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トロルお爺の”Satoyaman”林住記

生物生産緑地にて里山栗栄太が記す尻まくりワールド戯作帳

林接した水辺の創出 2 (再度の用材調達)

2019-05-12 | 今日は真面目に
 手始めの用材調達で賄えると思っていたが不足だった。掛り木となって苦労したから気乗りはしなかったものの用材が無ければ構造が軟弱化してしまう。補修にかかる手間が惜しいので最初に十分な強度を備えておかないと次が無い。

 とりあえず2本を選択して伐採にはいる。最初の用材より多少は径が大きいのだが周囲に立ち木が少ない場所なので掛り木とならず済むだろうと見込んだ。ヒサカキを直撃した最初の伐倒木、ヒサカキを折って着地するかと思ったものの掛かってしまった。掛られた木を倒す事で地面に落とす事も可能なのだが、これも「やってはいけない危険な行為」のベストなのだ。

 安全策として掛っている手前で切断しようとしたが斜面より先にあって手を伸ばしてもギリギリの場所だ。手掛かりもなく足元は下に落ちている場所では重大事故につながる条件たっぷりである。片手ではチェーンソーの上刃で作業できないから下刃で切断しようとしたら案の定、切断部が下側に窪んで挟まれてしまった。
 こうなると厄介極まりない。手鋸で切断しようにもチェーンソーが邪魔をする。手前で切ろうにもチェーンソーは使えない。
 結局、チェーンソーを上下にしごきながら時間をかけて抜きとった。痛い右手を伸ばしての上下運動は辛抱辛抱「修行じゃー!」の思いだ。苦労した甲斐があって適材が準備できた。前回用意した丸太と合わせれば恐らく足りるだろう。

 掛かった ➡   挟まれた       二本目は完璧

今日のとんぼ「いやーんもう、忍坊、トンボ」

2019-05-12 | 小父のお隣さん
 駐車場に大きなトンボがいた。翅は茶色でゆったりと開閉していた。カワトンボ科に間違いはないだろうがその先で頓挫するのは日常茶飯事である。フイールドに多く見られるのはアサヒナカワトンボなのだがオスには透明の翅と茶の翅があるとか。もちろん小生的には別種に見えてしまうのだがこの個体もアサヒナカワトンボとは思えなかった。

 カワトンボの名前も入り乱れていたのを鑑定整理されて現在の分類になったと教えて頂いたものの、ネット情報で仔細を読んでもチンプンカンプンであった。理解したのは「アサヒナカワトンボとニホンカワトンボの判定は難しい」の下りで、これでは小生に分かるはずもない。

 この個体、普段見るアサヒナカワトンボより大きく見えるし「ニホンカワトンボ」と思っていたけれど結果はお約束通り迷宮であった。まあ、鑑定しようとする姿勢が誤りであって、泥浚いしておれば良いと言う事なのだろう。
 つらつら思案してみてもアイドルグループの違いやメンバーさえ分からないお味噌ではトンボの名前を理解する事などどだい無理無体と言うものだ。来るトンボは拒まず、去るトンボは追わず、なんちゃって・・・。
 小生的にはトンボやカエルの定着繁殖は環境創出と保全状態を確認する指標でしかない。学問的な事を考えるほど頭頂部の輝きが増すだけで、それより羽化したトンボの煌めきが好きだ。

 駐車場にいたトンボ。アサヒナカワトンボより大きい         こっちはアサヒナカワトンボと思う
※ 後日、写真鑑定をしてもらった。左の個体は「ミヤマカワトンボ」だった。