データからみると、高岡のCKサンエツさん、魚津・滑川のスギノマシンさん、製造業としては伸び盛りだ。あとは、製薬企業である。同じ製造業でも、互いに他社と競合しない薬品を生産し、すみ分けている。それと中小企業の枠を超えて、大企業にならないので、待遇、勤務条件は、悪くない。富山県薬業連合会の加盟企業なら、間違いはない。HPを探訪し、これらの企業を調べられたら良いでしょう。他方、伝統的に有名な企業は、成長の限界が来ている。理由は、千乗の国を治めるのが精いっぱいなのに、万乗の国を治める経営者にその力量がないということだ。富山県庁も素晴らしいが、石井知事時代のあとの保証はない。それなら富山市役所は、どうか?これは、富山の中核都市として、可能性がまだまだある。YKKさんのファスニング市場は、飽和状態なのと、製品単価が安い「付属品」なので、S字カーブの頂点にあり、伸びしろは少ない。企業年齢としては、退化が始まる。富山に定住、他府県へ転任、海外へ何十年というのを嫌うなら、製薬産業とその連関の朝日印刷さんが、お勧めできる。