星・宙・標石・之波太(しばた)

星、宇宙、標石、之波太(しばた:柴田)をこよなく愛するサイト。

雄勝石絵作家 齋藤玄昌實の世界

2016-08-31 23:38:11 | 之波太:柴田
しばたの郷土館において、8月27日から9月25日まで企画展が開催されています。
「雄勝石絵作家の齋藤玄昌實(げんしょうじつ)の世界」です。

     この石に惹かれながら
幾億年もの太古から静かに呼吸しつづけてきた、
不思議な黒い石。じっと見つめていると、その石は
いつも新しい何かを語りかけてくれます。石肌のさ
さやきに導かれながら、大自然の山紫水明を創り
出してくれる、私はこの石に唯々描かされているに
すぎない・・・と思う。
           雄勝石絵作家 齋藤玄昌實



齋藤玄昌實さんの略歴を見ると、1945~1957年、仙台空襲により、柴田町船岡に疎開
とあります。
この縁で、「iカンパニー」(多分?)として登録されています。
柴田町に関係する方を登録して、講演会、展示会等で柴田町にて活動していただくための人材。
10数年前に始まった制度ですが、柴田町HPを見ても出てきません。
制度が無くなったと、聞いていません。
この齋藤玄昌實さんをこの制度で企画展を開催したものです。


会場は、2階です。



会場の様子

「宙」

「満天の星」(オブジェ)

「飾り硯」(オブジェ)

「明治・大正時代の学童用石板ノート」

硯の原石

「100年前の東京駅の屋根材スレート」

「輝く」東京駅丸の内地下1階に巨大壁画永久展示

「漂泊の旅人芭蕉」仙台駅新幹線中央改札口に巨大壁画永久展示

20年程前、雄勝に行ったとき、玄昌石(雄勝石)の花台や石飾りを購入した。
5年前の東日本大震災の津波で壊滅的な被害が出た。
その後、復興していると聞く。

9月の土・日曜日には作家が来場するという。
是非、この機会にしばたの郷土館を訪れてみてはいかがだろうか。



柴田町の台風10号2016

2016-08-30 23:50:30 | 之波太:柴田
迷走していた、台風10号が1951年から統計を取り始めて以降、初めて東北地方の上陸
との予報されていました。
今日、県内の小・中・高校は休校となりました。
東北本線は運転の見合わせ。
こういうとき、外出しないに限ります。

2016年8月30日, 火, 午前 11:11
柴田町メール配信サービス
件名 : 避難準備情報
こちらは、柴田町です。
8月30日午前10時に避難準備情報を発令しました。
今後、台風10号による内水被害が予想されます。
持ち出し品の用意など避難準備を開始してください。
なお、避難所は、船岡生涯学習センター、槻木生涯学習センター、船迫生涯学習センター、
西住児童館となっています。

との避難準備情報のメールがきました。
昼頃、雨・風とも強くなってきました。



国土交通省・舩岡大橋の水位計

国土交通省・入間田余目の雨量計

午後になって、雨・風との弱くなり、青空も見えるような天気となりました。
18時頃、岩手県大船渡市付近に上陸しました。

2016年8月30日, 火, 午後 06:25
柴田町メール配信サービス
件名 : 柴田町避難準備情報解除
こちらは柴田町です。
8月30日(火)午前10時に発表した避難準備情報は、午後6時に解除しました。
また、開設していたすべての避難所を閉鎖しました。


30日21:30 雨雲の動き

台風情報

30日 21:00 衛星画像

宮城県柴田町船岡は、
・台風の直撃を受けることがない
・降雪も少ない
・真夏日が少ない
・東北本線・船岡駅まで徒歩10数分
・東北新幹線、仙台駅、白石蔵王駅まで30分程度
・東北自動車道、村田IC,白石ICまで約20分
との理由で船岡の地に居を構えた。

が、台風の直撃は免れたが、かすって通り過ぎた。
台風の直撃の神話は、所詮、神話だな。

「花のまち柴田」インバウンド推進協議会

2016-08-29 23:54:45 | 之波太:柴田
8月中旬、「花のまち柴田」インバウンド推進協議会の代表者会議の開催通知が
来ました。
平成船岡ものがたりの打ち合わせがあったが、協議会を優先した。

1.インバウンド推進協議会での地方創生事業の取り組みについて
国では、人口急減・超高齢化という日本が直面する大きな課題に対し国と地方が総力を
挙げて取り組み、東京一極集中の歯止めと地域課題の解決に向けて、各地域がそれぞれの
特徴を生かした自律的で持続的な社会を創生できるよう、平成26年9月に「まち・ひと・
しごと創生本部」を設置しました。
柴田町の人口についても、今後も減少が続くと予測されることを受け、将来的な人口減少
抑制の具体的な戦略として、「柴田町まち・ひと・しごと創生総合戦略」(地方版総合
戦略)を平成27年10月に策定しました。
戦略のなかでは、「花のまち柴田」の知名度アップと集客力を強化する中で、農商工が
連携した6次産業化の推進等による新たな仕事おこしと新たな担い手の確保、まちづくり
人材を育成しながら、元気でにぎわいのある町を目指すため、地方創生交付金を活用し
各種事業を展開してきました。

インバウンド推進協議会が関わる事業として、
・平成27年12月~平成28年3月
 地方創生先行型(上乗せ)交付金事業『「花のまち柴田」インバウンド推進事業』
・平成28年4月~平成29年3月
 地方創生加速化交付金事業「花回廊インバウンド受入態勢整備事業」

今年8月に交付内定があったもの
・平成28年9月~平成29年3月
 地方創生推進交付金事業『「花のまち柴田」にぎわい創出ステップアップ事業』

 今回、地方創生推進交付金の交付の内示を受け、インバウンド推進協議会が商工会と
連携し、桜をメインにしたオフタイム・オフシーズン事業や、シティプロモーション活動、
商店街でのまちゼミの開校など新たな事業を展開しながら交流人口の増加を図り、地域経済
や産業の活性化を目指していきます。

協議会に交付金が来るので、協議会の設置要綱の改正が行われました。
協議会の会計は事務局が行い、新たに監査委員が設置されました。

代表者会議15名から推薦を受け、管理人が監査委員になりました。

『「花のまち柴田」にぎわい創出ステップアップ事業』として、
(1)「花のまち柴田」新名所づくり事業
(2)オフタイム・オフシーズンにぎわい創出事業
(3)情報発信及びまちおこし人材の育成
がインバウンド推進協議会、商工会、柴田町観光物産協会等と連携して実施します。
詳細は、下部機関の「ワーキング会議」で検討され、代表者会議で決定となります。
年度末には、会計監査として管理人の出番となります。

国からの交付金=国民の税金です。
金ありき、ではなく真に必要な事業なのか?
との観点で事業の実施、監査を行うこととなります。

早めに、会議が終了したので、平成船岡ものがたりの打ち合わせに参加しました。
先週、コースの下見を行ったという、コースの見どころを来月中にまとめ、
和綴じの冊子を作り、10月30日に「平成船岡ものがたりウォーク」を
実施することになります。

空襲・戦災を記録する会全国連絡会議第2日目

2016-08-28 23:28:34 | 之波太:柴田
空襲・戦災を記録する会全国連絡会議の第2日目も参加しました。

会場の仙台市戦災復興記念館

第2日目のプログラム

事務局から参加者の発表がありました、約150名とのこと
仙台大会のテーマは、防空壕でした。

仙台・空襲研究会では、「戦争末期における宮城県防空資料と仙台の防空壕」を発表

仙台・空襲研究会の代表:新妻博子さんが発表しました

討論「防空壕と防空政策」に発表者がパネルディスカッションを行いましたが、
コーディネーターの方の手違いでパネリストの発表がわずかでした

大会のまとめを全国連絡会議事務局長の工藤さんが行いました
次期開催地は、千葉市と発表されました

この後(本日の午後)、オプショナルツアーとして「市内戦跡めぐり」が行われ、
仙台市内の防空壕数ヶ所の見学会が行われました。(管理人は参加せず)
また、明日は沿岸部バスツアーとして、石巻・女川・雄勝・大川小学校・仙台平野荒浜を
巡るツアーが行われます。

工藤さんと思わぬつながりがありました。
昨日の講演で山口県の高専の先生でした、との紹介がありました。
山口県の高専といえばT高専です。
10年程前、この学校である事件がありました。
この事件で記者会見をした際、校長が出ていてテロップにA校長と出ました。
A校長は、管理人の元上司です。
工藤さんにお聞きしたところ、Aさんの事を知っていて、とてもよい方でした。
責任をとって辞められたと、お聞きしたところです。

8月26~28日、新潟県胎内市で「胎内星まつり」が開催されていましたが、
管理人にとって、「星まつり」より「空襲研究会」の方に優先度があったところです。


空襲・戦災を記録する会全国連絡会議

2016-08-27 23:20:22 | 之波太:柴田
7月上旬の朝日新聞宮城版に「戦争の現実空襲から知る」「防空壕を巡るシンポも」
の見出しがありました。
来月下旬 仙台で研究大会の開催です。
7月末までに申し込みとあったので、申し込みしました。
申し込んだ理由は、工藤洋三さん(山口県)が「米軍資料から見た日本空襲と仙台」と
題して講演が行われます。

今日の午後、仙台市戦災復興記念館 地下展示ホールで開催されました。

入り口の受付風景

会場の様子、約100名が参加していた

第46回を迎えた全国大会の記録集

大会プログラム

記念講演「米軍資料から見た日本本土空襲と仙台空襲」

工藤洋三さん(山口県周南市)

米軍が日本本土空襲に先立ち偵察写真が多数撮影されています。
米国立公文書館、米空軍歴史資料室等に出向き多数の写真、資料を調査研究され、
写真集等として発行されています。

管理人の地元に第1海軍火薬廠がありました。
終戦まで空襲されることがなく、地元には空襲されないという神話が伝わっています。
このような背景について工藤さんに講演が終了後、直接お聞きしました。
本日は資料を持ってきていないのでメールで資料の送付などをしていただけるとの
ことでした。
明日、午前中は、防空壕について全国各地から報告があります。