トシコロのありのままの暮らし


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s園の医療面・その1

2016-03-04 11:22:10 | 日記
   S園では、医療面でもおかしなことがいくつかあった。これから3回シリーズで書いていきたい。今回は僕がその医療面のおかしさに気が付き始めた事を書きます。

  1977年。9月初めの東京はまだ暑い。晴れれば、日中は30度を超える。炎天下である。

  そのような日に僕は訪問した。午後1時ごろから「日光浴」。皆、帽子はかぶっていたが、30分もすると、園生たちは端から気分が悪くなり、倒れていった。一緒に日光浴をして、主に背中を太陽に向けた僕は、背中の上部から首のあたりまでが非常に熱くなり、肩から背筋にかけての部分に痛みが走った。ナースが観たが、よく判らなかった。後年思うと、熱で血液が非常に濃くなり、背筋付近で血液が凝固して、血流が流れなくなり、炎症も起き、痛くなったと。

  ヨーロッパやロシアなどの高緯度地帯では、夏の日光浴は体に良い。でも、熱帯並みに暑い日本の夏では、特に昼間は日光浴は誰でも禁物である。体が弱い例が多い、脳性まひ関係は尚更だと。脳の中に炎症が起きれば、それこそ、大変な事に脳性まひの人たちはなるのである。例えば、全身硬直状態になるとか。夏の日光浴は特に脳性まひの人たちにとっては危険である。何故、そこの医者やナースたちはその事が判らないのだろうか。

  以上から、僕はS園の医学面に疑問を持ち始めた。もっと深い問題もあった。次回以降、書こう。