鎌ちゃんの一日一考

写真と俳句(短歌)に取り組んでいます。
どちらも修行の身ですので、宜しくご指導お願いいたします。

年の瀬、和泉式部

2009-12-18 07:35:17 | 写真短歌・写真俳句

恋に生き逝きしをみなや実南天

京都府の京丹波町の府道444号線沿いに、

和泉式部終焉の地という標を見かけました。

和泉式部の晩年は、不詳のようなのですが・・・。

「実南天」は秋の季語ですが、ご覧の通りなので敢えて・・・・。

 

 投稿短歌有難うございました。

      狂ほしき人を癒せる泉には
          今も絶えざる紅葉葉の敷く    よしさん

 

新しき前掛け地蔵の年の暮れ

前掲の標に隣接して、西岸寺というお寺がありました。

そこにおわしますお地蔵様です。

 投稿句有難うございました。

        働き手 煤逃の右向け右へ   青萄さん

 

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楽子さんのこちらのブログで開催しています。

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 リンク→鎌ちゃんの写真短歌かまちゃんの思い出写真集 、鎌ちゃんの写真日記



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28 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます! (仁瑚)
2009-12-18 07:55:38
>新しき前掛け地蔵の年の暮れ
お地蔵様も前掛けを新調してもらえて
嬉しそうです!
年の暮れ、嫌ですね(><;)
最近はお正月も嬉しくありません(笑)
でも、こういう光景を見ると
気持ちがしゃんとしてきます!
おはようございます。  (流星 )
2009-12-18 08:34:11
>恋に生き逝きしをみなや実南天  鎌ちゃん

真っ赤な実南天が恋の火のようです。
和泉式部さんは人目を奪う美貌だったとか。
きっと恋多い人生だったのでしょうね♪

>新しき前掛け地蔵の年の暮れ   鎌ちゃん

おお!
お地蔵様も、もう新年を迎える準備万端なのですね。
平和な暮の風物詩。癒されますわ
Unknown (ぼたん)
2009-12-18 09:03:40
おはようございます、
和泉式部さん・・・そういえば、紫式部さんの
方ばかりが脚光を浴びますが・・和泉さんも
いらっしゃったのですよね。
今度本屋さんへ行った時に、探してみよう~~
Unknown (れいん)
2009-12-18 09:16:16
恋に生き逝きしをみなや実南天 ・・
実南天がピタリと収まり恋に生きた
女人の生き様に想像が膨らみます。
雪の結晶のプレート素敵です~
和泉式部 (獅子)
2009-12-18 09:19:03
>恋に生き逝きしをみなや実南天
>新しき前掛け地蔵の年の暮れ

「五月待つ 花橘の 香をかげば 昔の人の  袖の香ぞする」
「あらざらむ この世のほかの 思ひ出に
 いまひとたびの あふこともがな」

和泉式部の歌を知らなかったので探しました。
平安時代の人が「昔の人の袖の香ぞする」と詠んでいることに感銘しました。人は恋多き故に子々孫々繋いで今がある。鎌ちゃん様多情仏心を忘れずに恋多く参りましょう、及ばずながらお供つかまつる。(^_^;)?
和泉式部 (楽子)
2009-12-18 09:41:12
終焉の地、というと、
また風情がありますね~

お句も格調高くて、素晴らしいです~

お地蔵さんも、前掛けを新しくしてもらったようで、
気持ちよく新年をお迎えに
なることでしょう!

Unknown (愛媛子)
2009-12-18 10:13:07
此処が和泉式部の終焉の地ですか、
晩年は娘に先立たれ不幸せのようでしたね。
赤い色 (ポージィ)
2009-12-18 10:45:17
恋の歌で有名な和泉式部さん。
没年等不詳ということですが、ここが終焉の地?
お墓ではないのですね… どんな晩年を送られたのでしょう。
どこかはかなく寂しい思いが胸をついてきます。
南天の実が、彼女を見守っているように感じられます。

お地蔵様。こちらも鮮やかな赤が目を射りますね。
新年を迎える前の新しい装い。現在進行形の
人の篤い信仰心と優しさが温もりを感じさせますね。
Unknown (遊子)
2009-12-18 11:40:58
恋に生き逝きしをみなや実南天   鎌ちゃん

実南天が決まってます。
恋に生き逝きしをみなや・・・<いいな、こんな風に詠ってもらえるなんて、あやかりたい、でも、とても無理。

新しき前掛け地蔵の年の暮れ  鎌ちゃん

いいな、こうやって新年を迎える気持ち。
当地は、クリスマスだけだもんね。

>私の12月8日の作品も同じスチュエーションの写真でした
<あっ、同じ発想でしたね。真似したのかな?(笑)      
何時も色々ありがとう。
恋の歌! (とし坊)
2009-12-18 12:20:32
鎌ちゃん、こんにちは!

>恋に生き逝きしをみなや実南天

和泉式部の終焉の地が「京丹波町」ですか?
いささか疑わしきところがありますが、
再婚後に丹波地方に居られた、ということ
でしょうか。
実南天が抒情タップリです。

お地蔵さんの周辺は綺麗に清掃されていて
満足気な表情をされています。
新年を迎えれば、また表情が変わるんでしょうか!

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