2005年9月20日(火)はモントリオールへ移動します。
チェックアウトしてバスと地下鉄で駅へ。
有名なカナダVIA鉄道でモントリオールまで移動します。
東京のMさんと同行することに。
飛行機の様に指定されたゲートから列車に乗り込みます。
9:30定刻に出発、約5時間の旅です。
4人席で隣にはトリニダードトバコからの女性が。
何でも28年前にトロントに住んでおり今回は友達を訪ねてモントリオールへ行くそうです。
セントローレンス川沿いに列車は東へと進みますが紅葉には少し早いようです。
話しながらの旅で時間も短く感じました。
カナダ第2の都市モントリオールのあるケベック州は18世紀イギリスとの戦いに敗れるまでフランスが支配していました。
そのため住民の大多数がフランス人です。
公用語もこの州だけはフランス語でフランスの文化が色濃く残っています。
もちろん標識なども全てフランス語に変わります。
モントリオール駅は地下にあり方向がさっぱり分らずし迷ってしまいます。
やっと今夜の宿ユースホステルへの道に出ますが今度はものすごい突風で前に進めません。
重いカバンを引いてやっと到着。
モーテルを改修したバス、トイレつきの小奇麗なユースで、本来は男女別々になりますが一部プライベートルームもあります。
若者が多いですが年配の方も結構泊まっているので安心します。
情報センターへ紅葉の名所ロレンシャン高原のモン・トランブランへの行き方を調べに行く。
町の中心街には大型のショッピングモールやフランス風のセンスのいい店が並んでいます。
これらは地下街で結ばれており厳冬の時期でも快適に買い物が出来るようになっているのですね。
夕食はユースのキッチンを利用して持参した米をレンジで炊いてカレーライスを食べる。
若い人が思い思いの料理を作り、食べながら懇談をしている。こ
9月21日(水)は世界遺産の町ケベックへ。
11:00にユースをチェックアウトしてバスで駅へ。
日本人ツアー客も同じ列車に乗るようです。
列車に乗り込むと指定された位置の席がありません。
とうとう二人離れて座ることに。
私はアメリカ人の老夫婦とカナダ人の女性と一緒になります。
皆さん話好きで色々と話しかけてくれるので電子辞書を片手に会話の勉強になります。
何でも1946年には沖縄に居たそうで私が1945年生まれと言うと笑っておられた。
結構何回も旅行されているようです。
約3時間の旅もアッと言う間でした。
ケベックの駅からユースまで地図を見ながら歩きますが、これが大誤算でユースまでとんでもない山登りとなってしまいます。
途中のレストランからはバッグを押しながら坂道を登る我々をニコニコしながら見ています。
地図では坂までは分らない!
本当に疲れました。
夕食はキッチンでご飯を炊きハヤシライスとカレーでユースではおおっぴらにビールは飲めないので水筒に入れて・・・。
ここも日本の若者が多く泊まっていました。
結構ワーキングホリデーにも来ているようです。
夕食後散歩へ。
ケベックはユネスコの世界遺産歴史都市に指定された北米唯一の城塞都市でもともとフランス人がこの地に砦を築いた時から始まります。
その後戦争で敗れイギリスの支配となりますが約9割がフランス人でありその文化と伝統は守り抜かれています。
町の象徴であるフェアモント・ル・シャトー・フロントナックホテルへ。
セントローレンス川を見下ろす高台に大きくそびえフランスの古城を模して造られている姿は実に美しいです。
そろそろ暗くなりだしライトアップされてくっきりと浮かび上がっています。
ホテルの前の小道では画家たちが自分の絵を売っていました。
旅の模様は右カテゴリー「2020ブログで蘇るカナダ・アメリカの旅」でご覧ください。
「タマちゃんの海外旅行記」もご覧ください。
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