は・な・し・の・種

話の種のつきるまで・・・

落ち葉

2007-12-15 | 暮らし

赤や黄色のもみじ葉は あらかた終わって
コナラやクヌギや 名前も知らない 樺色の葉が
西日を受けて 金色にかがやいて ハッとするほど美しくて*
午後からは風が少し出て カサカサと降る落ち葉の中を帰った


植物は その根付いた場所を自分で動く事が出来ず 永遠に耐えている
そして秋になれば 自分の力で葉柄の根元に壁を作り 葉を落とす準備をする
神は その葉に 美しい装いを与え  あの絢爛たる美しさは
先を競って 地に帰るのを急ぐ・・・・・いさぎよさ
全山を燃え立たせ 決して 老残ではない
今は 死 と言う物が  
若い人のように観念的な物ではなく
具体的に 自分の中に成長し 感動している
生き生きとした死が 近づいている
5ミリでもいいから のぼりながら死にたい
今まで描かなかったものを 感動に震えながら 描きたい
↑  89歳 日本画家 堀文子**
わくわくとして 言葉があふれ出てくるようで 尽きない感じだった (日曜美術館で)


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