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銀河連邦カクダ共和国・災害時応援協定

2023-11-11 23:51:35 | 仙南地区

河北新報 10月25日 角田市が能代市に大雨の見舞金100万円を贈った

銀河連邦

銀河連邦とは、宇宙航空研究開発機構 (JAXA) の研究施設が置かれている、または、置かれていた

日本の自治体で構成した交流組織である。銀河連邦共和国とも呼ばれる。

「ユーモアとパロディの精神」によって組織され、構成自治体を「共和国」に、全体を「連邦」に

見立てている。構成自治体相互の発展と宇宙への夢とロマンを育むことを目的として、イベントの

開催や種々の交流活動を行い友好関係を築いている。

1980年代に日本各地で相次いで誕生しブームとなったミニ独立国(ミニ共和国)の1つであり、

そのブームが下火となった後も積極的に活動を継続した。構成自治体の間では災害時応援協定が

結ばれており、銀河連邦は防災組織としても機能する。

構成自治体

銀河連邦は以下の5市2町で構成される。各自治体は「共和国」としての国名が付けられ、首長は

「大統領」と呼ばれる。

  自治体                 共和国名                    JAXAの施設

北海道広尾郡大樹町      タイキ共和国              大樹航空宇宙実験場

岩手県大船渡市             サンリクオオフナト共和国             三陸大気球観測所(閉鎖)

宮城県角田市       カクダ共和国              角田宇宙センター

秋田県能代市       ノシロ共和国              能代ロケット実験場

神奈川県相模原市          サガミハラ共和国                 相模原キャンパス

長野県佐久市       サク共和国                  臼田宇宙空間観測所

鹿児島県肝属郡肝付町   ウチノウラキモツキ共和国             内之浦宇宙空間観測所

三陸大気球観測所は2007年に移転し閉鎖されたが、大船渡市の銀河連邦への加盟は継続している。

相模原市には銀河連邦本部が置かれている。

歴史

銀河連邦は相模原市の呼びかけにより、1987年11月8日に「建国」された。かねてより日本国内の

自治体との友好都市関係の構築を模索していた相模原市が、市内へ宇宙科学研究所(ISAS)が移転

してくるのを機に、ISASの研究・観測施設が置かれている、国内の他の自治体との交流を計画した事

が発端である。発足当時の構成自治体は以下の2市3町であった(括弧内は共和国名)。

岩手県気仙郡三陸町(サンリク共和国)

秋田県能代市(ノシロ共和国)

神奈川県相模原市(サガミハラ共和国)

長野県南佐久郡臼田町(ウスダ共和国)

鹿児島県肝属郡内之浦町(ウチノウラ共和国)

2010年に北海道大樹町(タイキ共和国)として加盟

2016年に宮城県角田市(カクダ共和国)として加盟

これで銀河連邦を構成する自治体は5市2町となった

・2013年、初めて角田市議会一行と相模原市を訪問

 事前に一行に銀河連邦の概要、歴史等についてレクチャーを行う。

災害時応援協定

銀河連邦を構成する自治体の間では「銀河連邦を構成する市町の災害時における相互応援に関する協定」

が1996年に締結された。

この災害時に備えるための協定作成の契機は、1995年に発生した阪神・淡路大震災であり、同年夏に

三陸町で開催されたサミットの場で協定に関する基本合意がなされた。協定によって取り決められた

応援の内容は、生活物資の提供や被災者への住宅斡旋など9項目であった。協定の締結により、

それまで文化面・経済面での交流が主だった銀河連邦は、災害や防災の面でも連携を取る事が決まった。

 

11月3日、角田市民文化祭の際、角田市長・角田市議会議長が来られたので、能代市に大雨見舞金の

件でお話したところ、台風19号で角田市が被災の際、銀河連邦各共和国から見舞金をいただいていて、

今回はその返礼等の一環という。

議長が11月中旬、佐久市に出張予定なので、御礼を申し述べてくるという。

銀河連邦加盟の道筋を作った管理人として嬉しい限りだ。

 


文化財担当者等研修会2023

2023-11-01 23:17:17 | 仙南地区

令和5年度大河原教育事務所管内の文化財担当者等研修会が七ヶ宿町を

会場に開催された。

大河原教育事務所管内は宮城県仙南地区2市7町で白石市、角田市、丸森町、

七ヶ宿町、蔵王町、川崎町、村田町、柴田町。

文化財担当者等とは、文化財保護委員、市町の文化財担当職員。

午前、講話

演題:奥羽と出羽の国境に眠る城『湯原城』

講師:七ヶ宿町文化財保護委員 高橋正雄 氏

午後、現地見学

会場:「湯原城」

説明:七ヶ宿町文化財保護委員 高橋正雄氏

旧湯原小学校は街道HOSTEL おたて となっていました。

湯原城は旧湯原小学校の裏

この城は、2016年の研修会で見たところでした。

来年度は、大河原町が担当です。

 

 


宮城県議会議員一般選挙(柴田選挙区)

2023-10-13 22:43:43 | 仙南地区

宮城県議会議員一般選挙は、10月13日告示されました。

柴田選挙区では2名が立候補し、昼頃、2陣営の選挙カーが通り過ぎました。

立ち止まって挨拶するでもなく。

ポスター掲示板には2陣営のポスターが貼っています。

柴田選挙区は、柴田町・大河原町・村田町・川崎町と広い地域です。

夕方までに各陣営が4町を廻ったことでしょう。

17時に立候補が締め切られ、2名の立候補者のみでした。

定数2のため、無競争当選となりました。

平成19年(2007)に3陣営が立候補し、投票が行われました。

その後、無競争が続いています。今回も・・・

 


角田市議選2023

2023-09-16 22:47:01 | 仙南地区

9月10日、はやぶさまつりの開催当日、角田市議会議員の選挙の投開票日でした。

9月3日告示、定員16人のところ19人が立候補し、選挙戦が始まった。

最近、近隣の市町村で無競争の選挙が多いところ。

ポスター掲示板

10日夜、はやぶさまつりの慰労会に参加していて、少々飲み過ぎて選挙結果は・・・。

11日は河北新報の休刊日のため結果を知らず。

12日の河北新報。選挙結果が報じられた。

宇宙っ子まつり、はやぶさまつりで一緒だったメンバーが上位当選でした。

ますますの活躍を期待しています。

 

 


歴史講話 in JAXA角田

2023-08-31 23:44:27 | 仙南地区

コロナ禍が始まった頃の3月、JAXA角田宇宙センターで歴史講話を行う予定でした。

コロナ蔓延ということで4年程延期していました。

コロナ感染症が第5類に移行したことに伴い、JAXA角田と調整を行い、本日講話を行いました。

JAXAーOB講話会、演題「JAXA角田宇宙センターはなぜ、この地に来たのか・・・」

10:30~12:00までです。

会場の大きめの会議室には20人程、但し、ネットで部門内繋いでいて筑波宇宙センターの

方も聴講していて、トータル100人強とのことでした。

・なぜ船岡村・北郷村に火薬廠がつくられたのか

・動員された学徒はどんな作業をしたのか

・なぜ船岡火薬廠は空襲されなかったのか

・火薬廠跡地の利用

・航空宇宙技術研究所の誘致

当初講演・1時間、質疑応答・30分の予定が話す内容が盛り沢山となり1時間20分も

話をしてしまい、質疑応答が昼休みに食い込んでしまいました。

管理人はJAXAーOBとして後輩にJAXAの前身のNAL角田設立の経緯等を知っていただきたいとの

思いがあり、熱く語ってしまいました。

当初は角田宇宙センター内と思っていたので、角田勤務者の土地勘があるとの前提でパワポ等の

資料を作っていて、土地勘のない筑波の連中が理解できたか不安があります。

本日、会議等で聴講出来なかった方もあり、再度の講演の希望も寄せられていますが。

柴田町の連続講座はあと4回で終了となります。

取りあえず、今年度で講話は終了の予定です。

講話について書籍化しませんかとの問合せがありましたが、そのための労力がもったいないので、

今まで集めた資料・史料等についてまとめて、しばたの郷土館へ寄贈予定です。