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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

林接した水辺の創出 1 (下拵え)

2019-05-10 | 水辺環境の保全
 長らく暖めていた森に隣接した水辺の設えに入った。森と言うよりヤナギの林に隣接した、言わば林接した水域を創り出すのである。理由は幾つかあげられるけれど端的には「林内を生息域にしているトンボ御用達」である。水辺が広がればトンボだけでなく水域をよすがにする生物層も増えるだろう。

 この水域は毎分20リットル程度の送水に頼り切っている脆い環境だけに湛水量は多くしておきたい思惑もあるのだ。先日、除伐を兼ね護岸用の材を伐り出してきた。この日は大まかな水域を丸太で囲い、内側と外周を刈り払っておく。これで土堀りと畦の積み上げが容易になる。それに落ち葉などの植物質が表面にあると土塊が密着せず漏水の原因になってしまいかねない。

 丸太を並べ水域の範囲を決める。約7m×7mなので現在の水路の分まで含めると50平方メートル、おおよそ15坪ほどになるだろう。まだオニヤンマは現れないもののカワトンボ2種が流路で飛翔している。
 先日の伐採と曳き出しで腰痛が出てきたので、池の掘り上げと畦への胴突き作業や叩き作業に影響が出るのは必至で、当初のもくろみは10日間を見込んでいたけれど2週間を超えるかもしれない。無理して腰痛を悪化させると水源地の「谷止め工」に差支えてしまう。
 令和のご祝儀相場できつい作業が目白押しだ。これもささやかな祝いの気持ちのつもり・・・。

           水域とする現場    ➡     丸太を置き周囲を刈り払い           

出来ちゃわないマリオネット「リトルミイ」12 (五体不満足) 

2019-05-10 | 何よりの楽しみ
 何とか完成したと思いつつ試し操作をした。あーあ、問題赤裸々山積状態だった。子ども相手の玩具であるから動かしている限りに於いて見物し楽しむ立場では問題は無い。しかしながら動きを想定しそこそこの新機軸?も加えた力作としては想定した動きの水準に達していない。これでは爺我自賛出来ないではないか…。爺我自賛こそ高齢者の生きがいであり生き様であると言って良く、こういう事に生真面目でなく非真面目に寄り添わねば楽しみは半減してミイの幸せホルモンが出なくなる。

 不具合の理由と個所は明確過ぎて、主観的に評すれば「目標達成していない見掛け倒し」なのである。
 1:頭部内部のくり抜きを行わなかったため桐材でも重すぎる。重量配分が不適正。
 2:関節にゴム管使用の結果、反力が生じ連結部が追従し不要な動きをもたらしてくる。
 3:肩関節周辺の形状から腕の前方向への可動範囲が制約される。
 4:よって操作盤腕水平操作機能が働きにくく改良の必要がある。
 5:操作木での経験はゼロだが操作盤形式はより豊かな動きをもたらしそうだ。

 まあ、操作盤仕様に一定の満足があった事が終活、いいえ収穫と言えば収穫か・・・。さて、この弱点解消のために修理するか新たな制作をするか考えた末、試作品は残したいので2号さんを急遽作る事に決定した。小生のオリジナル玩具は実物はおろかスケッチさえ存在しないので同じ物を作るのは苦労してしまうのが通例でも今回は試作品が手元にある。