東京湾の漁師 東京湾海人の日記

青混ぜ海苔の達人のブログです。

糸状体カキガラの種付け

2020年01月08日 22時23分08秒 | Weblog



年明けから 思っていたのですが この作業をしなければなりませんと

6日の仕事始めの日は 大貫まで 糸状体を 買いに行ったのです。
私が選別して 糸状体を作ってもらったのが もう 20年も前のことでしょう。

糸状体は 夏場に海苔が生きてゆく姿なのです。
貝殻の真珠層と石灰層の間で 秋まで 生きてゆきます。
秋になると この 糸状体から 胞子が出て 海苔になるのです。

トロ箱(今では プラスチック)に 海水を張り 牡蠣ガラを並べて 糸状体を ミキサーで 細かく切って海水で 薄めて トロ箱に 撒きます。

こうして 寒い時期に 始めますので 3ヶ月ほどかけて 見えてくるようになります。

海苔養殖は 冬には 海苔を養殖するのですが 夏には 糸状体牡蠣ガラを 養殖します。

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