3月21日(土)マラケシュ最終日は旧市街観光と夜はファンタジアショーへ行きます。
ホテルで今夜のファンタジアショーの予約をして、王宮などがある旧市街の史跡地区へ。
タクシーでマラケシュで最も美しい門の一つとされるアグノウ門へ。
スルタンが宮殿に行くために使った門と言われ死刑になった罪人の首をさらす場所でもあったとか・・・。
ここからメディナの中へ入り進んでいくと美しいアル・マンスールモスクが見えてきます。
その横の狭い通路を入りサアード朝の墳墓群へ。
16~17世紀にかけてサアード朝代々のスルタンやその家族達が葬られている大墳墓群です。
中でも黄金王アフメド・アル・マンスールの墓はモザイクタイルや大理石で美しく装飾されています。
ここは周囲が壁で囲まれているため1917年に初めて空から発見されたそうです。
スペインのアルハンブラ宮殿を模して造られたバイヤ宮殿へ。
今も国王が時々宿泊されるというこの宮殿は、広い庭に囲まれ中庭や石の回廊の周囲には4人のお妃や女たちが住んでいた部屋があり美しい彫刻や装飾が施されています。
再びフナ広場へ。
ヘビ使いがコブラを操っているがさすがに気持ちが悪いです。
今日もメディナの中にあるスークへ行くが昨日とは違う道を進んでいくうちにとうとう道に迷ってしまいました。
同じ道から抜け出せないでいると小学生ぐらいの男の子が案内してくれるというのでついていく。
結構回り道をして目的地まで連れて行ってくましたが結局最後にはお金を要求・・・20DHと言われたが5DH渡す。
どうも子供たちもグループでお金稼ぎをしているようです。
マラケシュ最後の夜はファンタジアショーです。
夜8時ホテルでピックアップしてもらいマラケシュ郊外へ。
民族衣装で迎えてくれます。
ファンタジアとはモロッコ各地に伝わるお祭りで武器を持った騎馬兵たちが歴史上の戦いを再現するショーです。
ディナー付でアクロバットショーや民族舞踊も楽しめる。
ディナーのテーブルで一緒になったのはイギリス人の親子、イギリスでは明日が母の日で親孝行の旅だそうです。
お母さんはロンドン郊外で娘さんはスペインのバルセロナに住んでいるとのこと。
なぜバルセロナに?と聞くとイギリスは太陽が少ないからと言っていました。
気さくなお二人で我々もリラックスすることができました。
食事はモロッコ料理でその合間に民族衣装をまとった人たちの踊がまわってきます。
最後は野外に出ていよいよメーンイベントのショーです。
馬の曲乗りやベリーダンスそして騎馬兵士による迫力ある戦闘シーンは見ごたえがありました。
今日はとてもいい天気で昨夜でなくて本当に良かった。
ホテルへ帰ったのはもう12時過ぎでした。
明日はフェズへ移動します。
旅の模様は右カテゴリー「2009モロッコ・スペイン・ポルトガル・フランスの旅」でご覧ください。
「タマちゃんの海外旅行記」もご覧ください。