に呼びかけ開催しました。
 あいにくの霧雨のため見ることができませんでした。
・6月:TBCラジオ「ロジャー大葉のラジオな気分」に生出演し、太陽の村星を見る会の紹介をしました。
 9月に同番組で「日本スペースガード協会」の紹介をしました。
 12月NHKテレビ仙台局の「てれまさむね」に生出演し、「しばたファンタジーイルミネーション
 2017」の紹介をしました。
 3月河北新報に「柴田視覚障がい者福祉協会」設立総会が掲載されました。
 10月の宮城県知事選挙にあたり、河北新報「わたしの争点」で柴田視覚障がい者福祉協会長として
 意見を述べました。
・7月:角田市スペースタワー・コスモハウスの学習棟開所式にあたり学習棟運営会議のメンバーとして、
 記念講演にJAXAはやぶさ2ミッションマネージャーの吉川真准教授の招聘に尽力しました。

★今年は、天文分野の啓発・普及活動も忘れずに実施しました。
  天体観察会 :42回・約2,600人
  天文宇宙教室:11回・  約560人
★定例星空観察会
     柴田町太陽の村:7回: 50人(7勝5敗)
      角田駅前広場:9回:144人(9勝3敗)
丸森まちづくりセンター:6回: 46人(6勝6敗)
負けには、天候不良(雨、曇)と欠席を含みます。
柴田町駅前星空観察会:1回:20人(槻木駅・1回)
★歴史講話
 7回:約200人

★今年の標石関係は、
・三角点の探索には、自宅の柴田町船岡から近い大河原町、角田市、岩沼市は自転車で、
 蔵王町、亘理町、山元町、丸森町はバイクで、制覇しました。
・今年は、白石市を制覇が目標でしたが1座に終わりました、残り12座です。
 枯れ葉となった秋口に探索と思ったところ熊の目撃情報多数あり、
 名取市西部に目標を変え、11座探索し、残り20座です。
・遠方の七ヶ宿町、川崎町はその後となります。
・阿武隈川・白石川の河川測量に用いた標石探しにも力を入れたいと思っています。

2018年も出来る範囲で各種活動を行っていきます。

開設以来多くの方に当サイトを訪れていただき感謝いたします。
来年は、少し読みやすくするよう、また、毎日更新するよう努力します。

来年もよろしくお願いします。
穏やかな新年をお迎えください。

青森県の「だし活」

2017-12-30 23:35:02 | その他

12月19日の朝日新聞の天声人語です。
管理人の出生地の青森県の話題が取り上げられていました。
厚生労働省が5年ごとに発表している都道府県別の平均寿命を見ると男性は1975年からずっと、
女性も2000年から連続して47位つまり最下位という。
管理人も帰省の折り、塩辛い味付けの料理をいただく。懐かしい味付けだ。「しょっぱ口」と言うそうだ。
青森県では「しょっぱ口」の食文化を改めることという。
国が目標に掲げる一日の塩分摂取量は男性が8グラム、女性が7グラムなのに、青森県では男女とも
4割多いという。
「だしを活かして減塩を」という運動を3年前から始めたという。
婚活や就活ならぬ「だし活」と命名されたという。
減塩の給食を広め、だしの効能を説く講演や地産地消をめざす新商品「できるだし」の販売に力を注ぐ。
幸い、だしの材料には事欠かない。
陸奥湾ではホタテがとれる。十三湖や小川原湖は日本屈指の水揚げを誇るシジミの産地。
十和田市にはシイタケがあり、大間町や東通村の港にはコンブが揚がる。
「おいしい減塩」「上手な塩分コントロール」そんな文字が躍るスーパーをめぐり、
「短命県」返上の日はそう遠くないと確信した。
とある。
我が出生地の青森県がこのような状況だと知らなかった。
管理人もずっと青森県に住んでいたら、短命の環境にどっぷりとつかっていただろうと思うと、ゾッとする。
宮城県に住んでいて、平均余命より少し長生きしたいので、薄味となっている。
現在のところ、特段、健康診断等で引っかかることはない。
が油断大敵だ。

早速、青森県のHPを見た。
青森県農林水産部総合販売戦略課地産地消グループ
http://www.pref.aomori.lg.jp/soshiki/nourin/hanbai/dashi.html
だし活!健活!減塩推進事業
だし活とは?!
 県では、県民の皆様の健康寿命の延伸に向けて、県産だし等を活用しておいしく減塩を推進する
「だし活!健活!減塩推進事業」に取り組んでいます。
 関係団体と連携した取組から、家庭での健康的な食生活の実現や子どもの頃からの減塩による
健康寿命・平均寿命の延伸、県産農林水産物の付加価値向上による生産者の所得向上を目指します。

だし活!健活!減塩推進事業の概要
 これまでに、県民の皆様にだしを活用してもらうためには、簡単に使うことができる「だし商品」が
必要と考え、県内メーカー等と連携し、県産食材を多く使用した「できるだし」商品を開発支援しました。
スーパー・量販店の皆様も積極的に本商品を取り扱い、また、自主的に店頭で「だし活」と
「減塩訴求」に取り組み始めるなど、減塩に関心が無い無関心層への意識づけに効果が期待されています。

 一方、ご家庭の食事に「だし活」を取り入れていただき、定着させていくためには、より地域に
密着した息の長い取組が必要と考えます。

 そのため、平成28年度から実施する「だし活!健活!減塩推進事業」では、地域で食生活の改善と
健康に関するボランティア活動等に取り組んでいる食生活改善推進員等の皆様や、地元スーパー等の
皆様を対象に、「だし活」について学んでいただく「だし活伝道師育成研修会」を開催します。
 推進員等の皆様が、ご自身の活動の中に「だし活」を取り入れていただく体制づくりを進めるとともに、
スーパー等の皆様には、県民の皆様が手軽に「だし活」に取り組める環境づくりにお役立ていただきたいと
考えます。

 また、スーパー・量販店等の店頭で「だし活!健活!減塩推進PRセレモニー」によるPR活動なども展開し、
「だし活」の普及と定着による減塩の推進に取り組みます。

「だし活」のCMが、吉本興業主催の第9回沖縄国際映画祭において、
「JIMOT CM COMPETITION」全国部門グランプリを受賞しました!!
併せて、「よしもと47シュフラン賞」をダブル受賞!!
この作品は、若い世代にも「だし活」による減塩を伝えるため、県内の若手クリエイターが、大学生の発想と
吉本興業・キューティーブロンズの笑いの力を取り入れて、ユーモラスで印象深い作品に仕上げました。
以下のリンクから、ぜひご覧ください!
https://oimf.jp/program/z_aomori.html

だし活を楽しくご紹介~だし活しよう!~
 「だし活」について、動画で楽しくご紹介。ぜひご覧ください!

音楽「できるだしダンス」

体育「みんなで踊ってみよう!」(できるだしダンス振付解説)

エンディング 「Let's だし活!」

青森県産品を使用し、一定の基準を満たしただし商品「できるだし」シリーズ。
「できる」には、「手軽にできる」、「塩分コントロールできる」、「うま味でおいしくできる」などの
意味が込められています。

2017年科学10大ニュース

2017-12-29 22:14:30 | 
12月28日、恒例の科学医療分野を取材する朝日新聞記者が今年の
10大ニュースを投票で選んだ。

1位、ヒアリを国内で初確認
2位、パリ協定、米が離脱宣言 米国の「背任」
2位、地球史に「チバニアン」? 「千葉時代」が誕生か?
4位、地震の予知前提 見直し 東海地震「余地前提」見直し
5位、原発差し止め 高裁が初判断 原発運転禁止、高裁が初判断
6位、中性子星の合体を初観測
7位、AIが囲碁で躍進 AI、囲碁を究める
8位、軍事研究禁止の声明
8位、他人のiPS細胞で治療
10位、大洗での被曝事故 作業員5人が内部被爆

天文・宇宙関係のニュースは、
6位の中性子星のみです。
地球から1.3億光年離れた二つの「中性子星」が合体した様子を重力波と光(電磁波)で
観測することに、米欧の研究グループが成功し、10月に発表した。
宇宙のかなたから届く重力波(時空のゆがみ)を手がかりに、発生源からの光をとらえたのは
世界で初めて。天文観測の新たな手法として期待される。
国立天文台のすばる望遠鏡(米ハワイ州)など世界各地の望遠鏡で観測。
3500人以上がかかわった。

米科学誌サイエンスは22日付で2017年の科学10大ニュースを発表、
欧米の国際研究チームによる「中性子星の合体の観測」を筆頭にあげた。
合体で生じた「重力波」についての研究は今年のノーベル物理学賞を受けており、
日本人研究者も貢献している。

 研究チームは、地球から1・3億光年離れた二つの「中性子星」の合体で
生じた重力波をとらえることに成功し、10月に発表。
関連の観測も含めて953機関、3674人の研究者がかかわり、日本の国立天文台
の「すばる望遠鏡」(米ハワイ州)も参加した。

 ほかに、インドネシア・スマトラ島でのオランウータンの新種発見、
今年のノーベル化学賞を受賞した「クライオ電子顕微鏡」による研究、
査読前論文を公開する「プレプリント」の広がりなどを挙げた。

 一方、科学界の残念な出来事として、トランプ米大統領と科学者の対立を挙げた。
トランプ氏が温暖化対策の「パリ協定」からの離脱を宣言したほか、多くの環境規制を
後退させ、基礎科学の関連予算を削減したことなどが理由という。

 メキシコ・カリフォルニア湾にしかいない希少なイルカの絶滅危機や、
米国の研究機関や大学で発覚が相次いだセクハラ問題も挙げている。
(小堀龍之) 


柴田町長の新年挨拶2018

2017-12-27 23:35:49 | 之波太:柴田
広報しばた2018年1月号が各戸に配布されました。
明日、仕事納めということで、本日、1月1日発行の広報しばた2018年1月号を
各行政区長が町役場に受け取りに行きました。
区長から各班長や配布ボランティアに広報誌が配られました。
配布ボランティアの管理人は、行政区内のアパート61戸に広報誌等を配布をしています。

広報しばた2018年1月号を見たところ、恒例の町長新年挨拶がありました。

今年取り組む5つが紹介されていました。
1.シティプロモーションの推進
2.快適な環境づくり
3.地域の魅力の創造
4.安心して暮らせるまちづくり
5.教育・子育て環境の充実

3.地域の魅力の創造
のところで、「しばた百選」が2度出てきました。
●「地域に稼ぐ力や地元力をつけることです。
伝統や風物詩、農村風景や郷土食など、先人から受け継がれた宝物を住民自ら調べ、
再発見したのが、「しばた百選」です。」
管理人が町に提案を行い、採択され、町と協同で事業を進めました。
多分どこの市町村でも同じと思っています。柴田町でも同様で「しばた100選」を
選定して終りでした。
管理人は、このままでは冊子を発行して終りとなるので、活用チームを立ち上げ選ばれた
地域資源をバスツアーで巡る事業の企画書を町に提案し、町と協同で進めています。

●「さらに、フットパス全国大会を誘致し、「しばた百選」の魅力を全国に発信して参ります。」
残念ながら、フットパスサポーターが選定したコースには「しばた百選」が取り入れら
れていません。
町の方針が業務を受託している「しばた未来株式会社」に認識がないのではと思っています。
会社がもっと主体的に町の方針をサポーターに伝えなければなりません。
来年11月、全国大会が柴田町で開催されます。
コースの見直しを含めて多くの課題があるのはと思っています。

「あくまで、地域づくりやまちづくりの主人公は、先人たちの暮らしぶりを今に受け継ぐ
地元の住民です。外部の人材やまちづくりの専門家にはアドバイスを受けても決して依存せず、
地元に住んでいるからこその視点や発想で地元に稼ぐ力をつけ、持続的な集落づくりになること
を期待しています。」
とあります。
管理人としても、「しばた百選」の発案者として要請があれば協力を惜しみませんが、
協力の押し売りをするつもりはありません。
しばた100選活用チームとして、当面、来年1月31日船迫編のバスツアーの実施に向けて
準備を進めることが最重要です。





太陽の村星を見る会1712

2017-12-26 23:20:27 | 
柴田町自然休養村太陽の村において、毎月第4火曜日星を見る会を開催しています。
今日は、日中時雨もようです。
18時30分、太陽の村にある上野山に向かいます。
上野山は標高210m。町道から太陽の村への取り付け道路の途中から道路に積雪が見えます。

太陽の村にある頂上の駐車場には雪があります。

太陽の広場にもうっすらと積雪が見えます。

天体観測室のある屋上から見ても積雪が見えます。

太陽の村の所有の車にも積雪がありました。
今夜は、19時30分まで太陽の村にいてお客さんを待ちましたが、誰も来ませんでした。
スタッフも管理人だけでした。

太陽の村・2017年の総括
    天気 来場者数
 1月 〇  1人
 2月 〇  6人
 3月 〇  4人
 4月 〇  7人
 5月 〇  2人
 6月 ☓  7人
 7月 ☓  ー
 8月 ☓  ー
 9月 〇 18人
10月 ☓  2人
11月 〇  3人
12月 ☓  ー

7勝5敗
総来場者数:50人
   
12月31日、今年の総決算を書きたいと思っています。