星・宙・標石・之波太(しばた)

星、宇宙、標石、之波太(しばた:柴田)をこよなく愛するサイト。

2016年の総括

2016-12-31 22:17:22 | その他
2016年もあと僅かです。そこで今年の総括をしたいと思います。
今年は、多くの天文イベントや柴田町に関するもの等がありました。

★管理人に関する主なものは、
・1月:名取・岩沼・亘理・柴田 地域みっちゃく生活情報誌「なうてぃ!」2月号に巻頭特集
 として「柴田町星を見る会」が取り上げられ、「なうてぃ!」効果で太陽の村星を見る会に
 冬季にかかわらず他市町から多くの人が来てくれました。
・2月:しばた歴史観光ガイドの会の立ち上げ、会長に就任。柴田町・船岡城址公園で開催
 された、桜まつり・紫陽花まつり・曼珠沙華まつりにおいて多くの歴史観光ツアーを実施
 しました。
・3月:柴田町制施行60周年プレイベントとして「しばた100選」の発表会を行いました。
 提案者・制作チームリーダー・選考委員長として挨拶しました。100選の冊子、マップの
 制作を行い、冊子は希望者、マップは全戸配布しました。
 この100選を使った活用チームを立ち上げ、リーダーとしてイベントを実施しました。
・4月:JAXA・ISAS事業所がある6市町村で組織する「銀河連邦」にISAS事業所以外の
 市町村「角田市」が加盟する運びとなり、本部がある相模原市で調印式が行われました。
 平成24年、管理人が銀河連邦の加盟について、角田市議団にレクチャーし、4年の歳月を
 要し正式加盟となったものです。
・4月:「明日の宇宙を拓くまちかくだ」で、まちづくりを進めている角田市にちなみ、管理人が
 所属(役員)している日本スペースガード協会が発見した小惑星(登録番号:36426)が
 国際天文学連合から「Kakuda」と命名されました。
・6月:宮城県観光連盟(会長・宮城県知事)から、多年にわたり角田駅前星空観察会を
 通じて観光資源の保護・育成に尽力した功績により観光功労者賞を阿武隈天文同好会が
 受賞しました。
・6月:宇宙航空研究開発機構(JAXA)タウンミーティングが角田市で開催され、
 小惑星「Kakuda」誕生の経緯を講演しました。
 また、小惑星命名額を日本スペースガード協会理事長(代理・管理人)から角田市長に
 授与しました。
・8月:しばたっ子応援団として町内の小学校6年に特別授業・星空観察会を実施しました。
 また、11月、社会科の特別授業として「戦時中の生活の様子」と題してお話しました。
・10月:文化庁の「文化遺産を活かした地域活性化事業」に認定された「平成船岡ものがたり」
 において、歴史ウォークの案内人を務めました。
 また、船岡館主・柴田氏の母方の先祖、長宗我部家の子孫の方を招聘し歴史講演会を開催しました。
・12月:しばた歴史観光ガイドの会長として、柴田町内行政区から依頼を受け、「歴史講話」を
 行いました。年度内にもう1件依頼あり。

★今年は、天文分野の啓発・普及活動も忘れずに実施しました。
  天体観察会 :70回・約2,300名
  天文宇宙教室: 9回・約  360名
★定例星空観察会
     柴田町太陽の村:4回:87名(4勝8敗)
      角田駅前広場:4回:84名(4勝8敗)
丸森まちづくりセンター:6回:23名(6勝6敗)
負けには、天候不良(雨、曇)と欠席を含みます。
柴田町駅前星空観察会:6回:115名(船岡駅・3回、槻木駅・3回)

★今年の標石関係は、
三角点の探索には、自宅の柴田町船岡から近い大河原町、角田市、岩沼市は自転車で、
蔵王町、亘理町、山元町、丸森町はバイクで、制覇しました。
今年は、白石市を制覇が目標でしたが15座に終わりました、残り13座です。
遠方の七ヶ宿町、川崎町、名取市はその後となります。

阿武隈川・白石川の河川測量に用いた標石探しにも力を入れたいと思っています。
白石川左岸で三角標を発見しました。

2017年も出来る範囲で各種活動を行っていきます。

開設以来多くの方に当サイトを訪れていただき感謝いたします。
来年は、少し読みやすくするよう、また、毎日更新するよう努力します。

来年もよろしくお願いします。
穏やかな新年をお迎えください。

平成28年角田市10大ニュース

2016-12-30 23:44:07 | 仙南地区
12月27日、角田市の担当者から自宅に電話があった。
現在、平成28年角田市10大ニュースを取りまとめている、小惑星に「Kakuda」が
命名されたこともノミネートされている。書きぶりについて確認の電話であった。

角田市のHPをみたところ、次のような結果であった。

2016年12月29日付け(問い合わせ先:角田市総務部秘書広報室)

平成28年角田市10大ニュース

1 大友喜助角田市長が3選 攻めの行政で新時代を開く
2 新しい学校給食センターが、西根・高倉地区に移転新築
3 高蔵寺の阿弥陀如来坐像、約90年ぶりに修復へ
4 国際天文学連合から小惑星(登録番号:36426)が、「Kakuda」と命名される
5 銀河連邦にカクダ共和国が加盟 銀河連邦ヒーローに「カクダリオン」誕生
6 災害対策強化に向け、市内10ヶ所の社会福祉法人等と福祉避難所として、またアイリス
  オーヤマ㈱とは指定緊急避難場所として協定をそれぞれ締結 
7 ナイトメアが、かくだ田園ホールでライブを開催 本市出身のNi~ya(ニーヤ)が凱旋・熱唱
8 (仮称)仙南クリーンセンターが、西根・毛萱地区に整備 12月1日より試運転を開始
9 「角田市まち・ひと・しごと創生総合戦略」を策定し、地方創生に果敢にチャレンジ
10 ホーチキ㈱宮城が第2工場を増設し、7月から稼働

10件の内、管理人が関与したのが、2件あった。

4位の小惑星「Kakuda]については、河北新報4月14日で大きく取り上げられた。
また、広報かくだ5月号にも掲載された。
6月12日のJAXAタウンミーティングで冒頭の10分の時間をいただき、発見から命名までの経緯や
命名額を日本スペースガード協会理事長(代理:管理人)から角田市長に渡すセレモニーもあった。

5位の銀河連邦の加盟についても、平成24年秋のはやぶさ祭りの反省会の席上での管理人から
みなみさんに相模原に行ってみないかとの話が広まり、角田市議団有志と一緒に平成25年4月の
相模原桜まつり、JAXA・ISAS見学からとんとん拍子に話がまとまり今年4月2日に
正式加盟の調印式となったものです。

この角田市10大ニュースは、1月4日の角田市年始交歓会の席上で例年、発表されます。
また、平成28年角田市重大ニュース
も発表されました。

○ 叙勲で「齋藤 英二さん、佐藤 武敏さん、笹木 瞭一さん」、危険業務従事者叙勲で「目黒 孝男さん、
  森谷 正光さん、菅野 照明さん、伊藤 善實さん、保志 忠さん」、褒章で「玉手 清一さん、
  齋藤 洋征さん」が受章される
○ 小野隆男副市長が退任し、新たに谷津睦夫氏が副市長に就任
○ 角田中学校3年生の菅原幸大さん、全国中学校柔道大会で準優勝に輝く
○ 新しい保育所建設に向け、「角田市保育施設整備等計画」を策定
○ 前教育長の菊地俊彦さんが、地方教育行政功労 文部科学大臣表彰を受賞
○ 横浜DeNAベイスターズの熊原健人投手が、5月3日にプロ初登板 7月20日にはプロ初勝利
○ 阿武隈急行沿線の観光地を描いた「伊達なラッピング列車」を運行
○ 阿武隈リバーサイドマラソン大会において、過去最高の2,935人がエントリー

管理人を角田市年始交歓会にお誘いいただいたのは、前教育長の菊地俊彦さんでした。
菊地さんは文部科学大臣表彰を受賞されました。おめでとうございます。
1月4日、お会いできるかな。



2016科学10大ニュース

2016-12-29 23:25:57 | その他
今年も年末恒例のニュースです。
朝日新聞の科学10大ニュースが本日、発表された。
科学と医療分野の報道に携わる朝日新聞記者が10大ニュースを選んだものです。

1位:熊本地震 2度の震度7
2位:もんじゅ廃炉決定
2位:大隈氏ノーベル賞
4位:重力波を初観測
5位:パリ協定発効
6位:ニホニウム命名
7位:AI躍進に驚き
8位:40年廃炉 骨抜き
9位:ゲノム編集普及
10位:ジカ熱感染拡大
(2位は同数)



管理人の興味ある分野「天文宇宙」関連では、4位に重力波を初観測が入っています。
100年前にアインシュタインが存在を予言した「重力波」を、米国を中心とする研究チームが
とらえることに成功し、2月11日に発表した。
重力波は時空のゆがみがさざなみのように伝わる現象。研究チームは米国2カ所にある
「LIGO:ライゴ」と呼ばれる装置を使い、15年9月、二つのブラックホールが互いの周りを回り
ながら最後に合体するときに出る重力波をとらえた。
重力波を観測すれば、光や電波を使う望遠鏡ではとらえられない未知の天体の姿を解明
できると期待されている。
日本でも東京大宇宙線研究所が岐阜県に観測装置「KAGURA:カグラ」を設置。
順調にいけば18年から観測を始める。

米国の2か所と日本の1か所の地球上の3か所から同時に重力波を観測に成功すれば、
3次元(方向と距離)でブラックホールが特定できます。
日本の観測装置が完成する2018年が待ち遠しいものです。

宇宙開発関係がニュースに取り上げられていません。
小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」に到着するまで、又は、「H3ロケット」の
初打ち上げ成功まで待たなければならないのかな?

太陽の村星を見る会

2016-12-27 23:14:30 | 
毎月第4火曜日は、柴田町自然休養村太陽の村で星を見る会の開催です。
19時から1時間(夏季は19時30分から1時間)。
テーマを決めて天体望遠鏡で各種天体を見てもらっています。
告知は、広報しばたお知らせ版にて行っています。
12月のテーマ「天王星と冬の星座を見よう」です。
朝方まで残っていた雨も午前中にはあがり、回復の兆しですが、なかなか晴れ間で広がりません。
夕方になっても、南西の中天の宵の明星も雲が通過のたびに見えなくなります。
19時前、会場の太陽の村に自前の望遠鏡を持参して到着。
柴田町観光物産協会の事務局長さんから現在工事中で、足場が組んでいて屋上に登れない、
との情報を得ていました。
雲が多いなか、望遠鏡を組み立て、アライメント調整をしてお客さんの到着するのを待ちます。
今夜は、仲間Kさん、Hさん、Sさんが来てくれました。
19時過ぎでもお客さんは来ません。雲の多い天気のため客足が遠のいたのでしょうか。
望遠鏡の視野に、天王星、火星、M31、hΧを次々と導入し、仲間に見てもらいます。
自動導入装置のない、赤道儀で天王星を視野に入れるのは大変です・・・。
19時30分、お客さんが来ません。ここで撤収としました。

ここで、2016年の太陽の村の星を見る会の総括です。
1月:晴、30名(名取・岩沼・亘理・柴田 地域みっちゃく生活情報誌「なうてぃ!」2月号に
         柴田町星を見る会が巻頭特集されたことで多くの人が来てくれました。)
         管理人は角田市で会議があり太陽の村は欠席でした)
2月:晴、20名
3月:晴、25名
4月:曇、6名
5月:曇、2名
6月:雨
7月:雨
8月:曇
9月:曇
10月:雨
11月:晴、4名
12月:曇、0名

1月15日発行の「なうてぃ!2月号」効果により前半は多くの方に来ていただきました。
中盤は、天気に恵まれませんでした。

成績は、4勝5敗3分け
来場者:87名


柴田町由緒ある地名保存標示柱

2016-12-26 23:46:09 | 之波太:柴田
12月24日、所用があり「しばたの郷土館」に行きました。
町内に案内板を設置するため、文面作成の文献調査が目的でした。
カウンターで職員が来客の対応をしていたので、職員に会釈をして文献を探していました。

お客さんは、名取市の方で宮城県内の町名標示柱・辻標等の調査をしている方で、しばたの郷土館で
情報収集をしているところでした。
郷土館の職員が管理人を紹介しようとしているところに、管理人がいたのでびっくりです。
管理人のパソコンには標示柱のリストや文面、写真がファイルされているので、後日、送付する
ことにしました。

管理人は、しばた歴史観光ガイドの会のメンバーです。柴田町内をガイドする際、話のネタにと思い
全21か所を制覇しています。
船岡地区の4か所を紹介。
【本町】

柴田町役場の北西の角にあります。
【内小路】

白鳥神社の鳥居のそばにあります。
【寺前】

県道50号線沿い、蓮華寺、船岡公民館の近くにあります。
【横町】

横町から内小路に向かう道のそばにあります。

この標示柱は平成元年度から毎年度2~3基、平成10年度まで21基設置されています。
柴田町では昭和50年代に町名変更がじっしされ、丁目となっていて、昔の小字が無くなっています。
この小字毎に由緒ある地名保存標示柱の設置が実施されていましたが、平成11年度から設置予定の
標示柱の文面の筆耕完了していましたが、中止されました。
町の方針が変更になったのかな?
町長の交代も関係あるのかな?

設置済の標示柱
本町、内小路、広小路、横町、新町、原町、二本杉、館ノ内、弓矢ヶ崎、神山前、太子堂、中曽根、中道、
別当地、牛堂、袋町、二渡、戸ノ入、寺前、川原、新小路