トシコロのありのままの暮らし


  世田谷カフェとの交信の必要性で、登録しました。それ以外の皆さんもよろしくお願いします。

改めて、ライ予防法を見る

2016-01-15 10:05:08 | 日記


  その案を作った厚生省の高級役人の「世間で、ジロジロ患者たちが見られてかわいそうだから」はどう見ても情緒的なもの。他の障碍者関係ではあり得ないし、仮にあってもつづきませんよ。情緒的に扱われたら、障碍者関係が猛反発して。

  厚生役人の発想も福祉的ではなかったし、元患者たちの反応も鈍かったのは何なのか。

  これ以上は書きませんが、ふと思ったので、ブログにまとめたわけです。

改めて、ライ予防法を見る

2016-01-15 10:05:08 | 日記


  その案を作った厚生省の高級役人の「世間で、ジロジロ患者たちが見られてかわいそうだから」はどう見ても情緒的なもの。他の障碍者関係ではあり得ないし、仮にあってもつづきませんよ。情緒的に扱われたら、障碍者関係が猛反発して。

  厚生役人の発想も福祉的ではなかったし、元患者たちの反応も鈍かったのは何なのか。

  これ以上は書きませんが、ふと思ったので、ブログにまとめたわけです。

「日本のハンセン氏病」に因んで・身体障碍者の場合

2016-01-14 17:25:12 | 日記



  いくら日本人でも、身体障碍者の場合はそのような事はない。

  自分の障碍を情緒的に見たら、そのリハビリも、対策や介護措置も、生き方や生活も出てこないため、身障者自身も、その親や学校の先生たちもそのようには子供の時から見ないわけだ。僕自身もそうだった。障碍をドライに見ていた。

  自分がそうなら、元患者に出会っても情緒的に対応する事はない代わりに、元患者たちの情緒的な昔の差別の話を聞いても判らないわけである。僕も元患者たちの話がさっぱり判らなかった。辛うじて、外出の意識があった伊藤まつさんと付き合えたまで。

  僕も、元患者たちとは非常に遠い存在だったと思うわけです。

医者の旧友にあてたもの

2016-01-11 13:46:03 | 日記
失礼します。あの通り、ハンセン氏病はプロミンですでに治る病気です。世界のほとんどでは、軽度身障者として暮らしていますね。でも、日本では隔離法案撤廃が大変遅れたし、今でも世間では偏見なるものが深くある。その「偏見」なるものについては、昔の僕は全然判りませんでした。最近、日本人特有の情緒性に根ざすものであり、情緒的な差別感情を抱く日本人健全者と元患者たちの間の問題であるらしい事が僕にも判りつつあります。情緒的な事だから、差別する・されるの両当事者には判りますが、それ以外の人たちには非常に判り難いと。恐らく、外国の元患者を日本の療養所に連れてきても、日本人元患者の受けた話を聞いても判らないでしょう。
 昔、僕は、ハンセン氏病療養所の自治会の人たちが語った事も、ボランティアやサポーターたちがハンセン氏病差別について非常に悩んでいた事も、僕にはさっぱり判りませんでした。僕は、「介護程度が重いから、脳性まひ問題の方が深刻ではないか」と正直、思っていたものです。やっと、今になり、ハンセン氏病問題の片鱗が見えつつあります。