このところ、安倍さんは、もう再選は想定されないので、新しい日本のリーダー選びの前哨戦がはじまった。内閣支持率の低下、政党支持率の現状維持が常態化する局面へと空気は転じた。ロシア外交で歴史的な成果を期待していたむきも、ほぼ無理筋だと判明した。外交的には、在日米軍の地位協定の改訂も無理筋となった。「民主党」アレルギーのバネガなくなり、無理筋の安倍おろしが挫折したので、ここで、誰からともなく、「もういいいんじゃない」という感じで、安倍政権の求心力は周辺から消えてきた。かといって、石破人気が高まったわけでもない。自公政権という組み合わせも、嫌気がさしてきたようにみえる。こうなると、無党派中間層は、野党の野合による反対勢力に対しても、「好きにしたら」と突き放しているから、来年の参議院選挙での幕引きは、案外に、保守内部の求心力の低下からの自失現象から生じることになるだろう。外交において、十分に長期政権という猶予を貰いながら、無得点・無失点では、観客は面白くない。内政面でも、「歴史的な画期のない無印の状態」で可もなく不可もない。だらりとしうた長期政権への「飽き」へと空気は転じた。こうなると、対策も、任期とりも、なんの効果もないままに、支持率の自然減が続く。怖いのは、この状態である。ここに加え、経済循環の波動が自然的に下降線をたどりはじめていることだ。安倍政権とは無関係に自律運動をしてきた経済循環が、リーマンショックからの脱出の成功、牽引力であった中国経済の上限の事象の顕在化、さらに、矮小性を露呈した西欧世界・・・、期待される東南アジア経済の底にある軟弱地盤のなかで、日本だけが巧みにリスク分散してきたが、否定的な事象が気になる。特に、日立のイギリス原発という無理なシナリオの破綻を合図に、しばらくの後退戦、下方転換への意識拡大へと転じてきたと思われる。
日本の労働組合の「連合」系の労組が、南京大虐殺記念館と関係している。日本人のための踏み絵である。 goo.gl/i5CwgU
— 中村哲夫 (@shinjyugaku) 2018年12月17日 - 08:52
多数は「無言」、少数派は「有言」 blog.goo.ne.jp/toyama0811/e/f…
— 中村哲夫 (@shinjyugaku) 2018年12月17日 - 08:52