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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

カイゼンだべマリオネット「リトルミイ」13 (人形の改良)

2019-05-13 | 何よりの楽しみ
 試作品1号「リトルミイ」の不十分な部分を改良して2号を作る。頭部の内部は空洞にして重さを減じたが外観は扁平では無く丸みを帯びた形にした事により重さの減少は少なかったはずで、それでも手に持った感じは「軽くなった!」と伝わってくる。

 顔面はホウの板でマスク風に装着しなかったから目の取り付けに一工夫が必要だった。毛髪の塗装は少しだけ丁寧さと慣れが入り良くなったものの、毛糸で髪を作るところまでは出来なかった。制作期日は一週間しかないのだ。

 胴体は洋梨形から逆三角形風に変更し前後の肉付けも行わずスリム化を図る。手は肘関節を入れ動きの自然さと容易さを両立させた。脚は試作品と同じだが手と同じくやや大きくして重さを増やす。関節の接続はゴム管から綾織り紐にした。これで弾性により追従する事が減る。首は綾織り紐でなく灯芯の中央に園芸ロープを差し入れ強度と適度な硬さを求めた。
 頭部と胴体の接続に綾織紐を使わなかったのは荷重が大きい部分だからで、結果的には園芸ロープが固すぎたかも、の感。
 二作目のパーツ      頭部は丸くなり自然な形に近づいた

 ドレスは二作目なので無駄がなく早く出来た。しかし手の部分を大きくしたことで多少は袖口を大きくしたものの通らず、糸目を切り袖に手を通してから手縫いで閉じた。一作目のドレスは蝶ネクタイだが二作目はネクタイにする。フェルトを使って楽をした。
 ドレスの後ろ閉じするための縫い取りも小さい針を使うので老眼の身には辛い作業だ。子どもの頃、母が繕い物をする時に糸通しを頼まれた事を思い出した。思い返せば靴下の補修は既に自分で行っていたのだった。それが今に役に立っている。
         胴にパーツを接合、ドレスも完成      ドレスを着せ後ろ閉じし完成した


浮き上げ水槽に収めた

2019-05-13 | 何よりの楽しみ
 タナゴが産卵期を迎えた。オスの婚姻色は「美しい」の一言に尽きるがメスが産卵管を伸ばしている姿は帯を垂らしている風にも想えしどけない。

 アカムシの冷凍キューブを給餌して浮き上がって採餌している状態で産卵管の有無を観るのだけれど伸ばしているのは数匹だけだった。それでもすでに産卵をした可能性があるから池の産卵管理籠で管理していた貝を浮き上げ水槽に上げた。
 
 池の中には新たに追加したドブガイが産卵管理籠に入っている。これから8月くらいまで3週間交代で池と浮き上げ水槽を移動させ稚魚の発生を待つ。
 池の砂泥には回収できなかった貝3個が潜んでいる可能性があるのだけれど不明は不明として経過を見る。幸いに産卵されて稚魚の放出があったとしても稚魚専用エリアを池の中に設えたから喰われる機会は減るはずだろうと見ている。今季こそ稚魚を得たい。

 池、魚溜りの貝を掘り取る際、水を濁らしてしまったがなかなか澄んでくれない。夕刻には多少は澄んだ感じがするが朝には水底が見えなくなる。フイールドの泥水池から種水を運び加えたけれど効果がない。朝の濁りはドジョウのせいかと思いつつ沈下性の餌を与えても泥鰌の姿を見出せずにいる。泥鰌は底土を耕してくれる存在でもあり、貝の幼生の寄生主にもなると思っているから新たに加えねばと思う。
 写真、下側の水槽は「珪藻」の培養槽である。近頃は茶藻だけでなく緑藻が入ってきたから再度やり直しが必要になった。